デスクトップ向けIce Lakeの出荷は絶望的……厳しいが、今はまだ良い方。2年後が心配。

ASCIIの記事であるが、Ice Lakeのデスクトップ投入が絶望的という情報が出てきたようだ。

https://ascii.jp/elem/000/001/873/1873186/

そうなると、この情報が正しくなる。いやもしかするとこのAVX-512が癌というパターンもあるのかもしれない。まあ、後者は事実としてそういう現実があっても、決して表には出て来ないだろう。

ただ、これが原因で例えばGPUとの兼ね合いなどで留まっているなら、EP/EX系のCore XやXeonは来年予定通りに出荷出来ると思われるので、パフォーマンスレンジが伸びなくてもまあ、影響はそれほど大きくないだろう。

パフォーマンスレンジだけAMDに移ったところで知れている。
これが分かるのは来年になってからである。


<モバイル向けが先行しているのだけがやはり救い>

喫緊では、モバイル向けが先行しているのは運が良いと言える。
今やデスクトップでも省エネルギーのモバイル向けが使われることもあるため、それ故に例えSkylake世代と同等程度の性能であっても、GPUを高性能化したものがモバイルに投入できるなら、とりあえず市場を大きく奪われることはないからだ。

運が良いことに、AMDはモバイル向けがまだ弱い上に、Rynze 3000世代の名称でZen+を出してしまったことで、デスクトップ向けのRyzen 3000とノート向けではコアの種別が違うにも関わらず、消費者からは同じ世代に見えるため、Intelはそこで商売がし易いという利点が働く。

即ち、すぐにシェアを落とすような状況にはならないと考えられる。ただ、Ice Lakeの出荷数量が少ないと、Broadwellのように一瞬で次の世代に変わり終わる可能性もあるので、凄く沢山売れるようにはならず、一部のハイエンドで終わるという流れも有り得るだろう。


AMDにとって今はチャンスなのだが、AMDも歯がゆいだろう。ファブレス故にAMDは昔のように全ラインを一気に展開することも出来ない。そこが、Intelが生き残れる理由であり、AMDの痛いところである。

ただ、これからもそれが続くなら……AMDはゆっくり準備しても良い。


<すぐに影響は無くても……10nmに長く居座ると設計の問題になり状況は深刻化する>

Intelのプロセッサーだけが、何故ここまで10nm(他社でいう7nm)で停滞するのかは不明だ。当初は立ち上がりの悪さだと思われていたが、他社が既に追いついてきているのに、これはそうじゃないのは既に見え見えだからだ。

この状況を見る限り、Intelのプロセッサにしかない何らかの機能が影響していると見た方が良いだろう。じゃなければ、他のメーカーで製造しても、クロックが上がらないという話が出てくるはずだ。

Intel側のx86設計における誤算が、Broadwellの14nmで軽微に始まり、Skylakeで騙しを掛けて突破したと思っていたら、10nmで破綻したと見た方が自然だ。

果たして、10nm+でかろうじて動く程度になりその後7nmで全体を一気に置き換えていくのか、それとも10++まで頑張って2年3年とまたずるずるやるのか?ASCIIの情報が正しいなら、この辺りが今後の焦点になるかもしれない。

もし後者ならAMDがZen3を投入する頃に、Intelは10nm++を量産していることになる。それに陥った時には、設計ミス説が市場でも取り沙汰されるようになるだろう。それは、本格的に終わりの始まりになる。

これを、10nmで解消しようとして世代を重ねるなら、それは7nmも同じ問題の修繕に時間が必要と言うことをある意味で証明する。逆に、7nmを再来年までに確実に出してくれば、7nmは問題がないか解消したことを意味している。今のIntelの現状で言えるのは、実は10nm+のComet Lake待ちでよい話ではないということだ。

実質、その先に7nmが予定通りに出せるのかどうかであり、それが難しいと話に出てくれば、いよいよ厳しくなるだろう。もし、設計の問題であっても、例えIPCを低下させ、命令セットを減らしてでも、7nmを遅らせたりしてはいけない。

まだ、2年ある今ならそれも出来る変更だ。それをやらずに、解消を目指して遅らせたら、同じx86のAMDも、そしてスマホから虎視眈々とPC市場を見ているARMも流石に待ってはくれないだろう。







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