リード最大250MB/sのLexar製SDXCカードが入荷、256GBは税込7,980円……1667xって表記は……

AKIBA Watchの記事である。別に何か特別変わった記事ではない。ただ、1667xという表記がSDカードにも未だ使われているんだなというのに少し驚いた。

この倍速表記(x)はSDカードでは利用されない物である。元々は、Comapct Flashの最低速度要件が150KB/sだったことから、その2倍速を2x、4倍速を4xと書いたのが始まりだ。
ちなみに、SDメモリーカードは、SDIF/SDIO(SD Association-SD Memory Card規格 1.01)の標準仕様として、ホストの要件がNormal Speed(NS)で最小12.5MB/sで設計されている。実際の速度はSDカードの種類によるが、遅くても当時の8MBのメディアでCompact Flashの2倍以上はあったはずだ。だから、未だUHS-II(Ultra High Speed-II /SD4.0)のプロ向けカメラや映像機器向けとはいえこの表記があるのは面白い。

因み、UHS-IIの速度モードは2つあり、1つは、UHS-II-FD156(156MB/s)、
もう一つはUHS-II-HD312(312MB/s)である。

このメディアは、UHS-II-HD312対応の記録装置や読み出し装置で250MB/sを実現するということだ。

尚、UHSバスインターフェースクラスはIIIまである。

最大UHS-III-FD624(624MB/s)まで存在するが、この速度に準じたメディアを私自身は肉眼で見たことはない。まあ、読取り250MB/sでも珍しい部類なので、IIIそのものがまだ必要とされていないということかもしれない。何せ、60MB/sでも映像ビットレートに換算すると、480Mbpsである。90MB/sになれば、720Mbpsにも達する。この速度以上を求めるコンテンツは現状では殆どないだろうから、規格としてはUHSの先にSD Express(SDEX-I/SD7.0、985MB/s)まで存在するがこれに対応したハードが出るのはまだ先の話になるかもしれない。


本当なら、インテルとマイクロンの3D XPointのようなシリコンストレージで、このサイズかつ100万回~1000万回クラスの書き換え寿命があり、且つ安価に製造できれば、Blu-ray Discの置き換えによるバックアップなどにも普及するのだろうが……容量が増えるにつれて、速度が落ちてくるのMLC→TLC→QLCと速度も落ちていくのでUHS-IIIに行くのも難しい状況にある。(ちなみに、最近の大容量SDカードはTLCが使われており、UHS-I止まりが多いが、UHS-IIだとMLCになるかもしれない。)






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