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zoom RSS 三が日に地震……熊本震度6弱(M5.0)

<<   作成日時 : 2019/01/04 08:29   >>

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今年の始まりは地震の記事からである。本当はCESで期待することでも書こうかと思っていたのだが、こちらにした。
昨年は、大阪府北部地震や北海道胆振東部地震が起きたが、今年の始まりは、熊本県和水町江田で震度6弱を記録した。

新幹線も新八代−博多間(後に待避線の都合か熊本-博多間に変更)で不通となり、高速道路も熊本−福岡のエリアで一時不通となった。三が日の最終日でもあり、これに巻き込まれて困った人も居たことだろう。

まあ、いつもの三が日とは違う点があるとすれば、今日有給などで休みを取っていれば、明日明後日まで長期連休になっていることだろう。そのお陰もあり、今年は多少分散しており、鉄道の乗車率もいつもの三が日最終日よりは少なかったようだ。


<被害は3年前より小さい>

今回の地震は、単発地震と思われ、マグニチュードも5.0とエネルギー量としてはさほど大きくない。ただ、深度10kmと浅かったことで、震源の側で比較的大きな揺れとなったようだ。3年前の地震より規模が小さいものの、震度6が観測されたのはその影響である。

尚、3年前とは違って、その後に大きな余震が群発している兆しはない。そのため、短期間に極端に大きな地震が今から来るのかというと、その可能性は低いと思われる。ただ、有感地震が直後40分程度で追加2回しかないのも少し気になるところではある。極端に少なければ少ないで単発で良い方に見るべきか、それともそうではないのか?なかなか難しいところだ。
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_local_index.html


<未知の活断層>

今回も想定していなかった未知の断層で起きたそうだ。もう、未知と話をする状況にないと思うが……。まあ、保険制度などの便宜上変えられないのかもしれないが、とはいえ、そろそろ地震の起きやすさの計算も、未知の断層だったなどで考えるのも止めた方がよい。

ここでは、地震が起きる度に過去何度か書いてきたが、今回も未知の活断層だったという話である。個人的に大きな地震が起きる場所は、同じ断層で起きているとは思っていない。M5.0で大きいのかというのは、判断するのが難しいところだが、地震学者や社会に問題があるとすれば、大きな地震=活断層が動くという発想になる点だ。

以前も書いたが、地震は地殻変動の一種である。地下や地表の固い岩盤の一部が大きく広く砕け、上下または左右に動いた時に地震は起きる。その範囲が広く、大きいほど大きな地震となるとされている。

活断層というのは、その砕け割けて、動いた痕跡を示している。痕跡が多いほどその周辺で地震が過去に多かったことを意味するため、地震が起きやすいとされるわけだ。それに加えて、今の地震研究では、その断層が再び大きく動くことで、巨大地震が来る恐れを研究しているケースが多い。

それが、間違いのもとだと私は思っている。

そもそも、断層がある場所は既に1度動いているため、再び動くまでのエネルギー蓄積率は低いことが多いからだ。1度大規模に割れてしまった場所は、前回より軽い力で更に動くのだ。問題は、新規にポキッと折れた時である。それが、やって来た時に、想定以上の巨大地震となる。

それが周期的にやってくるとされるのは、地殻を構成するプレート境界面が同じ方向に動いていると想定した場合、例えば1000年周期なら1000年で、前回折れた場所がエネルギーを放出してくれる距離から遠ざかり、新しい折れ目のない綺麗な場所が地下や横からのエネルギーを受けると仮定すれば、辻褄があう。


最近世界で地震や噴火が多発しているのは、それぞれのポイントが前回影響を大きく与えて、作った裂け目から離れ、全く穴や裂け目が何もない場所に移動してしまったと考えると、ぴったりである。噴火などもそういう見立てをすれば、しっくりくる。

逆に言えば、目に見える大きな活断層は既に過去の巨大地震の爪痕でしか無い。そこで巨大地震が起きるわけではなく、その過去の活断層より、小さな亀裂や全く亀裂のない場所の方が、巨大地震がおきる可能性は高いという見立てで考えた方が自然だ。

今回の地震は、巨大では決してない訳だが、ここに出来ている活断層が、果たして新たに出来た小さな亀裂で、数百年後に次の熊本地震を生み出すものか?それとも、ずっと昔に熊本地震を起こしたものが、軽く動いただけか?という見立てで見た方が実は正しいのかも知れない。

地震研究はもう確率論や活断層の有無での単純な判断を棄てて、新たなステージを模索するべきである。そうしなければ、地震を予知する研究は進まないだろう。私の知る限り、巨大地震を起こした活断層の多くは、地震を起こす直前には、それほど大きな地震を起こすとか俄には信じられなかったと起きた後に述べるものも多いのだから。

既に、こういうものだという常識から離れて考えれば、自ずと答えは出るはずなのだ。


<明日は我が身>

M5.0という規模は、地震として考えると、それほど大きな地震ではない。先にも書いたように浅いからこそ、真上付近での揺れが大きくなってしまったということになる。これが、深度30kmぐらいまでいけば、震度も3〜4程度に留まっただろう。

これは、逆に言えば、M4クラスでも極浅い地震なら、震度5や6に達する可能性はあるという意味である。
このクラスの地震は、実は日本の海上も含めた日本全域で、日に1〜2度は起きているほど東日本大震災以降頻発している。

即ち、明日は我が身である。政府の地震対策の会議や、メディア報道では南海トラフ地震の確率や、関東の震災ばかりが確率論で語られるが、75%の確率で起きるはずのこれらの地震より先攻して、2011年3月11日より後(それ以前から関東大震災はそろそろ起きるとされてきた)に起きた地震は、長野(3.11の翌日)、島根鳥取の山陰、大阪、北海道、熊本、茨城などで起きている。2年ちょっと前の12月28日には茨城県で震度6弱の地震があったのは記憶に新しい人もいるだろう。

これらは、75%に含まれている地震の余震でも何でも無い。地震がこれまであまり起きていない地域でも、地震が頻繁に起きている地域でも、ここ数年は1年に1度以上、震度5以上〜6強の地震が全国のどこかで1度以上起きる時代だ。そのため地震に備えることは絶対に必要である。

そして、地震予知で確率論を語るメディアや専門家ほどアテにならないものはない。あれはある地域に危険を呼びかける効果は確かにあるが、逆にある地域を離れてしまうと、地震に対する備えを等閑(なおざり)にしてしまう恐れもあるのだ。

しかし、被害は少ないとはいえ、今年も地震から始まるというのは、嫌な幕開けである。
いや、最初がこれということは、今年はこれが最初で最後で、1年が平和に終わるのだろうと、ポジティブに捉えていくべきだろう。





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