出でよ!Wi-Fi 7(IEEE802.11be)……Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)は今月辺り策定かな?

間もなくWi-Fi 6がDraft 4.2(D4.2)を過ぎて正式発行される見込みだ。今月の審議(今週か来週に行われるはず)で成立すると思うのだが、もしここで成立しなければ、来年になるかもしれない。既に、Draft 1.0~3.0の仕様で製品がいくつか出ているが、正式に発行されれば来年にはさらに商品が大量に出てくるだろう。


そんな中で、既に次の無線に関するタスクグループが準備に入っている。それが、IEEE802.11be(Wi-Fi 7)と呼ばれる規格だ。
10Gbpsを遙かに超える平均スループットを目標にしている規格だ。但し、これ2.4GHz帯域でも5GHz帯域でもない。
6GHzの周波数対を使うため、日本で使われるようになるかはまだ分からない。電波法で現在この周波数帯には別の割当が行われているためだ。

もし策定されれば、60GHz帯のWiGigよりも利用される可能性は高く、axの2.4GHz、5GHz帯域とセットで使われるようになるかも知れないが、家庭や企業でこれほどの帯域を何に使うのかと言われると、今のところオーバースペックになるかもしれない。axもよほど沢山のワイヤレスデバイスを同時に使わないなら、その帯域幅は使い切れないからだ。むしろ、ネットワークの向こう側にあるサーバーの帯域性能が制限されているため、そこがボトルネックになるケースの方が多い。

スピードテストのようなベンチマークでは800Mbps(100MB/s)ぐらい出ても、実際にデータをネットからダウンロードすると10MB/s(80Mbps)も出ない事など良くあることだ。

Wi-Fi7.png

それでも、買い換えないといけないときは来る。例えば、IEEE802.11axではWPA3が標準サポートされる。もちろん、acでもこれから出てくるAPはサポートするようになるだろうが、こういうセキュリティ機能のアップデートやAPに対する脆弱性対策は、ハードを定期的に入れ替えないと保証されない場合もある。そこが、買替えの動機になっていくだろう。

これまで高速化で選ばれていた無線通信も、テレビの4K/8Kと同じように、消費者が使うにはオーバースペックになり、消極的買替えへと購入動機が落ちてきたことを意味する。

スマートフォンもそうだが、新しい産業が生まれない状況は、商品の購買意欲を徐々に押し下げ始めていることがよく分かるが、ここで停滞したらもっと売れなくなるからこそ、続けざる終えないという苦肉な状況も見て取れる。

出来るなら、Wi-Fi 7が登場するまでにその帯域を活かせるようなビジネスで且つ、消費者が欲しがる製品が出てくれば良いが、私自身ハードウェアで新規に欲しい物はないことを考えると、策定が完了するであろうあと3年~6年の間では、難しいのかもしれないが、IEEE802.11n頃まで日本のルータ、APメーカーがやっていたような多機能ルータの開発などを進めれば、今機能縮小へと進むaxやbeへの買替えも進むかも知れない。









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