最盛期を維持する台風19号……予想より強いまま北上中。

東海より東にお住まいの方々は、既に対策を始めておられるだろか?台風19号対策を……。
この台風は、ここ10年で接近してきた台風では、災厄(最悪)の台風となるかもしれない。今年来た他の台風と同じような目で見ない方がよいだろう。もう2ランクぐらい上に見た方が良い。

以下は、気象庁の台風予想進路である。

当初の予想では、本日6~9時時点では925hPaに気圧が上がるはずだったが、この台風は9時の実況でも915hPaを維持している。
そのため、太平洋高気圧が成長し、昨日より進路が少し西寄りへと変わった。9時現在では小笠原諸島父島の南南西約490kmの海上にある。

この後もこの台風は勢力を維持したまま、本日の21時には父島の南西約390kmに向かうが、この段階でも915hPaを維持する見込みだ。
当初は、ここで925~930hPaぐらいの予定だった。

この気圧は、11日09時(明日9時)でやっと925hPaまで上がり、少しだけ勢力が落ちる。そして、翌日(12日)の9時には940hPaで潮岬の南南東約220kmに達する。その時の暴風半径は推定 300kmあるので、和歌山県の南部全域と、和歌山県の南部が暴風域に入ると予想される。

今の予想の通りなら、この状態で、北東方向へと進路を変えて、940~945hPaぐらいを維持して、駿河湾の南から伊豆半島付近に上陸すると思われる。その間、沿岸部が暴風域に入り続けることになり、関東に接近するほど本土に接近してくるため、内陸でも被害が広がる恐れがある。
即ち、15号とほぼ同じ中心勢力を維持して、その一方で大型(15号の2倍以上の強風圏内の大きさ)となる。速度は15号より段違いに早くなっていると思うが、台風の東側は大きな被害を受ける恐れがある。

だから、今回は台風の準備をしっかりしておくことが大事である。

<対策は必須>

東日本に旅行を予定している場合は、この3連休は延期か中止をした方がよいだろう。(ちなみに、影響を受ける地域からの疎開旅行はやっても良いかも知れないが、旅行前に被害が大きくならないように、屋外のものを片付ける、帰ってきた時に長期停電などが起きる可能性に備えておく等しておく必要があるだろう。

ちなみに、千葉の被害をみて思ったが関東は、屋根にしろ躯体にしろ風に弱い構造に見える。
具体的に、

・庇<ひさし>が薄い。
・地震対策のため、瓦屋根は軽いセメント屋根が多い。
・雨戸や暴雨、防災シャッターがない家が多く、その割に窓面積が広い。
・横より縦に高い家も多い。

これらは、実は強風に弱かったり、飛来物によって壊れやすい。
そのため、場所によっては予め、避難所などに避難しておくことも必要かも知れない。


強い台風接近時にすべき対策は以下の通りである。

・雨戸やシャッターを閉めて、室内などから行える固定ロック錠を必ず行う。(ロックのないものの場合は、外側からガムテープなどで固定すると良い。
→これをやることで、飛来物によってガラスが割れるいったことが減る。尚、風速50m/sを超えるとロックしなければ雨戸が外れて飛ぶことがあるので注意。

・全ての窓ガラスを閉めて、鍵を掛ける。複数鍵がある場合はその全てを確実に閉めること。
→雨戸と同じ理由である。

・台風接近中は全てのカーテンを閉めて、窓中央には寄らない。外を見るときには、窓隅から覗き込むようにみる。
→飛来物がガラスにあたって割れると最悪、失明など大けがをする恐れがある。

・屋外のベランダ、庭などにある物干し竿などは、全て地面に転がしておく。その際に、ビニール紐などで束ねて、ベランダなら転がらない隅に置く

・屋外にある植木鉢、如雨露、子供のオモチャなどは、屋内などに仕舞うか、壁や建物などの影に密集して置いておく。如雨露の場合は予め水を満タンまで入れておくと、飛ばされにくい。(それでも飛ぶことはあるので、出来れば屋内など風の当たらない場所に仕舞う)

・夜間に台風が接近すると思われる場合は、土砂災害警戒区域でなければ、一階で寝ること。そして、窓際に居るのは避けること。警戒区域では土砂災害の方が怖いのでその限りではない。

・台風接近中に車は運転しないこと。風がもろに当たる場所の場合は、必要に応じて車を、立体駐車場など風が避けられる場所に避難させるか、平面駐車場でも、ぽつんと一台だけで置くような状況にはしないこと。(右や左に他の車があるだけで、風に煽られて横転するリスクが下がります)

・台風接近中に外出しないこと。外出がどうしても必要な場合は、メガネサングラスなどを掛けて目を保護するか、帽子やカッパなどで顔の前側を保護出来るものを装着し、長袖、長ズボンを着用し、傘は絶対にささないこと。これは飛来物などで怪我をするリスクがあるからである。


<停電対策>

・懐中電灯やろうそくを目に見える場所に置いておくこと。

・カップ麺、食パン、水(家の水道水を綺麗なペットボトルなどに入れた物でも良い)をしっかり備えておく。

・長時間停電する可能性があるなら、ペットボトル数本に水を入れて冷凍庫で凍らしておく。保冷剤を冷凍庫で冷やす。(保冷剤がない場合で乳幼児がいるなら、紙オムツを水を吸わせたものを、冷凍庫で凍らせると保冷剤と同じものになる。)

・防災ラジオ(携帯ラジオ)や携帯テレビ(ワンセグ機器)など災害情報が入手できる機器を手元に用意しておく。スマホは使えなくなることもあるので、スマホがあれば大丈夫と思ってはいけない。尚、テレビやラジオ機能付きスマホを使う場合でも、LTEや3G接続がないと使えない機種もあるので注意。使える機種でも、スマホの電池は商用回線が止まると恐ろしい速さで消費されるので、電波オフモード(機内モード)や省電力モードの使い方を先に確認しておくこと。

・オール電化住宅は、卓上カセットガスコンロを備えておくこと。カセットボンベは2から3本あると良い。


<台風通過後-停電が長引く場合>

・冷蔵冷凍の商品から先に食事に使うか、濃い口の味付けで調理し、常温保管する方法を取るのが妥当。

・マンションの場合は、水道がまだ出る間に、お風呂に綺麗な水をいっぱいに溜めておく、可能であれば水道水をポリタンクなどに溜めておけば、水道が止まっても暫く持つかもしれない。

・消費しきれない冷凍庫の食材を保冷剤と共に保冷バッグやクーラーボックスなどに移すこと。(12~24時間位内に必ず行うこと)

・保冷バッグの場合は、仕舞った後に毛布などでくるむと冷気は逃げにくい。要は、冬の寒い日に寝る時に自分が暖かく眠れるような、冬用布団に包めば、冷えた状態を保つことが出来る。

・保冷バッグなどがない場合は、消費するとき以外は冷蔵庫や冷凍庫を開けないこと。テレビ局や新聞社が来ても、冷蔵庫の中身を見せたりしてはいけない。見せてくれと言うのもおかしい。


<周辺で大きな被害が発生した場合>


・最接近中に強風暴風域内では、屋外で被害カ所の補修はしないこと。

・災害後周辺の家も含めて被害が大きい場合は、地区またはその周辺の住民と協力して、炊き出しなどをすると良い。どうせ電気なども通らないケースが多いので、いっそ近隣で助け合って持ち寄って処分した方が、皆で早く対処出来ることも多い。

・また、複数で屋根被害などがある場合は、近隣数世帯まとめて(費用は別としても、一緒に申し入れる形で)修復作業をしてくれる業者を探すと、業者も別々に移動してやるより、一カ所でまとめた方が短時間で行えるため、見つかりやすい場合がある。

・自治体にブルーシートや土嚢配布などのサービス支援がないか確認すること。

・尚、被害カ所を完全修復する場合は、写真などに状況を残して置くこと。(後で、見舞金や災害保険などによる穴埋めが可能な場合もありますので、しっかり被害状況をこれでもかと残して置くこと)


<やってはいけないこと>

・台風接近中に意味も無く外出すること。

・台風接近中に車の中で安全を確保した気になること。
→テレビ局が最近よくやっていますけど、あれは巨大台風の場合は危険。車自体が横転したり、飛来物によって潰される恐れもる。

・怪我の危険があることが分かっている行動全般。
→怪我をして救急車を呼んでも救急車がそこまでたどり着けるとは限らない。木や電柱、看板などが道路上に倒れているかも知れないからだ。だから、怪我に繋がるような行動は避けないと行けない。もちろん、仕事上どうしても、やらないといけないことはあるかも知れないので、それに関しては、上長などと相談して、危険な中でも可能な限りの安全をマージンして置くことを心がけて欲しい。


尚、日本では米国のように非常事態宣言が先に出て、避難所が早期に開かれることもない場所は多い。
夜間などに強風域や暴風域に入る場合は、もし豪雨や大風で危険な状況になっても、逃げられない。逃げる場所がないなんてこともあるので、もし避難などを考えているなら、自治体に早めに避難所が開くかどうか確認しておくと良いかも知れない。夜間避難はかなり覚悟が必要になるので、夕方までにその判断をした方がよい。(今回は3連休中なので、必要なら明日までに確認すべきだろう)





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