プリンターを修理するか?買い換えるか?

6年使ったCANONインクジェットプリンターがB200エラーでお陀仏となった。電源コードを抜いて挿して、インクを抜き差ししてから電源を入れると、印刷できるときもあるが、B200が出るようになった途端、カラー印刷に筋も入るようになったので、対処方はそう残されていない。買替えか修理かである。

以前は数台プリンタがあったのだが、今はインクジェット1台に集約していたので、買い換えるか修理に出すかで悩む。
来年の初めまでは、修理可能であることは確認しているが、送料込み15000円を超える出費は、結構痛い一方で、新品インクが丸ごと余っていることや、最近のプリンタはEPSONもCANONもインクが年々高くなるということもあり、どうしようか悩むのだ。

仕事で使っていて故障率が激烈に上がっていた詰め替えやセカンドブランドのインクを使うつもりはないので※、悩ましい。修理に出せば再び6年動くなら修理でも良いが、筐体の出来から考えるとそこまで持たない気がする。


※他社インクは、経験上故障率が軽く3~5倍以上(故障までのサイクルが大幅に短縮されるよう)になるため、短期間に相当量使う人で無ければ元が取れない。


<市場の縮小とやる気のないメーカー>

考えて見ると、このプリンター良いなと思う製品は最近出てきていない。毎年登場する新型の大衆機は明らかにチープになっているし、じゃあ上位はどうかというと、特化モデルが多く微妙な品が多い。万能で丈夫でそこそこお得という製品は敢えて出さなくなっている。

まあ、EPSONは比較的新しいアプローチをしたり、世代交代のサイクルを伸ばしている機種もあるが、インクの減りが早いのは相変わらずだったり、ボトルインクだったりと極端だ。まあ、廃インクタンクを交換できるなど面白い取り組みもあるが、あのハードがそんなに持つのかとか、あれを買う人に廃インクタンクがいっぱいになるまで頻繁に使うのかという部分は気になるところだ。

もう少し別のユーザーメリットがないとどんどんプリンター離れが進むのではないかと思えてくる。


<印刷枚数は減っている>

そもそも、私自身も最近は印刷する紙の数が減っている。だから、プリンターは壊れないと買い換えない訳だが、それにも増して思うのは、今後もこんなただ小さいとかそういう理由だけの新プリンター製品群から選び続けるのか?ということだ。

いや、もっと言えばネットプリントやコンビニプリントの方がもう良いんじゃないかと思えてくるわけだ。レーベル印刷などを比較的多く行わないなら、プリンターレスやレーザープリンタ中心へとシフトしたかも知れない。

きっと世の中でそう考えてプリンターを使わなくなる人は増えていると私は予想している。それぐらい、今のプリンターは魅力が落ちている。


<毎年新機種よりも>

スマホでもこれを書いたが、正直毎年新機種を出すのもこれなら必要がないと感じる。新機種を毎年投入し、2年周期で新型インクにして値上げする。カタログスペック上はインクコストが安くなっているが、実際には差は殆ど無く、場合によっては物価動向によって後からインクが値上がりすることもある。

そうすると、当初のカタログスペックが成り立たない。毎年パフォーマンスモデルを新型にすると、出荷台数も多くないため、メーカーにとっても修理のコストなどが増すだろうし、インクを2年で次に変え細分化すればするほど、高くなる。サードインクは作られにくくなるが、それもいたちごっこだ。純正インクが値上がりすればサードインクに逃げる人も増える。

そういうスパイラルを作っている訳だ。何より、小さくなってネット機能が充実というのは、印刷技術とはあまり関係しない。だから、そこそこ選んで買う人ほど積極的に買い換えたいと思う人は年々減っていく。まだ、印刷速度が改善された。音が静かになった。何世代目だけど今回も同じインクだという。綺麗になったは無理でも、そういうプリンターとしての性能に重点を置いてくれた方が、一度プリンターから離れたユーザーも買いに戻ってくる可能性はあるだろう。


<買い換えるか修理か?>

昔なら簡単に買い換えていたが、今回は実際に悩んでいる。使い慣れたとかではなく、単純にランニングコストとして見ても今の機種で十分だからだ。しかも、6年動いた実績が、修理後も働くなら後5年ぐらいいけるかもしれない。筐体のロットが良ければこの実績がはたらく事があるからだ。

しかし、一方でメーカー保守でも最終期に入るとリフレッシュ部品が入ることもあるかもしれない。一度修理を行うと、そんなに持たないケースというのも仕事上よく知っている。これで、1年後に故障して、買い換える時に今よりしょっぼいプリンターしか売られていないなら、目も当てられない。

なら、新型だったらそれを克服するのかというと、そうでもない。

これが、10年前ならきっと何も言わずに買い換えただろう。それは、新技術がそれを相殺するからだ。今は買い換える見込みのプリンターにこれと言った印刷メリット(決定打)がない。むしろ、小型化を隠れ蓑にして徐々に製品寿命を抑えるように劣化させていることが目に付く。当初はそれで市場を開拓できた、今それが当たり前になり、新市場を開拓しているとも言い難い。

だから、量販店の家電修理保証で5年保証を付けて、買替えを考えるのがベストなのだろう。

まあ、目立った新技術があり、印刷枚数が増えようなワクワクするものがあれば、修理しつつ新機種を入れて2台体制というのも考えただろう。ただ、メーカー自身が小型化と、プロフェッショナル向けに二極化して、多様性や間の万能という製品を敢えて外す製品ばかりに向かう今、市場が縮小するとここまで魅力がなくなっていくのだなと実感する。


正直、メーカーには今一度進化することを諦めずに考えてほしいものだ。小さいとか、PROモデルではなく、バランスが良く極端に小さすぎず、質実剛健のプリンタ専用機や複合機で、消費者にメリットがありそうな機種も3年周期で1度でも良い。長期モデルで出してくれるとそれは今なら売れるだろう。


まあ、売れても儲かるとは限らないから、作らないのだろうが……。自由経済で成長時代が終わるのは本当に嫌なことであり、レガシー化してもそれを使う環境に居続けるのは、自分なりの拘りがあり、それが市場の商品と乖離し始めている人間から見ると、厳しいことだ。








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