Intel Gen11 GPUは1.12TFlops/EU64時を達成……GTX750並到達。

PC Watchの記事である。細かくIce LakeのGPUに関するカンファ情報が書かれている。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1186863.html

これによると、第11世代のiGPUは1.12TFlops/64EUを実現するようだ。PCにおけるゲーミングのマイルストーンを突破したことになる。


ただ、EU辺りの性能は、着実に下がっている。これを逆算すると、1EU辺り17.5GFlopsと、実はCore i9-9900Kに搭載されているGen 9.1世代GPUの1EU辺り、19.2GFlopsよりも性能が落ちることになる。

即ちGPUのメモリー帯域不足がより深刻化しているということになる。

以前アップした表が以下だが、EUの数が増えて行くにつれ1EU辺りの性能は落ちていくというIntel製Internal GPUの状況は、まだ続いており、かなり深刻なボトルネックを持っていることを示している。もちろん、Iris ProやPlusではeDRAMが搭載されているので、多少緩和しているはずだが……。CPU側のコアも増えているので……。

画像



尚、この性能はおおよそnVIDIA Geforce GTX 750(Tiではない)と同じ性能である。即ち、次期IrisはGeforce GTX 750に追いついたことになる。但し、メモリー帯域が狭く、共有メモリーを使うので、大量の描画切替などがあると、同じ浮動小数点演算性能でも、Discreteの方が安定した描画をするだろうが、Irisは一応ベンチマークなどでの理論上は遂にGTX 750に追いついたということになるのだろう。

だから、Full HDならゲームもそこそこいけると言えるのだ。


しかし、性能を十全に発揮するには、やはりメモリー帯域がもっと広がらないと厳しいと考えられる。メモリーも物理メモリーと共有なので、CPU側のロードワークが多ければ、パフォーマンスが低下する。だからGeforce GTX 750なら、FullHDなら40fps前後を達成できるゲームの方が多いが、30fpsなのだろう。バックグラウンドで動くサービスやアプリケーション、ゲームの画質(エフェクト)設定など条件変動が大きく出るのだろう。これは、元々Intel GPUで見られる傾向であり、帯域不足を明確に示している要素の一つだ。


まあ、実際に製品が出てみないことに本当に1TFlopsの性能らしい動作をするかは分からない。マックス(最大)性能がいくら1TFlops超えでも、それが瞬発的なものだったり、ゲームソフトだけの為に何らかの困難な調整を余儀なくされているなら、訳に立たない。実際に、Intelの製品は、発表とベンチマークでは確かにというケースがあるが、実際に試すと、期待ほどじゃないことが結構多い。

これを生み出しているのが、結局メモリー帯域であるため、どんどん1EU辺りの帯域が狭まっているのを考えると、大丈夫なのかなとか考えてしまう。

そろそろ、EU毎に持っているであろうループバック用キャッシュ容量なども見直して、キャッシュ階層を見直し回転率をあげた方が良いと思うが……AMDはきっとそれをやっているから、iGPUモデルの性能も高いのだと思うが、たぶんIntelはCPUの廃熱との兼ね合いで、現状ではGPUの回転率を上げられないのかもしれない。まあ、Ice Lakeは時間的に無理だったろうが、AMDから移籍したRaja Koduri氏の設計がこれに携わるようになれば、その世代辺りから大きく化けるかもしれない。(ディスクリート型は2020年投入で彼が設計しているが、CPU統合製品は彼の指示で設計されたものではないと思われる)


今回はほぼ力業だが、近い将来大きな進化が起きることを期待したい。









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