酒瓶割れ、温泉供給ストップ=風評被害懸念も-新潟・山形地震……風評より畏縮の方が……。

今回の地震は死者が出なかったことが不幸中の幸いだったが、それでも道路や鉄道、住宅などの被害は受けているようだ。地震にしろ雨にしろ被災すると、命があっても、そこからの復興が結構重い。被災者の方は、これから大変なこともあるだろうが、くじけないで欲しいと思う。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061900752&g=soc


時事通信社の記事である。
最近、災害の度に、マスコミが風評という言葉を使ってきたので、世間にも悪い意味で定着してしまった感がある。しかし、これ言葉の意味としてずっと、おかしいと思ってきた。

私は個人的に、災害直後に風評が心配というのは、お店の人はそんなつもりはないのだろうが、今記事として出すべきではないと思っている。はっきり言えば、災害が起きた直後の場所に行くのは、お店にとっては確かに死活問題なのだと思うが、そこに向かったときにもし、より大きな災害が起きたら風評だと言っていた人が、見舞金を出してくれるわけでもないからだ。

しかも、再開予定も今日のことではない店で、その言葉を聞き出してはダメだ。

もちろん、これで完全にもう行かないという話になるべきではないが、今後が心配ですぐらいにした方が良い気がする。

<風評の意味>

風評は世間があれやこれやと噂をすることである。そこには事実も含まれることもあるが、風の噂レベルだからなのか、今は嘘が多くなるという意味で使われることが多いようだ。そして、だからこそ後ろに被害がつくのだろう。

ただ、自然災害の場合は嘘を含んだ「風評」で人が来なくなることは希だ。何故なら、信憑性のない噂は、今の時代では短時間しか世間に信用されないからだ。まあ、もちろん、一部のネット記事やSNSでは信憑性の低い情報が拡散することもあるが、それらは、主力記事をいくつか読めばある程度分かることである。それに踊らされる人はそれほど多くない。

日本に限れば、今の世の中で災害時の風評によって、長期的に人が来なくなることは殆ど無い。大抵は風評以外の心理的要因だ。キャンセルなどが出るのは、単純に危険箇所などが残っていて怖いとか、予震が苦手、暫くは注意して下さいと言われると、流石に観光や旅行で行くには落ち着かないといった理由が多いだろう。

そういう場合は、畏縮(いしゅく、怖れて体が小さくなる。心が小さくなって行動を渋ること)しないように求めるのが本来使うべき言葉だろう。以前にも他の災害で風評の違和感を書いたことがあるが、合う言言葉が見つからなかった。しかし、良く考えてみると昔は、風評被害より、畏縮と行っていような気がするなと思い至った。人々がもし喫緊の旅行や消費をキャンセルするとしたら、風評では無く、むしろ実際に大きな地震が起きたあとだからこそ離れているというそれだけのことである。それは、風評より畏縮だ。


<昨日の今日で風評懸念すると、悪い風評を生む>

これは、少し考えれば分かる事だが、昨日災害が起きて、風評が心配なので、大丈夫なんで来て下さいだとどうなるか。行ってみたら、道路の一部が崩れていて、建物の一部で雨漏りしているとか、余震が時々あり、街の人は瓦の瓦礫を処分したりで、ニコニコ観光どころじゃない。ということは有り得る。

実際に、熊本地震はそういう傾向があった。だから、畏縮が余計に広がった。まあ、落ち着いてから行政の観光キャンペーンが功を奏して後にそこそこ盛り返したが……。熊本より九州キャンペーンだったので……みたいなこともあった。

キャンセルされることが風評と決めつけるよりも、そのお客さんを信じてあげることも大事だ。そして完全にではなくとも、その街がある程度、前の程度におもてなし出来る(危険が無い)と思ったときに、改めて来て下さいという姿勢なら、きっと人々は戻ってくるだろう。最近は災害がどこでも多いので、皆キャンセルしたからといって、もう行かないと決めつけている人は少ない。少し時間を置いて次の機会を待っている人も多いのだ。

逆に、風評を早くから心配して、不完全な状態でも呼び寄せてしまうと、そこで予期せぬ何かが起きた時に、今度は風評どころか、災害に巻き込まれる事件になって、暫く人が寄らなくなる可能性もあるのだから。

だから風評懸念より、畏縮というべきであり、それを懸念し始めるのは震災翌日よりも、一週間や二週間して落ち着きが見られた頃にやっとそういう言葉で示した方が印象も良いだろう。

風評の不味い点は、まるで地震や災害が怖いことがいけないことに見え、義務感のようなものが産まれてしまうということだ。
だから、不安に思うことがいけないことのように映る。それで判断を誤る人が出ないとも限らないし、その義務感を早くから煽ると、それが評価を下げることに繋がる。

即ち、被災地にとって望まない風評という言葉が、翻って風評被害に繋がることも有り得るのだ。


自然災害の場合は、どうしても数週間は耐えるしかない。下手に呼び集めて、もっと大きなことが起きたら事だからだ。自分が、被災地に行く立場なら、それは必ず出てくるものだ。その時に、風評なんで……ではなく、もう安全なので、畏縮せずに来て下さいの方が、人々はきっと自然に受け入れられるはずだ。

災害が最近は多い。確かに、風評被害というのは怖いが、災害が多いからこそ、風評なんでといって集めてみたら、また災害が起きたみたいな事態になっては事だ。そのため、風評だというより、畏縮している人の心を解いていく努力に力を注いだ方が良い。これは、客の立場から見ても、お客さんを集める側にとっても、互いに言った言わないという状況にならないための言葉でもある。






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