中国では新型コロナウイルスに抗マラリア薬クロロキンが有効と発表 …… 日本はHIV-1ウィルス治療薬を臨床へ。

ブルームバーグと時事通信社の記事である。やったーと喜んだ人もいるのかな?これが事実でこれを大量に使うなら、予後の副作用対策で苦しみそうだ。


この、クロロキンは現在、国際社会の多くで利用されていない薬である。
理由はクロロキン網膜症という視野狭窄の病気が出てくることが多いからだ。しかも、一度発症すると、薬を止めてもある程度進行する病であり、遅滞性もあるとされている。まあ、長期投与すれば重症化するというのも事実のようだが……

果たして、これを使うのと、病気を自力で治すのどっちが果たして中長期的な利益になるのか……。中国という国は本当にこういうときに、また世界にとって厄介な別の議題を引っ張り出してくれる。止められないなら止められないでも良いが、これが効くからこれをみんなで使おうぜ、今のところ副作用ないしぃ……ってのは、お前ら初動ミスっといて、よくもまあ言えるよなという話だ。(日本も既に人の事は言えないけど)


ちなみに、HIVの薬はタイで改善したという話もあるが、一部のニュースでは芳しくないケースがあるようだ。やはり、重傷者は合併症などを持っていることが多いため、効きが悪いとか、副作用で余計に重篤化するケースなどもあるのかもしれない。今回のケースも問題はないとしているが、WHOが認めるかというと、難しいだろう。3~5年ぐらい経過を見て大丈夫と判断されればその限りではないが……。絶対にこれを使わないと助からない場合や、死ぬよりマシぐらいじゃないと、ちょっと使えない薬であるとも言える。


<日本ではAIDS/HIV-1治療薬が臨床治験に>

日本では、今後AIDS(HIV-1)用の治療薬を臨床治験として試すようだ。
ただ、タイで効果を確認したという情報があったが、その後の論文などの情報は今だ上がっていないようだ。一部不確定な情報で海外のニュースでちょっと見た程度でリンクは示せないが、タイの方法では効かない患者が相当数いるという話もあった。それらが事実なのかもこれで分かってくるかも知れない。

この病気で難しいのは、このウィルス(SARS-CoV-2型)感染で重症化するのは、生活習慣病や、免疫不全の病気、他の風邪や何らかの合併症を併発している人、及び喫煙者(肺胞の能力が低下している人)や高齢者であると示されている点だろう。即ち、悪化する人の多くは、元々他にも薬を飲んでいたりするわけで、それらとの飲み合わせや、他の病気の治療なども同時に必要なケースが多いと思われる。

すると、有効な薬だったとしても、実はもう一つの風邪などが症状の改善を阻害しているというケースも有り得るし、逆にもう一つの病気がその薬で改善し、実はCOVID-19という病名にはなっているが、そちらはただ少量検査で検出されただけで、実は別の病気だったという事も有り得るには有り得る。

こういう病気の治療には、これまでの患者の既往歴が正確にあるかどうかなども影響する訳だ。そういう点では、日本は国民皆保険があることで比較的他の国より皆が病院に頻繁に行っているという点もあり、こういう正確なデータが集まりやすいという利点があるだろう。

治験で効果が出ればすぐに分かるはずだ。逆に言えば、効果がなければまたすぐに分かるだろう。
出来れば、クロロキンは不要だと言うぐらいの効果が出て欲しいところだ。






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