音声通話には魅力の楽天モバイル …… データ通信には不向きも、十分な価格競争力。

ケータイWatchの記事である。問題点も書かれているCNETの記事も合わせて載せておく。CNETの記事はまだ優しい方だろう。現実はこのプランで大量の顧客が乗ってくると、都市部では楽天モバイルの回線網はすぐにパンクすると考えられる。これは、一昨日書いたが自社でもっている周波数帯が今のところ実質で1つしかないからだ。

もし、それを軽減するならかなり多くの小規模アクセスポイントを設置して、1アクセスポイント辺りの負荷を減らすしか無いが、その準備には相当な時間がかかる。だからこその無制限だけど、他社回線では2GB/月を超えると128Kbps制限が掛かるわけだ。実質、開始当初は2GB/月と見た方がよい。例え東京圏でもだ。また、今後の改善も低めの周波数をいくつか取るまでは結構苦しむだろう。

それで、データ通信が十分という人には魅力的なサービスである。

<美味しいのは音声通話か?>

尚、楽天モバイルの発表を見る限り、これの強みは自社回線で無制限の通信容量(テザリングを含む)よりも、音声通話無制限とショートメッセージサービス(SMS)を2980円で組み入れていることだろう。企業などで音声着信が多い営業のような仕事では、Rakuten Link使う必要があるもののこの値段は魅力的になる可能性がある。(企業でもメッセージアプリを使う職場は増えているが、顧客との連絡は電話を使うことも多い)

また、国際通話もRakuten Linkとの組み合わせでオプション980円で使い放題というのも結構ポイントが高いと言える。気になるのは、アプリ通信の場合はデータ通信になるので128Kbps規制が掛かった時に途切れず使えるのかどうかぐらいだろうか?

このように考えると、音声通話では魅力が大きいと言える。


具体的にどういうユーザーに向くのかというのを考えると、

「通話が多い環境や決まったWi-Fi環境のある屋内環境などで使うことが多く、時々外で使うという場合。」

となる。
通話用の携帯をこれに変更して、通信用を別に持つという手もあるかもしれない。
後は、今後このサービスが持続的に行えるかどうかだろう。契約者が相当数獲得できれば、継続できるだろうが……回線期待が強すぎると、1年2年で見限るユーザーも多いだろうから、難しいところだ。楽天がこれからやるのは、他のキャリア各社が20年~30年掛けてやって来たことである。そのため、最低限の整備が終わるのには、あと2年か3年、もしくはもっと掛かると考えられる。

例え、SpaceMobileを使っても、他のキャリアには勝てず、MVNOの時の方がよかったという話も必ず出てくるだろう。
よって、ある程度そういう部分を計算して賢く使う必要があるだろう。


尚、この料金だと乗り換えはそこそこあると思われる。特に、今MNOの1GBや2GBのプランで満足している多くの顧客は、移ろうかなと思う可能性が高い。他のキャリアも今後さらに対抗策を求められるのは確実だろう。
まあ、とにかく第四の移動体通信オペレータとしてE-Mobileのようにどこかに喰われること無く、成長してくれることを願っている。






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