「Firefox」のプレミアムサービス、2019年秋の開始……副業

CNETの記事である。どうもVPNやストレージ(クラウドストレージかな)などでサブスクリプションを展開する予定があるようだ。まあ、Mozilla Firefoxは広告で運営されているが、利用者が年々減っているため、直接収入モデルを探っているのだろう。それより、ブラウザの利用者減少に対する対策を考えた方が良いと思うが……Waterfox使いが言うのもなんだが……

https://japan.cnet.com/article/35138271/

<ブラウザでは生き残れない>

Mozillaにとって厳しいのは、初期のMozilla Firefox 4の後から行ったバージョンがドンドン上がっていく仕組だろう。あの頃はトップシェアだったが、Chromeを意識してサポート仕様を変更したことでユーザー数を失い始めた。特にIEの代わりに使っていた一部の企業では使われなくなった。あれをやらず、年に1度程度のバージョンアップに留めておけば、勢いよくシェアを落とすことは無かっただろう。

スマートフォンの台頭もありChromeにもシェアを奪われ始め、極めつけはアドオンの互換性問題だった。古いアドオンを棄てて高速化したといったが、読み込み遅延のバグもあり……。そもそも、速度を求める人は、パソコンやスマホも高速なのであまり差がないというのも影響した。
そして、今も拡張機能セキュリティ証明書の期限切れなどの問題が起きたりと、新規のユーザーはもちろん、古いユーザーもドンドン流出する流れを続けている。

この状況では、生き残るのは難しい。それが実態だろう。

Microsoft EdgeもChromiumにエンジンを移行する今、ほぼ唯一といっても良いレベルで生き残るMozilla Firefoxもまたブラウザで生き残るのは難しい状況に陥っていると言える。

今のままでは広告収入が増えないからだ。


<今は副業、将来は……>

そこで、始めるのが直接的な利益を出すクラウドビジネスというわけだ。VPNやデータサービス、セキュリティサービスを今後展開していくのだろう。これは、いわゆる副業だ。しかしながら、最終的にはブラウザよりこちらを本業にしたいのかも知れない。

そうしなければ、今のままだとこれまで消えていったブラウザのようになりかねない。開発予算が減っていけば、開発サイクルも低迷するからだ。その前に柱が欲しいというのが現実だろう。まあ、FirefoxOSが上手く行っていればこんなことも無かったのだろうが。


現状で、前途は多難だ。Firefoxのプレミアムサービスを受けなくても、その代わりになるサービスは今沢山あるからだ。まだ、情報が十分とは言えないとは言え、現状でている情報を見る限りFirefoxじゃないと出来ないことという訳でも無い。

即ち、その昔Firefoxがシェアを得た独自の拡張機能(アドオン)など、他社にないメリットが得られないなら、副業が成功する可能性は低い。果たして、そういうものがあるのかどうかが、今後サービスの詳細で出てくるかが成功するかどうかの鍵を握りそうだ。

しかし、オープンソース市場も昔は結構沢山のブラウザやアプリケーションソフト、ゲームソフトなどがあったが今は多くが開発を終えていたり、解散している。

結局、今ではコンピュータの性能やOSの機能が向上し、オープンソースのアプリケーションをわざわざ別に導入する理由もなくなったからということだろうが、その結果、足跡を辿られ、プライバシーを利用したビッグデータでスマホやパソコンの利用嗜好に合わせて広告などを出されているとしたら、まあ余り使わないにしても生き残っては欲しいと思う。我々消費者は何とも身勝手である。












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