なんとなく綴ってみた

アクセスカウンタ

zoom RSS レーダー問題、世界が注目する韓国の“反省”……世界は日本や韓国が言うほど注目していないけどね。

<<   作成日時 : 2019/01/08 10:48   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

産経新聞のコラム記事であるが、その下の時事通信社の記事などにもいえることだ。もちろん、毎日や朝日などの新聞社にもいえる。まあ、何というか世界がどうこうと言うが、世界がどうこう言っている訳では無いし、注目しているわけでもない。世界はそんなに日本や韓国に日々注目している訳では無いし、もっと言えば日本人だって諸外国で起きているニュースに日々関心を持っていたりはしない。

強いて言えば日本人は米国のニュースには結構関心をもって報道され見るぐらいだ。ただ、流れているニュースの多くは、米国で報道されている内容の一端であるというだけで、過半数で報道されているニュースとは限らない。日産ルノーの問題などもそうだ。AFPBBなどが流すニュースの一端を日本のメディアが流すことがある訳だが、それが全てではない。メディアにとってまたは日本にとってある程度都合が良いものを選んで流している。

https://special.sankei.com/a/international/article/20190107/0001.html
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019010701113&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
https://mainichi.jp/articles/20190107/k00/00m/030/255000c

それで、この話題である。

ちなみに、注目していないからどうでも良いという話ではない。むしろ、注目していないからこそ、中途半端に有耶無耶な行動を取ったり、長引かせて相手にロビー活動の余地を与えたり、後ろにいるのが味方か敵かも分からない中で、日本の情報ばかりを細かく出すと言う行動は、感情では無く現実をちゃんと分析してから行うべきだと言いたい。


<この問題は相手が悪いなら、相手に投げ続けるしかない>

そもそも、この問題日本にちゃんと証拠があり、相手が絶対に悪いと言うなら、相手に対して相応の態度を示し続けるしかない。そして、相手が否定している中で、証拠を相手に出しても意味は無い。証拠というのは、間に社会中立的な紛争解決国(弁護士や裁判官、裁判長など判断をある程度公平に行える代理人)がいる場合に、その相手にその証拠を見て貰って判断するべき材料とするのが本来の形だ。

今の韓国にしても日本にしても、それが出来ているとは思えない。世論の動向を考えると、火に油を注ぐだけだ。
その証拠は、各国語版のWikipediaを読めば分かる。
実際に翻訳して読んで見ると良い。

日本版
韓国語版
英語版
中国語版

第三国である英語と中国語版は、帰還中に起きた事実しか書いていない。
それに対して、日本と韓国では主張が分かれている。日本はレーザーレーダー照射(ロックオン)を行ったことに対する問題が、韓国では低空飛行していたという主張に対する問題が強く書かれていることが見て取れ、タイトルも2018年の韓日海上軍事紛争となっている。

どちらが正義かとか、日韓の問題は別として、これが例えば、インドとパキスタンの間で起きた問題だとしよう。あなたはこれに対して、どう思うか率直に考えて見ると良い。まあ、どっちかが嘘をついているのかもしれないが、そもそも折り合わないし折り合えないことを、世界に広めているだけなんだと思うだろう。

どっちを信じるかは、袖の下の割合がどれぐらいあるかぐらいで決めようか?という話になるかもしれない。即ち、ロビー活動の量で決まるのだ。


<米国は日本の味方ではない>

この状況は、韓国にとってとても有利だ。何が有利かというと、日本人は日本国内と韓国の感情しか考えて居らず、しかも世界は日本の味方だと本気で思っている節がある。ただ、現実を言えば、例えば米国は日本の言葉を信じてくれるという発想は、たぶん事実だが、それが無償で行われることを期待するなら、今のトランプ政権では、無理だろう。

むしろ、トランプ政権がこれに関して、北朝鮮や中国抑止を行うための極東情勢に影響を与えかねないのに、何も踏み込んで来ないのは、既に自らが世界の警察であることを辞めたと断言したこと、さらに、他国との通商交渉は一対一で行いアメリカの国益を得るためなら、自分達の優位性を最大限使うことを宣言していることから考えると、辻褄がピタッと合致する。

ここで、二カ国が揉めてくれて、最後に寄親である米国に紛争解決を求めてくれれば、通商交渉ではこれを理由に譲歩させることも出来るからだ。特にTAG交渉(日米FTA相当)を抱える日本にはマイナスだ。明らかに日本が立場的に正しいのなら尚のことだ。

自力での紛争解決能力が低く、制裁も出来ない国なら、正直やり放題だろう。それもトランプ氏やその側近は見ているはずだ。ロシアも同様に見ているはずだ。まあ、強いて言えば、中国はちょっと困っているかも知れない。日本と韓国の関係が悪化すれば、米国との経済関係が今のところ悪い中国にはダメージしか残らないからだ。



<韓国海軍には美味しく、日本には不信感だけが残る>

ちなみに、韓国には美味しい話しかない。何故か?日本は経済制裁もしていない。その一方で、韓国が間違っているという情報を韓国に開示したところで、世界はそれほど注目していないわけで、もっと駄々をこねることも出来るかも知れない。そこで、レーダー情報を証拠として出してくれるなら、日本の指揮命令やレーダー技術が見えてくるかもしれない。

彼等からすれば、これは照射事件ではなく、国内的に紛争として見なしているわけであり、世論の支持さえ維持できれば、そのプレゼンスは揺るがないし、もしこの問題で、今の政権が倒れたとして、世論が批判するのは海軍よりたぶん政府の判断ミスだ。韓国海軍は規律に反する行動を取ったことに対する責任を政府に押しつけ、日本に対して否定的な感情を抱く者を、内包したまま維持することも出来るかも知れない。

即ち、ここまで泥沼化すると、下手に当事国同士で泥沼を抜け出そうと情報を先行して出すのは、得策ではなくなる。

もしやるなら、別のアプローチで相手国の国民を動かすか、または紛争解決の仲裁を別の国に求めるしかない。しかし、たぶん今の政権にその判断力はないと思われる。本来は、それをメディアが認識して報道すべきだが、そういう報道は行わない。国民自身も今の状況が、世界を俯瞰して見た時にどう見えているかが見えていないからだ。


<世界秩序は既に変わっている>

はっきり言おう。今の世界は既に5年前までの世界とは全く違う。米国は世界の警察と同盟国の負担を一手に引き受ける体制を自ら辞めた。

イギリスは、EUから離脱し単独で生き残る方針を決めた。中国は、プレゼンスを強めるために、あらゆる分野でお金や、交渉による手揉みを使い自国が優位になるような世界を作ろうと躍起だ。ロシアは、自分の欲しい範囲のプレゼンスを維持しつつ、ある程度裏から今の政権や社会環境を維持することに腐心している。

そして、それらの変化によって、今はこれまで70年に渡って紡がれ、少しずつ改正されてきた世界秩序のルール(条約や国際法)が、徐々に反故にされている。反故主義(保護ではない)である。この反故主義は各国の世論によって、支持され壊されていくのだ。

そもそも、例え肉親でも人々の考え方や視点は違う。それらが一緒に社会を構築するなら、ある部分で相手を認め、妥協し、話し合い、ルールを定める必要がある。そこには、自分にとってマイナスで相手にとってプラスなこともあるが、自分にとってプラスで相手にとってマイナスなこともある。そのバランスを時代の変化とともに話し合いって、変えて作ってきたのが、今の国際法だ。

しかし、それが今日明日生まれるある国の政権によって、脱退され離脱され解け始める。

この状況を正すには2つしかない。1つは力を使ってねじ曲げ全体を統治するか、もう一つは別の交渉アプローチをお互いに考えるかだ。この問題の場合、他の国は日本を支持してくれると思っていることがまず問題だ。

次に、情報を出せば韓国が従うなら既に従っている可能性が高い。例え決定的だと日本が判断していても、相手がそうではないと言えば、その限りではないし、韓国から見て問題としてあげられているのは、レーダーレーザーではなく、低空飛行の方である時点で既に日本側がそれを謝罪しない限り、謝罪はされないだろう。

そして、米国が解決に動くことは対価なしにないことも考えて置くべきだ。もし、間に入って貰うなら、米国より、米国ほどではないが比較的軍事的な関係もあるオーストラリアなどTPP参加国のいずれかに頼むか、イギリスなどブレグジット問題で揺れている国との関係を模索した方が良いだろう。


これは、英BBC(英語版)AFPBB(英語版)New York Times(英語)Washington Post(英語)ANSA(イタリア)など各紙の記事を検索してみれば分かる。扱っている量は少ないのだ。日本や韓国に興味がある人、日本語や韓国語などを読める人、旅行に行く予定や、仕事で関係性を持つ見込みの人(政治家でも日本に喫緊で訪問し何らかの交渉予定のカードにするつもりでもない)なら知らなくてもおかしくはない程度に、”世界が”注目している訳では無いのである。

軍事関係者なら違うだろう?そもそも、軍事関係者は自分達の領海や領土(もしくは任務地や寄港先)に関する話なら確かに知ることも多いだろうが、そうでなければ、彼等もさほど変わらないはずだ。


まあ、そもそも国際的に日本はプレゼンスが(世界No3の経済国なので)それなりにあるが、韓国はそれほどまである訳でも無い。逆に言えば、だからこそ他国から見れば、こんな小さな問題で、長々と韓国がロビー活動出来る状況を作らせると、世界から見て後々に不信感を与えかねないともいえる。証拠が既に十分にあり、どう考えても屁理屈だと思うなら、はっきりと制裁等をちらつかせてでも動かないと(やるかどうかは別)、ロビー活動が広がるだけで、逆効果になりかねない。


早期にそういう動きを見せなかったから、結果的に世界が注目もしていないのに、注目していることにしないといけない状況になったのだ。日本が経済制裁でも何でも大きな問題にすれば、日韓だけでは無く、財界にも激震が走るため、すぐに国際問題として注目され動きは変わるが、ダラダラやって韓国世論が一方に偏る時間を与えると、どんどん世論は硬直してしまう。

ここは許されないというところがあるなら、そこは”遺憾”ではなくしっかり示すことである。
まあ、もう徴用工問題などもボロボロであり、今更であると同時に、今後もヌルヌルと、緩めていきそうな予感しかしない。この政権、国内の国民には厳しいのにね。


道は開ける 文庫版
創元社
D・カーネギー

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
レーダー問題、世界が注目する韓国の“反省”……世界は日本や韓国が言うほど注目していないけどね。 なんとなく綴ってみた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる