Galaxy S10、S9シリーズ、Xperia 1、XZ2P、XZ3比較表……機能多すぎ。

結局、比較表を作ってしまった。今回はさらに壮大になった。年々機能が増えていくので表が恐ろしいほど複雑になっていく。だから、本音は作るのが面倒で、最近はあまり出さなくなったのである。

ただ、比較するならちゃんと表にして確認した方が良い。ということで、今回はGalaxy S10+とS9+、Xperia1、Xperia XZ2 Premium、Galaxy S10、Galaxy S10e及びS9、Xperia XZ3の7製品比較表である。

表は4分割画像で、最初のプロセッサ-関連の項目は、434.3KB、2010×1057という解像度である。PCではビューアが2段(画像クリック後、ビューアが表示され、それをクリックすると元画像が表示される)になっているので注意して欲しい

何度も確認はしているが、とにかくデータ量も多く、間違いがあるかもしれない。いつものことながら、一応参考程度としてほしい。何せ、アップした後に、早速XZ2 PreiumのRAM容量の設定(6GB)を4GBにしていたほどである。表フォーマットを見直す際に、いろいろ触っているのでこういう過去のデータを使えば起きるはずがない部分でも誤っていることがある。

それでは、本題である。

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とは、いったもののまず注意点からである。

CPUのKryo 485 Premiumと名付けているプロセッサは、仮称である。キャッシュ容量が多くコアクロックの高いKryo 485 Goldのようなので、ここでは表記の差別化便宜上Premiumとした。今、Qualcommはこの中のプロセッサブランドを詳しくは説明しなくなったので、ぶっちゃけ何でも良いと云えば何でもよい。名前で性能が決まる訳では無いからだ。

GPUの部分は昨年の製品もそうだったが、推定である。ゲーム性能を求めている人は、ドット辺りの演算能力を確認すると良いだろう。尚、4枚目の画像に※の部分は纏められているのだが、4Kモデル(Galaxy S10、S10+、Xperia 1)の最新機種に関しては、Xperia XZ2Pと同じく、ゲーム時には2Kモードで動作する機能も持つと思われる。
そのため、この数値を4倍した値で計算するとよいかもしれない。

やっと内容である。

ここで言えるのは、Galaxy S10+は化け物だということだ。
ゲーミングはもちろん、沢山の画像データなどを保存するにも、512GBモデルや1TB(1024GB)モデルがあるので、最強と言ってよい。お値段もかなりビッグになるだろうが、中華スマホに負けないために、必死で開発したのであろう。

重量面ではソニーのXperia 1がXZ2Pの236g→180gと劇的に軽くなったが、サムスンのS10+は175g(と198gのモデルが一部にある)となったため、インパクトには少し欠け、Xperia 1は約1cm他のスマホより縦長であることも分かる。その代わり横はS10+やS9+より1.5~2ミリ強ほど短くなった。ソニー製品内では、8ミリだが……う~んどうなのだろうか?

尚、UFSの世代は、いずれも2.1 Lane2であると考えられる。UFS3のストレージデバイス出荷がこの世代では間に合っていないため、こうなっている。


次はディスプレイとカメラ部などである。1980×1507ピクセル/586.1KBである。文字が多いので、解像度の割にデータ量が多い。

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GalaxyはHDR+をサポートした。特に、S10+の明るさは1200cd/㎡(日本では1200nitsの方を使う人が多い)に達した。これは、XZ3の2.5倍以上の明るさである。それに対して、ソニーのXperia 1はDCI-P3色空間で100%というカラーマッチング(マスターモードで対応すると思われる)を搭載してきた。
尚、画面アスペクト比は、ソニーが最も縦長な21:9(CinemaScopeサイズ)である。

カメラ機能は、ソニーがカラーセンサーで3眼へと進化?しOIS(光学手ぶれ補正)が搭載された。本当に進化なのか果たして後退なのかはまだ分からない。3眼になったことで、センサーサイズは小さくなったが、画素数を抑えたことでセンサーピッチは改善された。これで、画質が悪いとか、ノイズが乗る、偽色が出るといった話は減るかも知れない。これまでのRGB-IRセンサーも搭載されているようで同社の強みである高度なレーザー深度処理や像面位相差処理も健在なようだ。

気になるのは、フォーカスの部分だろうか?
AUBEの評価は暗がり(特に動画)では比較的良好だったが、フォーカス面では2眼初ということもあってか、素晴らしいとは行かないという話も聞かれ、処理関連で何度かのアップデートも行われている。

まあ、カメラチームの協力を得てBIONZ X for Mobileを掲げただけに、進化しているとは思うが、評価が出るまではは安心できないだろう。

尚、GalaxyはS10+では3眼はもちろんだが、自撮り側(セルフィー)のカメラが2眼になった。
一方は深度センサーを兼ねたカメラである。これによって顔認証などの性能も大幅に上がっているという。
メインカメラは、広角との間に1つセンサーを追加している。

Galaxyと比べると分かるが、ソニーはGalaxyもカメラ面では意識しているのかもしれない。超広角の角度が広い135度というのは、大パノラマである。まあ、解像度が横に広がる訳では無いので、人物などを撮影すると圧縮されるので好き好きの差は出るだろうが、最近はあまりそういう点を気にしない人が多いので、より広い撮影シーンに対応したことを、交換する人の方が多いかも知れない。

続いてセンサー、オーディオ、通信である。但し、最新機種も含めてLTEの部分は、調べ(直し)ていないので合っていないかも知れない。もう、LTEの通信速度は、調べる必要がないほど十分高速なので、外そうかどうかを悩んでいる。バンドを書いても、地域モデルによって若干異なるし。(特に日本はキャリアによってファーム制限が掛かっていることがある)

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カメラ以外のセンサー系は、Galaxyがリードしている。使うかどうかは別として脈波センサーも搭載しているし、顔認証も虹彩対応が今もある。さらに、今年のモデルから、指紋センサーもQualcommお墨付きの画面内超音波センサー認証をS10+/S10に搭載。(詳しく調べていないが、5Gなどの製品にも搭載されているはずだ。)

GNSS/RNSSの項目も、まだ確認が取れていないが、Snapdragon 855の新しいQualcomm Location System(IZAT)になったことで、L5、E5シグナルに標準対応できるようになった(これまではオプション対応)。これは、システム毎に使うか使わないかを設計段階で決めているはずなので、現段階で対応しているかは確認が取れなかったが、もしかすると対応状態で登場するかも知れない。

まあ、ソニーXperiaはQZSSでさえも対応が遅かったので、期待しない方がよい。

無線LANは855世代では全てax Draftに対応している。これによってVHT80/160でのチャンネルボンディング通信も可能になる見込みだ。

オーディオ面では、ソニーは相変わらずである。たぶん、次の世代でイヤホン/ヘッドホン端子を復活させるかどうかが、カギだろう。

一方で、GalaxyはBluetoothによる音声プロファイルにLDACを追加しているという記事が見られた。(当初はaptx-HDだったが、それは分からない)たぶん、aptX HDまたはLDACのどちらかをサポートしているか、これから本格サポートするようだ。これで、ソニーのアドバンテージはまた一つ減ることになりそうだ。


最後は、周辺機器、外部接続関係とバッテリー関連である。

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今年は、GalaxyがType-CによるDisplay Port外部出力をサポートしているようだ。これによって、これまでDeX PadやMiracast、Chromecast(Googlecast)でしか出力出来なかったことが、Type-Cによるケーブル出力にも対応した。

さらに、他機種へのワイヤレス給電機能(Qi/PMA)にも対応した。バッテリー容量もあの重さで、4000mAhの大台へと突入している。

尚、Xperia 1のワイヤレス給電機能は、グローバルサイトを見てもQiの記載はないので、ないと思うのだが、いくつかの海外情報メディアではQiの記載があるのが、ちょっと気に掛かる。国内記事でも当初は「ない」と書かれていたものを見たはずだが……。今探すと、明確なものが見つからず分からない。

一応、欧州のソニーモバイルグローバル(English)の仕様ではQiの記載はないので(日本時間2019年2月27日8時現在)なしにしている。

まあ、XZ3の記載にはQiがあるので、間違いないと思うが……一応念の為に注意して欲しい。
公式サイトの後付けも各社時よりあるので、もしかすると後で修正されているかも知れない。


以上のようになる。


これは、あくまでスペックだけで見るとこのような結果というだけだ。実際には、製品価格、操作した時の使用感、実際の印象も影響してくるため、スペックだけで評価しても良い結果にはならないだろうから、あくまで参考に留めて欲しい。



まあ、スペック上は、Galaxy S10+はプレミアムである。これは、HuaweiやOPPO、ASUS、Xaomiの上位モデルと競うためにそれらが持つ機能をいいとこ取りした製品であるということだ。

一方で、Xperia 1はプレミアムというよりは、S10とS10eの間にあるなという印象である。この辺りを考えると、世界でプレミアム製品として売るのは、何かよほど良い数字が実用値(たぶんカメラ辺り)で出てこないと厳しいだろう。まあ、国内でも、既に開発担当者記事が増え始めているが、必死にイメージ戦略を展開している辺り、実は日本に対しても、危機感があるからこそなのだと見えてくる。

実際に、この差は上記表で見ると相当ヤバい。

プレミアムでは1周遅れどころか、1.1周を超え始めている。たまたま、日本ではキャリアスマホで、OPPOなどを扱わず、Galaxyが嫌悪感から売れず、SHARPなど海外ではあまり売れない製品がライバルで、かつiPhoneの方が市場の半数近く売れている(Androidに興味の無い人がプレミアムユーザーに多い)から、期待されるが、それのいずれかが崩れていたら……きっと、ネット記事で頑張った姿を見せても、今以上に国内で選ばれなくなっていたかもしれない。

昨年からの揺り戻しと取り返しをした結果、1年が丸丸パーになっても、まだ1年前を取り返せていないのだから。


-XZ2の時の懸念が現実に-

なっている。これは、間違いない。XZ2が不評だった時に、XZ1とXZ2を併売し続け、PremiumのみをXZ2のようなデザインに、そのXZ2をXZ1を継承する物にしていればと書いた。そうすれば、どちらかは売れただろうし、XZ2 PremiumもPremiumとしての好感触を得たかも知れないと今でも思っている。

しかし、XZ3の後のこの機種はXZ1に回帰する流れを示している。しかも、完全な回帰では無く、まだ途中である。その間に、他社はその次のステップに進んでいる。デザインは、折り畳みで別ジャンルとして達成し、ハイエンドやフラッグシップは、今のままで性能を大幅に上げたり、機能をドンドン取り込む。

全部の機種をXperia 1やPremiumのデザインで踏襲させる理由は、コスト以外にはないだろうが、それをやれば、売れる相手は、限定されていくし、戻す過程の取捨選択に苦しむのは見えている。XZ2の記事でも書いたが、XZ2をあの形にしたのは、きっとあれだと容積比を稼げて今後の進化に対応しやすかったからだと思われるが、それを全ての機種が一斉に戻すことで失うのだから尚のことだ。

本来なら、PremiumはXZ2を踏襲して最強を狙い続けても良かったのだ。一方で、大衆向けのハイエンドを、XZ1の踏襲として、Xperia 1のようにしていけばもうちょっと違ったかも知れない。
今の流れは一本足である。再びXperia XZ2のような失敗をすれば、ユーザーは逃げるだろうし、今の性能で沢山の人が選んでくれることもないだろう。減り続ける愛用者を食い止めるのも難しいかもしれない。

今、ソニーモバイルはそのドツボに填まっているように見える。
これに填まると、日本メーカーの本社は大体、予算をさらに減らして行く事が多いが、大丈夫なのだろうか?

まあ、5Gモデルはまだ別にあるはずなので、それに期待したいところだ。


<今でも機能多すぎだが、まだまだ増える機能……はぁ>

ここからは蛇足だが、正直スマホの機能は多すぎだ。以前なら、簡単に表に出来たのだが、今は機能が複雑で多すぎて、取っ掛かりを始めるのに、結構覚悟がいる。昔iPhoneとか、いろいろな表を書いていたが、最近書かなくなったのは、そのためである。

実は折り畳みスマホの比較表も作ろうか悩んではいるのだが、これはもっと大変なので、取っ掛かりにさえも躊躇している。(始めたら最後までやらないといけないが、それをやるのが大変だからだ)
何せ、閉じ方向が山(外折り)と谷(打ち折り)で違うからだ。しかも、閉じ角も違う。最初のFlexPaiは完全に閉じず中央付近が、浮いてしまうなど、示す部分が多い。

そのように考えてみると、すぐにはスマホの主流にはならないと言われるのは分かる。ただ、ソニーモバイルが折り畳みはまだ売れないと言っていたようだが、たぶん今のHuaweiやSamsung等の企業を見る限りでは、間違いなくこれはいつか、販売の主流になるだろうという予感がする。

考えて見ると、スマホなんて必要あるんですかねと言っていたのが、12~13年前のことだった。それから、25年も前には、パソコンよりワープロだった。世の中、世代交代は必ず進む。

今後も、機能は増加していくだろうし、あれは売れないさというものも、開発が進めば売れるような品へとシフトするものだ。果たしてどこまで進むのだろうか?

見たい気もするが、詳細な比較表を書いて評価することもある身としては、恐ろしさもある。


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この記事へのコメント

スマホおばさん
2019年03月05日 11:48
これ以上ないほど丁寧な比較表に感服致しました。

私は特にスマホのカメラについての情報が好きなのですが、たくさんの期待を集める新作Galaxyについて、ちょうど気になっておりました。こうして見てみると、やはりS10+はプレミアムなのですね。値段を見たときはそれなりに驚きましたが、それだけの性能ということでしょうか。

特にカメラ性能が気になる私としては、こうしたプレミアムモデルと比較して、同じSoCながらほとんど半値のXiomiのMi9であったり、5つもレンズを搭載してカメラ性能をアピールするNokia9などの端末が、管理人さんの鋭い比較の眼差しにはどのように映っているのか、とても気になります。

また、フォーダブルスマートフォンというのでしょうか。折りたたみ式の製品についても、発表時はちょっと現実味がなかったのですが、ワープロやパソコン、スマホの普及についての話を聞き、おっしゃるとおりだなと思いました。最初は「値段が高すぎる」「誰が使うんだろう?」と思うようなものであったとしても、そうした技術の追求がやがては世に普及する製品を生み出すのでしょうし、それを実現したメーカーこそが市場を制するのでしょうね。歳を重ねるにつれ、なんだか保守的な考えになっていたようです。目の覚める思いでした。

これだけの比較表を作るのはとても大変とのことですので、こういうことを言うのはあまり良くないのかも知れませんが、どんな端末・機能についてであれ、このような比較記事をまた見られることを楽しみにしております。それまでは過去の記事を楽しませていただきますね。気づけば思いのまま長々とコメントしてしまいました。それでは失礼いたします。

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