アップルが発表した10万円超のモニタースタンド……それでも売れる。

CNETがAppleのモニタースタンドについて否定的なコメントのまとめを掲載している。まあ、Apple製品が出てくるとよくあることだ。実際に、私もMacProのあのデザインと価格は無理だと書いたが、だからといって世間で売れないかというと、Appleが期待する層には売れるだろう。大成功になるかは分からないが、性能などは評価出来るからだ。

https://japan.cnet.com/article/35137998/

<嫌いな人は嫌悪しても、高くても買う人は買う>

3万円台ぐらいで型落ちを買うような、Androidを使う人間から見れば、iPhoneが割賦無しで一括購入すると5万~10万越える製品なんて、よく買うなと思う。だが、日本ではそれが売れている。保守が長いことなどを理由にしても、実は2年メジャーアップ+1年セキュリティ保守で5万のAndroid端末を3年に1度買い換えるのと、iPhone X世代を10万円で買うのなら、前者の方がユニット単価は安いかもしれない。

ただ、その短期間で買い換えるというサイクルやデザイン、操作性などを考えると、iPhoneの方がよいから、日本ではiPhoneが売れる、それだけのことだ。

Appleの凄いところは、その一貫性(製品のデザインや発想をある程度一つに束ねて進化させていくこと)が一部の熱狂的なファン、マカーを育てている。そして、マカーはITスペシャリストとは限らない。むしろ、スペシャリストではない人の方が、最近はmacを選ぶケースもある。

だから、それでも売れるなんてことも最近は多いのである。


<沢山売れなくても利益が出ればよい>

そして、何より大事なのは、iPhoneのように沢山売れることがAppleの幸せというわけではない。沢山売れると確かにAppleは喜ぶだろうが、iPhoneがそうであるように、息切れしたときに業績下押し圧力が大きくなる。
そのため、沢山売れる事より、予定台数前後が売れて、利益が期待通りに出れば、大成功である。

まあ、この1年ぐらいのiPhoneの業績予想ぐらいでAppleがこの製品を見込んでいるなら、言うほど悪い売上げにはならないだろう。

但し、高級製品は市場の景況感や賃金の増加幅、失業率の状況によって結構売れ行きが左右される。売れないなら、景況感の影響が出ているのかも知れない。


<売れる価格の調査だったら米国民は笑えない>

実は、もう一つ適正価格に関する政治的なものが絡んでいないかどうかも、考えるべきかも知れない。

米国ではトランプ政権が保護主義関税政策をしているので、中国での製造が多いAppleの製品は今後値上がりする可能性が高い。その部分の影響を試すために、こういう製品を出した可能性も否定は出来ない。

この場合は、ちょっと米国の人々はAppleを揶揄できないだろう。自分達が蒔いた種である。

今は、政治的な問題もこの手の製品の将来価格に影響する可能性がある。だから、米国に限らず日本でも笑えない話である。





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック