MIPS命令セットアーキテクチャがオープンソース化……ARM時代を崩せるか?

PC Watchの記事である。後3年早ければ、MIPSが復活するのも楽だったかも知れないが、これで利用が増えるかというと、現状では困難だろう。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1159305.html

既にロイヤリティフリーのプラットフォームにはSPARCやIBM Powerがあるのだが、SPARCは既にOracle(Sun)と富士通以外の開発は行われて居らず、この2社も次期開発は停滞している。PowerはIBMが開発を続けており、2020年までは続くと思われるがその先がどうなるは分からない。まあ、IBMのHPCはそれなりに市場シェアを持っているので、継続されると思うが、他に広がることはなさそうだ。

MIPS(ミップス)は、その昔多くの高性能家電で制御基盤に使われていたが、現在はARMに置き換わっている。
しかし、日本企業などがそうだが、FPGAに元々使っていたMPUはMIPSまたは独自の製品だったことを考えると、実はARMはライセンスコストが高いという問題が既に生じている。

それでも、市場をARMが市場を獲得できたのは、ARMがスマホ携帯市場を獲得し、IoT時代に最適なSDKが普及したためである。MIPSはゲーム機などで力を持っていたはずだが、スマホという誰もが持つデバイスで市場を取れなかったことが、負けを確定させた。

その結果、開発は停滞し、今回のオープン化へと向かうことになった。


<SDKさえあれば普及の余地はある>

MIPSは10年も前にはまだシェアがある程度あったことを考えると、開発キットが充実すれば、MIPSのオープン化は魅力的である。消費電力も少なく、パフォーマンスの高い製品もある。ただ、これだけではなかなか厳しいだろう。GoogleやAmazonが現在開発しているプロセッサがMIPSベースでこれらとの資金協議の結果決まったのであれば、大きく勢力図が変わるかも知れないが(その場合は、ソフトバンクグループには逆風となるだろう)、それがなければ、現状ではオープン化しても即座にMIPSが大きく成長する可能性は低い。

ただし、開発キット(ドライバアプリケーション)もオープン化によって、より充実する可能性があるという点で見ると、もしかすると長いめで見た時にSPARCやPowerのような大規模プロセッサに比べると、遙かに利用される可能性は高くなるだろう。選択肢を増やす競争を促すという点では、そうであって欲しい。






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