折り畳みスマホのMate X……2299ユーロという驚愕のお値段。

Huaweiが折りたためる5GスマホMate Xを6月に出荷すると発表した。しかし、驚いたのは折りたためることよりもそのお値段である。強気もここまで来ると狂気である。2299€(ユーロ)である。為替レートを円にすると(2019年2月25日現在)で約29万円である。iPhone Xs MAXもびっくりのお値段である。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/event/mwc2019/1171336.html

Galaxy Foldは1980米ドルで約22万円だったが……

ちなみに、Galaxy Foldは内側折り(谷折り)タイプで、外側にサブディスプレイがある。
それに対してHuaweiは外折りタイプ(山折り)タイプで、常にディスプレイが外側になるように設計されており、アウトモニター(ディスプレイ)はない。しかし、折りたたむと裏表のほぼ全体がディスプレイになる。その分、少し薄く、画面サイズも大きく、バッテリ容量も4500mAhと大きいものの、このお値段が許容されるのかというと、微妙だ。

当初お安さで攻めてきたHuaweiだが、このところの高価格戦略には驚くばかりである。それだけブランド価値が高いということだ。


<折り畳みはどちらが勝利するか?>

さて、折り畳みデバイスもある程度出そろった。折り畳みであのお値段なら、第二世代iPhoneXよりは安いとはいえ、買替えが沢山出てくるとも思えない。そのため、すぐには勝敗は決しないだろうが、山折りディスプレイと谷折りディスプレイのどちらが最終的な覇者になるのかは、気になるところである。

今のところ、中国陣営は山折りスタイル中心である。一方で、Samsungは谷折りである。私個人としては、谷折りでディスプレイが内側に入り、インフォメーションが外に僅かに表示される携帯スタイルの方が馴染みがあるが、スマホであるという観点で見たときには閉じている時の使い方をどのように提案していくかが重要な気もする。

Samsungの方が提案しやすいだろうが、一方でHuaweiなどの中華陣営の方が上手く新しい提案を出来てそれが、消費者に受ければ、化ける可能性が高いだろう。まあ、ちょっと気になるのは山折りだと閉じたときに端っこのヒンジ(蝶番)側にもディスプレイがあるので、ぶつけて壊すリスクが上がるというデメリットがあるのは気をつけねばならない。だいたいスマホでぶつけるのは端っこである。落とすときにも……。
まあ、落下だと重い方が下向きになることが多いので、ヒンジ側が軽ければリスクは抑えられるかもしれない。

山折りタイプは、挑戦(新し事をするという点)ではプラスだが、破損リスクという点では弱いのである。

後は、お値段の問題だろう。どう考えても30万近い製品を買う人はそんなにいない。スマホに20万や30万は出さない人が多い。それは、iPhoneの売れ行きを見れば分かる。大半が8や8 Plusなのだから。

これを10万円以下に落とすのが最終的な目標だとしていつどちらが先行するのかも注目点だろう。
いや、ある程度の値段で十分に売れるようなら、下がらないという可能性もある。

まあ、折り畳みは絶対に必要というわけでもないので、まだ普及するかどうかも分からない。なにより、これをスマホに使うのがベストだと考えて投入されているが、本当にそうなのかも実際には分からない。

個人的には、ここまで価格が上がるなら、スマホをコンパクトにするためではなく、パソコン(ノートPCで全てが液晶になり35度~90度まで曲げると折り目より下側がスクリーンキーボードになる製品)、やタブレットをさらに大きく高性能にするという使い方を提案した方が良い気もする。




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