Android 7.1.2までがセキュリティ保守対象から外れる……今後追加セキュリティ更新がなければAndroid 7.x Nougatシリーズは全てAOSP保守終了へ。

11月1日付けでAndroidのセキュリティアップデート概要が発表された。今回のアップデートには7.1.1と1.2の存在が確認できなかった。

8月の更新を最後に先にアップデートから消えた7.0 Nougatを追うようにこの2つのNougatも消えることになりそうだ。12月と来年の3月迄続くかなとも思ったが、11月からは新規アプリケーション開発(既存は対象ではないが、新規にアプリをGoogle Play登録する場合はAPI Level 26の8.0 Oreo以上への対応が必要になる)から、7.xが抜けるためそれに合わせたのだろう。

まあ、一月後の12月に更新がなければ、7系の保守は2020年を超えることはないだろう。

ちなみに、Compatibility Test Suite(CTS)は2019年8月13日に一斉更新されているが、これはAndroid 10との整合対応だと思われる。
当初予定では、この前後10日間ぐらいでAndroid 10を投入するつもりだったのだろうが、バグなどの対策に時間を要した可能性が高い。

そのお陰もあってか、iOS13がてんてこ舞いしている中で、Android 10(不具合のある製品はOTAが遅れるという理由もあるが)では、それほど多くの不具合はないようだ。Android 5.0 Lollipopの反省がまだ生きているのだろう。

AOSP2019.PNG

<保守フェーズは凡そ3年で確定>

Androidのバージョン保守は2年連続およそ3年に収まっている。
即ち、新版が出てから2年のサイクルを今後も維持するのはもう確定だろう。

逆に言えば、セキュリティ保守がそこまでOTAで提供されるかは、キャリアやスマホを開発しているメーカー次第だが、2年間メジャー更新が行われると仮定するなら5年ほどは、問題なく使える可能性があるということだ。

ただ、Googleのスマホでさえも、基本的に3年+αを過ぎるとセキュリティアップデートが提供されないことがあるので、そこが課題かも知れない。(ちなみに、キャリアスマホの場合は、よほど深刻なバグでもあれば、3年以降でもセキュリティアップデートで保守しているようだ)

今後、スマホメーカーがこの辺りの保守をもっと着実にしてくれるようになれば、iPhoneに近い水準で安心して使えるようにもなるかもしれない。

まあ、セキュリティソフトなどを入れていて、アプリもそれほど導入しておらず、Webブラウザーもあまり使わないなら、よほど変なSMS(ショートメッセージ)を踏んだり、メールを開いたりしなければ大丈夫だと思うが……。


<次はAndroid 11>

尚、次は予定通りならAPI Level 30以上に達するAndroid 11が来年の夏から秋に投入されるだろう。元々はAndroid Rとなるはずだったが、10でアルファベットの頭文字を付けた開発コードと製品通称を付ける習慣が終わったので、今後は数字が増えていくだけになる。

これが、βフェーズで投入されるのは、来年の2月~3月だろう。Mobile World congressの後ぐらいに最初のβが投入され、その後Google I/Oまでに実装される技術に関する情報が多く出てくるはずだ。今は、草案の段階である。

果たしてどんなものが、機能として実装されるのか、本格的な形が分かるのは来年になってからだが、楽しみである。




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