Windows 10 October 2018 Updateの不具合は止まらない。

Windows 10 October 2018 Updateの不具合は、2018年12月1日に新たな不具合を追加した。但し、今回はMorphisec SDK(Morphisec Protector)を利用しているユーザーに限られるため、かなり限定的なものである。
https://support.microsoft.com/en-us/help/4464619/windows-10-update-history

Morphisec はイスラエルに本社があるセキュリティメーカーで、Cisco AMP for Endpointsで利用されているようだ。そのため、このCisco AMP for Endpointsを導入している環境では、マイクロソフトオフィスドキュメントを保存する場合に影響を与える恐れがあるようだ。(保存に失敗するか、保存に時間が掛かるか何かかな?)

対策は、影響を受けるアプリケーションをアンインストールすることと、最新版のソフトウェアがあるならそれを導入することで改善する(予定である)ということのようだ。

現在、Morphisec とCiscoとともにこの問題解消に取り組んでいるという。


まあ、これは業務系で1ヶ月遅れに設定された環境がそろそろ適用を開始初めて、分かったのだろう。業務系では皆、1ヶ月ぐらいは遅らせて居るはずなので、これからこの手のトラブルが出てくるケースがあるかもしれない。

ちなみに、先週末はもう一つ大きな話題があった。

<Intel版のUniversal Windows DriversがIntelで提供開始も……>

Universal Windows Driversはマイクロソフトが提唱する統合ドライバーのことだ。端的に言えば、One Coreの一環で開発された共通ドライバープラットフォームである。この技術ベースのドライバーは、ARM版でも、x86版でも、タブレットでもスマホ(Windows Mobile)でも、使えるようにするつもりでそれぞれのドライバーがワンパッケージ化されているのだが、その最初のドライバーがインテルより登場した。

まあ、Intelは未だに、Windows 10 1809環境下において、versions 24.20.100.6344, 24.20.100.6345のディスプレイドライバーで不具合が起きており、こんなことをしている場合ではないはずなのだが、登場したわけだ。その結末がどうなるかは……。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1155895.html
https://downloadcenter.intel.com/download/28148/Intel-Graphics-Windows-10-Modern-Drivers
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/drivers/develop/getting-started-with-universal-drivers


そして、どうもいくつかの環境でグストア版のラフィックスコントロールパネルがインストール出来ない。
インストールしても起動出来ない。
ドライバーを入れた後に、Windows側が古いドライバーを入れてきたなど、いくつかの問題が見られるようだ。
https://www.reddit.com/r/intel/comments/a1bnnn/intel_releases_graphics_driver_1006444_uwd/


Intel側もこの導入は慎重を期すようにと伝えている。また、OEM向けの更新は推奨していない。
1度入れたらロールバックも非推奨にしている訳で、いわゆるパブリックベータ扱いであるが、入れて不具合を伝える人がこれまでのドライバーより遙かに多いようだ。まあ、当然と言えば当然だろう。初物では良くあることであり、Windows10 向けのドライバだとその混沌レベルは一歩先を行っているのである。


多分最終的には、Windows Updateでこのドライバーは供給される可能性が高いが、果たして安定するまでにどれほど掛かるのかは見えない。というより、企業向けのサポートもあるはずなので、zip形式のドライバは残した方が良いと思うのだが……


ちなみに私の環境には、このドライバーをテスト出来るPCがないので、試す予定もない。まあ、流石にこの手のドライバは下手をすると致命傷になるので、メインマシーンではまず怖くてやらないと思う。

何となくだが、Windows 10 19H1ではこれ関連のトラブルが起きるんじゃないかと、予想しているが、これでトラブルが起きると、ドライバーの過去への置き換えもきっと困難になるはずなので、再起動バグでも企業などで起きようものなら、目の前のWindowsマシーンを放り投げたいと思う人も出てくるかも知れない。Windowsは不具合時の対応自由度がどんどん低下しているので、困る。

そろそろ、本気でLinuxアプリが動くようになったChrome OS辺りの成長とアプリケーションソフトの増加を期待したい。









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