ウーバーの「空飛ぶタクシー」、メルボルンでも試験飛行へ……本当の21世紀

1970年代から90年代に描かれた近未来21世紀を舞台にしたSF作品では空飛ぶ車やチューブの中を走るリニアエクスプレス、さらには巨大な宇宙ステーションや月面基地などを描くお話があった。

2000年代に育った人だと分からないだろうが、21世紀にはそんな時代が来ることを夢見ていた人は多い。しかし、現実はそうもいかない。映画で言えばBack To The Fueture Ⅱに出てきたホバーボードも、該当広告にあったホログラム広告もまだ実現されていないのだから……。しかし、時だけは経過し、映画上のその年を追い抜いたのだから、技術革新は小説や映画のようにはいかない。

ただ、SFはいつか現実になっていくというのは確かだと、感じる。それを示すのがこのCNNの記事である。
https://www.cnn.co.jp/business/35138393.html


まあ、これもすぐに世界で実現されるものではなく、まずは試験飛行から始まる話だ。もしかすると、今後問題が起きて事故による死者が出ることもあるかも知れないが、自動運転車の技術と同じだ。怖いと思っていても、徐々にそれが確立されていけば、信用する人も増えていく。

後は、悪用されない仕組みを構築することと、安全性をより高めることである。それを怠ってしまえば多くの人が不幸になるかもしれないからだ。小説や映画ではそういう悪い部分や、アイデアとしてはワクワクしても、技術的に克服が難しい問題が多いため、我々がいつ頃にはという予定通りには行かない。

何より、プラスチックの問題がそうであるように、正しいと思って普及させたモノが、実はそうでもなかったなんて事もあり、現実はお話のように優しくはない。


<ドローン版航空タクシーの課題>

ドローンによるタクシーの課題は5つある。

まず1つ目は安全性である。この安全性は事故が起きないこと。起きても、搭乗員や周囲の人間に被害が及ばないように出来るかどうかという点がある。

2つ目は、法整備の問題だ。ドローンは航空法で制限されることが多い。この航空法で安全な運行が出来るものを認めるわけだが、どういう条件で認めるかを法で定める必要がある。甘すぎると、危険な会社が出てくるだろうし、厳しすぎると、参入障壁が高くなりコストが増すため、事業者が参入せず、経済的技術的に遅れを取ることになる。
この部分を定めるのは国や地方条例によっては、その地域の発展にも左右されるほど難しい問題だ。

3つ目は、セキュリティだろう。ドローンは地上操作または自動操縦での運行が基本だ。まあ、パイロットを乗せて飛ばすことも出来なくはないだろうが、いわゆるラジコン(ラジオコントロール/空中電波、無線制御)である。しかも、商用ネットワークやWi-Fiを使うため、セキュリティが重要となる。乗っ取りでもされようものなら、大変なことになる。地上から操縦しているときに、電波をジャックされたり妨害されて操縦不能になりでもしたら大事だ。そういう対策を二重三重に掛ける必要がある。ちなみに、旅客機などではそれらがかなり徹底して行われているため、安全性が高いが、ドローンはこれからのものなので……。

4つ目は、企業側の運航規程だろう。法整備などをしても、企業側は抜け道を探すケースはある。上記したように航空会社だと、これまでの事故経験などから失敗すれば後がないことを知っているが、ウーバーのような新興企業がそこまで理解しているかは不明だ。ソフトウェア関連の企業は、結構こういう面では甘い見通しを持っているようにも見える。その結果、例えば利益を重視して法令遵守の中の抜け道を利用した運行設計などをすると上記の問題が起きやすくなるという問題がある。

5つ目は、当初予定にない弊害というものもある。たぶん航空機が上空を飛んでいるのが見える地域では分かるだろうし、近くに広い田んぼなどがあり、農薬散布にラジコンのヘリなどを使っているところなどでは分かるが、結構大型のドローンは煩い。また、あまり高い高度では飛ばさないはずで、当初は圧迫感などもあるだろう。もっと言えば、沢山飛び始めれば商用ドローンと、個人所有の小型ドローンを区別できなくなることさえあるかもしれない。

即ち、今、試験が始まるタイミングだから、それは時々飛ぶ試験機で問題ないが、それが商用になれば、それが悪意をもったものか、そうじゃないかは分からないかもしれない。また、沢山飛べば空が煩くなり耳などに影響することもあるかもしれないし、町中にも鳥など空を飛ぶ生き物は居るわけで、それらの接触事故や生態系への影響もあるかもしれない。そこまで先に踏まえて商用運行にたどり着けるのか?も大事な点だ。

大きく分けるとこんなものだろう。


<それでも10年から20年後頃には商用化見込み>

ちなみに、そういう問題があっても今の予想では10年~20年後頃には世界で少しずつ、商用運行が始まるだろうと予想されている。そして、それに対する投資熱も既に高まっており、先行投資する人も多いようだ。これが、より開発を加速させる。

この循環が始まったと言うことは、少なくとも21世紀が半分進む頃までには、世界の主要都市でそれがサービス運行されている可能性が高いだろう。





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