川崎の通り魔殺人は……暫く同一の犯行が起きないように注意が必要。

川崎のスクールバス襲撃によって子供が1人死亡し、犯人も自殺して死亡した事件は、NHKがそれを全て特別体制に変えるほどの事件という扱いになっている。

刺されたの16人のようだが、さらに30代の男性が心肺停止というニュースもあり、心配である。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190528-OYT1T50155/


<犯人死亡で16人に被害>

この事件の怖いところは、犯人が死亡したということと、16人が被害を受けて、1名が亡くなったという現実にある。犯人が死亡せずに、少なくとも生きて捕まっていれば、抑止効果が機能するのだが、犯人の目的が達成され、死ぬという結果も成立したため、道連れ殺人を願望している危険な人が、同じような事件を他の地域で起こすリスクが高まってしまうことなる。

これは、警察署で銃を盗んでという事件が、何度か起きたり、自動車で暴走し人を巻き込んでという事故が、過去に短期間で何度か起きたのに似ている。少なくとも、犯人を何があっても生かしておくべきだったが……どうにもならない。


<事件の背景より全国での安全対策>

ニュースではこればかりになってしまっているが、
この事件で大事なのは、事件の真相も犯人が死んでいるので全ては無理でも、そのうち分かるだろうが、それよりも、同じような事件、次への警戒である。

学校周辺や、登下校の途中などの安全対策を、これから最低でも2ヶ月ほどは徹底しないと、暫く同じような事件が起きる恐れがあるからだ。こういう、良く分からない無差別殺人は、悪い意味での同一犯罪を誘発しやすい。しかも、自殺が成立したことで、それが精神薄弱な状態の潜在犯には美味しいものに見えて仕舞いかねないのが怖い。

暫くは全国的に子供の登下校時などに周囲の大人は注意を払う必要があるだろうが、そういう報道がされず、それほど新しい情報も出ないのに、そればかり報道するのが気になるところだ。

最近こういう事件が起きると報道がそればかりになるが、それも、同じような事件を画策する人からすれば、むしろやれば最後に有終の美を飾るような扱いとして捉えかねない。報道する側も、犯人が死亡している今、新しい情報が特にないなら、特別体制は取らずに普通の報道に戻すのが妥当だろう。


そもそも、事件の背景などを知ったところで、亡くなった人が戻ってくる訳では無い。亡くなったご家族の方の心が晴れることもない。もし、報道するならば、同じ事件が起きないために、死角をどう減らすか、どうやれば事件が減るのかに時間を割くしかないのだ。

それを考えるにも、現段階では情報は殆ど無い。だから、犯人が逃げている訳でも無いなら、むしろそういう事件が起きないための、安全対策などのニュースを流す程度に留めた方が良い。それなら、やっても、成功しない可能性が高いのだと、潜在犯にメッセージを送ることが出来るため、やる意味はある。


<似たような事件が起きやすい最近の報道体制>

まあ、これここ数年良く思うのだが、大きな犯罪でも小さな犯罪でも、事故ではないものに、最近は同じような事件が重なることが結構ある。以前はそういうのは比較的少なかったはずだが、今はちょっと増えているようにも感じるのだ。

これは、それをやれば、ニュースになって話題性を取れると思う犯罪者予備軍(潜在犯)が相応にいるからだ。
報道も、そういう現実をもう少しちゃんと理解して、報道姿勢を考えないと、逆に社会が不安定になるということも有り得ることを、知ってほしいものだ。

最近は、ニュースとワイドショーが一体化しているから、満遍なく時事ニュースを報道することも無くなっているが、それも既に弊害になり始めていると自覚して欲しいと心から思う。




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