TOKYO FM、i-dio事業から撤退……数度目の失敗に陥ったVHF-Low放送。

AV Watchの記事である。V-Low帯やVHF帯でのデジタル放送はデジタルラジオ、NOTTVに次いで3つ目になる。まあ、i-dioについては完全に終了すると決まったわけではないが、この放送幹事局は事実上TOKYO FMであり、それと同時に地域放送もTOKYO FMの子会社が行っているはずだ。止めると事実上数年以内には全地域での放送が終わるだろう。

<IP放送局の増加とアナログとの差別化失敗>

ラジオ放送及び省帯域放送は、ワンセグ以外で成功している放送が生まれなかったのには、インターネットによる放送が増えたことが理由に挙げられる。
また、地上波などのテレビ放送でさえも、1人当たりの視聴時間が減少する中で、固定放送時代の終焉も影響しているのだろう。

それだけではない。デジタルラジオやこの手の省帯域放送は、放送の内容に対して他との差別化が薄いという問題もあった。複数のテレビラジオチャンネル時代や5.1ch音声などを売りにするはずが、多チャンネルにするほど有力なコンテンツはなく、5.1chを大量に流させるほど、版権を買う金もない。その上、機材も売れないときては、スポンサーも付かない。

それが現状だろう。

そもそも、テレビ放送でさえも、災害時に本放送とサブ放送を枝番放送のSDで2ch-3ch放送出来るとしていたテレビだが、今回の台風19号でもそれを活用した放送局は無かった。スポンサーや録画需要、さらには視聴率調査機器の関係を考えるとどんなに、元々売りだった技術だったとしても、使えないものへと変わってしまう。使わなければ意味はないし、使えないならアナログと変わらない。そんな宝の持ち腐れ放送を最も成功したデジタル放送であるテレビ放送でしている以上、他の放送が成功することはない。

そういうことだろう。


今後この帯域を何に使うのかを決める必要がある。出来れば、放送では無く、双方向に使える通信に使って欲しいものだ。
商用で常用する帯域では無く、災害時のみに利用できる低速帯域通信(安否確認などをネットで行う仕組みなど)に使うなら、十分使えそうだ。







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