イタリアや韓国などで新型ウイルス感染が拡大-欧州株大幅安...... SARS-CoV-2型に伴う指標が本格的に出る前でこれだけど……

ブルームバーグの記事である。米国でもダウが1000ドル以上下げており、なかなかの破壊力である。
日本では既に政府に対する期待はゼロに近づいているほど、このウィルスに対して有効な手立ては打たれないと予想される。


結局、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の検疫失敗が影響して、病院が足りず市中感染が起きていても、入院する病床がないからのようだ。だから、検査も殆ど「しない」選択肢をとっているわけだ。特に関東広域圏ではそれが如実に発生していると見られるようだ。それなのに、企業活動の逓減やイベントの禁止(2週間止めるだけで追加感染者をかなり減らせるはず)はしない辺り、crazy(クレイジー)である。

まあ、潜在的な感染者が幾らいても、検査せずカウントされなければ、日本の相対的な感染者は増えないので、大丈夫ということなのだろう。
この病気の本当の姿を見て見ぬフリしている専門家が政権には多いのだろう。我々は、感染しないように頑張るしかないが、見えないウィルス相手では無力なシーンは多い。


<中国以外で増加し始めた感染者と、治りが悪い病気>

予想通りと言えばそうなのだが、欧州はイタリアで感染者が急増し、韓国でも激増し始めている。
一方これまで増え続けてきた
シンガポール(入院中:37/治療済み退院:53/死者:0/総患者数:90)では感染拡大を一定の水準で抑え込んでおり、
韓国(803/22/8/833)、
イタリア(220/7/2/229)、
日本(136/23/1/160+DP:687/1/3/691)が患者数で追い抜く形になった。

ちなみに、ぶっちぎりの中国は23日分で累計77150人ほどの感染者(治癒含む)で2495人の死者、24734人の治癒患者となっている。更に疑いは3434、635531件の追跡と97481人の観察が継続中となっている。24日0時(23日24時)時点では49921人が入院中でうち9430件(18.89%)が重症である。治癒率は32.06%に達したがやはり治る速度が遅いのが見て取れる。


この病気の怖い点は、この治りの悪さと、クルーズ船がそうであったように、同じ場所で一緒に感染者と長く接していると発症リスクが上がることのようだ。
だから、他の国では潜在感染者をむしろ積極的にあぶり出してでも、隔離しており、感染者が出た地域は広範で消毒が行われるが、日本は真逆に感染者を家で自己治療させるように対応を促している。そこが、crazyと言える部分でもある。

3月の最初までに日に1000人とか増えなければ良いが……。今感染している人の多くは本格的な肺炎になるまでには5日~10日かかるはずなので……それ以上は言わないことにしよう。言霊が怖い。


<世界影響の最初のステージ>

イタリアでの感染拡大などもあって、世界でもこのウィルス問題がリスクとして見られ始めたようだ。まあ、米国の方は選挙の影響もあるようだが、その影響で金融市場は大きく世界的に下げ基調である。

尚、中国では一足先に企業の再開を模索しているがこれは、一種の賭けでありこれが失敗すれば世界を巻き込んで失速。成功すれば、何とか持ち直すという状況にある。何としても後者でなければいけないが、企業活動を完全に止めた場合はこの再開のタイミングを計るのが簡単ではないのが見て取れる。しかしまあ、初動が悪かったとは言え、新型の病気に対して頑張っているとは思う。日本とかWHOとか、世界を見ていると結局のところ、他の国ならこれ以上の態度が取れるとは言い難いからだ。まあ、取れたとしても米国なら取れるぐらいだろうか?

今下がっている金融市場だが、実態の経済指標に影響が出てくるのは、3月からである。2月指標は3月に出てくる訳で、2月ほぼ完全に止まっていた中国への輸出や中国からの輸入に関連する企業は、全て3月の数字で見えてくるからだ。そのため、これはまだ最初(序の口)である。そして、3月に入って中国企業や他の国の感染拡大が止まっていれば、きっと4月の金融市場は徐々に改善するだろうと考えられる。もし、止まらなければ4月以降は大幅に落ちるだろう。


詳しくは後述するが日本はちょっとやっていることがまるで神頼みのような意味分からない対応なので(病院受診者の増加を恐れて、実態の感染者を調べる気がないから広がりが見えない)、分からないが、他の国に関しては、そこまで悪い状況にはならないと私は踏んでいる。4月や5月がよほど寒くなければ、住宅の換気などもし易くなるため、液滴感染はしにくくなるからだ。オーストラリアなど南半球の冬が心配ではあるが、そのぐらいである。

但し、今年の夏が暑いと今度は屋内に籠もってエアコンを使う人が増えるので、それまでに感染者を押さえ込めなければ、今年は1年を通じて暗くなることも予想される。近年日本で夏に冬に掛かりやすい病が流行ることがあるのは、そういうところ(夏は暑すぎて窓を開けなくなること)もあるのだろうと、今になって気が付いた。


<大事なのは4月だが……日本だけは時の運>

どちらにしても、長期的に良くなるか悪くなるかの影響が分かってくるのは3月~4月以降だろう。だから、そこまではネガティブになるのは仕方が無いが、いつかは改善するだろう。後は底がどこまで深いかの問題だ。4月頃はその目処になると思われる。そこで、他にも大きく広がっているなら……企業破綻などにも備える必要が出てくるからだ。
だから、4月が肝になると予想される。

但し、日本に関しては現状で4月でその辺りが分かるかも分からないほど、何も分からない状態にある。本気でこの病気と向き合っているとは言えない状態が続いており、多分今日の「基本」方針も期待通りには行かないだろうと予想されるからだ。

別に自宅療養でも良いが、自宅療養のための指針もこれまで出しておらず、且つ病気の検査も可能な限りの人に行わない国は、世界でも日本ぐらいだろう。

普通は検査ぐらいは徹底して、総患者数は出す。

クラスター感染(群団感染)とか横文字を使うのが大好きな国だが、早く捕捉して感染者の動きを止めないと全体に蔓延するとかそういう発想がない辺りピンボケというより、大歩危である。一体何を考えて専門家は動いているのかが分からない。言っていることは感染拡大を止めるのだと言っているが、やっていることは感染が広がっていくのを見て見ぬ振りして、病院のためと言っているのだから……病院のためなら、必要な検査を可能な限りして、患者を自宅でも病院でも良いからそこに止めることである。

心配になって複数の病院を受診してやっと検査して貰えてその時やっと感染発覚では、結果的にその人がもしも感染者なら、受診した病院全ての医師や看護師が何人も倒れる事だって有り得るし、そもそも同じ人が3人の医師に掛かるとなると、トータルで3倍医師に負担を掛けることになる。そんなことも計算できない専門家が政府の対策チームだとしたら、こいつら現場を知らないとかそういう話の前に、疫学ばかりに囚われて、常識的な効率が分かっていないのだ。そりゃあ、大学や病院経営なども苦しくなるだろうし、財団が税を食いつぶすだろう。

利益を出すための発想や、人の運用を結果的に楽になるようにする効率という当たり前の発想が目の前の恐怖に駆られて麻痺しているとしか言いようがない。情けない専門家達である。


まあ、投資家にしてもビジネスマンにしてももう既に政府を信用などしていないだろうが、報道現場以外の国民は今でも至って冷静である。しかし、専門家はこれから1~2週間が正念場と言って不安を煽ろうとする。嫌、殆どの民衆はダイヤモンドプリンセス号を見る限り、中国や韓国、イタリアの感染者を見てちゃんと検査すれば、もう1週間や2週間後には凄い数の肺炎患者が出てもおかしくないと薄々感づいているはずだ。

しかし、果たしてそれが皆入院させて貰えるのか?そもそも検査してこのSARS-CoV-2型によるCOVID-19感染症と認定されるのか?無理だろうなと思っている人の方が多く、それが結果的に感染者や偽感染者に対する差別に繋がることも今後はより深刻な問題になるだろう。


この国の不味いところは病気の対応にも見えるが、現実は病気とは別(上が誰もの責任を取りたがらないから、先が不透明)の不安が強いことが全ての根底にある。それが、顕在化しているのが今だろう。これは、例えこの病が思った程広がらなくても、結果的に禍根として残る可能性もある。

だから、4月を過ぎて状態が決して悪くなくてもこの国は必ずしもそれで、安心安全とは限らない。一時期、悲観しても楽観にすぐに転じることも出来ないような状況を国が選んでいるのだから……。







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