Intel、次世代省電力コア「Tremont」でシングルスレッド性能を改善……一気に高性能化したAtom系コアはLakefieldの期待に繋がる!

PC Watchの記事である。IntelがTremontのプロセッサー概要を発表したようだ。



<性能は前世代よりシングルスレッドで3割向上?>

性能は3割向上ということだが、変更点をみると

Goldmont Plusでも倍に増えたセカンドキャッシュ容量が4MB(4コア時/1コア1024KB)から4.5MB(4コア時/1コア時1.5MB~)になり、
命令でコードが3 out-of-orderから、6 out-of-orderへと変更になっている。
実行ポートは10となり、確か7ポートだった前モデルよりさらに増えている。
また、パッケージは4コア設計となる。(2コアの場合は2コア止めるということ)


シングルルスレッドで3割というのは妥当な数字だろう。そして、4コアマルチスレッドだともう少し性能が伸びるかも知れない。
面白い点は、AVXそのものには対応していないと思われるが、AVX-512の追加定義にあったGFNI(Galois Field New Instructions/旧名称Vector Galois Field Arithmetic instructions/有限体演算のこと)がサポートされている点だろう。元々これはavx-512GFNIと呼ばれていたので、単体実装されるのは興味深い。

サーバーや組込製品、カー製品での利用も想定していることと、LakefieldでIce Lake(第10世代Core-i使われるプロセッサ)と統合した製品も出すことも予定されているので、これが役立つ用途が結構あるとみているのだろう。

これで、安くAtom x7-9000シリーズでも出したら、ちょっとベンチ目的に衝動買いするかも知れない。まあ、2世代前(1.5世代前)に相当するAtom x7-Z8000シリーズは、eMMCオンリー(eMMC4.51/HS-200まで)だったのもあり、ワンテンポ遅く感じることも多かったが、Goldmont PlusのSATA SSDモデルのCeleronでは4コアならかなり改善された。そこから3割性能が上がれば、モバイルに使うなら十分に利用価値があるだろう。

尚、これはあくまでCPUだけのアーキテクチャの説明であり、GPUについての説明はないが、10nmなのでGen11か11.5の8EU~16EU(多くて20~24EUかな)になると思われる。


これで、またLakefieldの期待値が上がった。後は、クロック周波数がどの程度で稼働し、電力パフォーマンスがどこまで良いものになるか、楽しみである。

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