オンキヨー、新型AndroidタブレットACT-101S8登場……OSとSoCは新品なのに骨董品。

PC WatchのビジネスPC(タブレット)の記事だが、仕様を見て驚いた。先日、PCカードタイプのSDカードスロットの記事を書いたときぐらい驚いた。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1113163.html

このタブレット、外部電源専用(とは言ってもバッテリを搭載している)は、100歩譲ってわかるが、SoCがS5P4418なのが本当に意味不明だ。

それに引きずられる形で、OSがAndroid 5.1 Lollipopである。よりによって、まもなく保守が終わるOSである。この5.1は2015年3月に登場しているので、すでに3年が経過している。iOSとは違い、Windowsの7や8ににたサポートフェーズをAndroidは持っているので、古いバージョンでも保守サポートは数年行われるが……保守が行われている中で、一番古いバージョンとなる。

一応、ARTを正式サポートした最初の世代であるため、サポートが少し長いのだ。ただ、すでに5.0の保守は終わっているので、今年中には終わるだろう。終われば、セキュリティアップデートは提供されないため、安全性に支障が出かねない。


<SoCは32bitです>

ちなみに、CPUは Cortex-A9(ARMv7-A)×4であり、32bitとなる。
性能は、1コアあたり2.5DMIPS/MHzなので、3500DMPIS×4となる。
接続可能な物理メモリーはLPDDR3の667~800MHz、x32のいずれかで接続される。
即ち、5.3GB~6.4GB/sのいずれかの範囲のメモリー帯域となる。
ストレージ(ROM)はeMMC接続のみであり、200MB/sぐらいだろうと思われる。最大でも400MB/sだがこのSoCだと200MB/s以下だろう。

GPUのMali-400は200MHzあたり1.2GFlops程度のはずなので(MP2は×2倍)、800MHzぐらいで動けば、9.6GFlopsぐらいになるんじゃなかろうか。一応、フルHDの動画エンコード(H.264)に対応するが、OpenGL ES2までしか対応しない。

このGPUスペックは、MSM8110/8210/8610/8212/8612(Snapdragon 200 Cortex-A7)に搭載のAdreno 302より性能が低い。約1/2ほど低い換算である。まあ、Snapdragon 200のCortex-A5モデル(MSM8225Q/8625Q)と同じ程度(Adreno 203)の性能である。CPUはこの2つより高性能であるが……出来ることの範囲がよくわかるだろう。

はっきり言って、Snapdragon S4(MSM8960やAPQ8060A、2012年)の方が速いといえば、そのショボサがわかるだろう。


GNSS/RNSSもなく、このスペックの製品を3.5万円で売る図太さは感心する。ブランドや保守を求めると買うのかな?私なら、業務用でも導入しないけど……。


最近は、ちょっと商品価格が上がっているとはいえ、なぜこのスペックにしたのかというのは、なかなか考えてもわからない。いや、なんとなく予想は付く、これの開発ボードは結構汎用で出回っているため、それを安価にカスタマイズしたものを、入手してディスプレイを付けたのだろう。ただ、ビジネス用とはいえ、なぜこれで商品に至ったかはわからない。
さすがにOSの世代がGRANBEAT(Android 6.0 marshmallow)より古くなっているのは不味いだろう。

なんというか、これを見て思ったのは、早めのエイプリルフールの企画じゃなければ、SOTECの呪いか何かかなと……これを1000台売らないと不幸がやってきます的な……。


<誰にお勧め……>

冗談はさておき、とにかく短期間の検証とか、ネットに繋がないで社内のネットワークだけで使うといった場合には、良い……ということにするしかない。

正直、社外に全くつながらないイントラ内なら、万が一の漏洩もないので中華タブの方が安上がりだが……。それ以外で使うとなると。

決まった画像を永遠ループ表示し続けるフォトスタンドとか?
ばらしてタッチパネルだけ部品取りして、別の機器で使うとか?それも高いな。
後は、情弱な企業担当者とか、そういう人向けかな?


まあ、SoC性能と、OSのバージョン、そしてお値段を秤に掛けられる程度に知っていると、積極的にこの人向けという市場がないのが、痛いところである。


私的には、Onkyoのスピーカーとか、アンプとか使っているので、頑張ってほしいとは思うが……ハイテク系の製品は、GRANBEATのAndroidメジャーバージョンアップも不可能な状況をみると、ソフトウェア面の対応力と、ハードウェアのバランスの悪さが、かなり仇になっていると感じてしまう。
他にないオーディオコンセプトで突き抜けるのも悪くはないが、少なくとも他社と同じ程度に保守期間が十分担保できるようにしないと、よほど、Onkyoマニアじゃない限り、買ってくれる人は徐々に減っていくだろう。






AGS-W09(MPT310WIFI) HUAWEI 9.6型タブレットパソコン MediaPad T3 10※Wi-Fiモデル スペースグレー [AGSW09MPT310WIFI]【返品種別B】
Joshin web 家電とPCの大型専門店
在庫状況:最短24時間以内出荷□「返品種別」について詳しくはこちら□2017年06月 発売メーカー保


楽天市場 by AGS-W09(MPT310WIFI) HUAWEI 9.6型タブレットパソコン MediaPad T3 10※Wi-Fiモデル スペースグレー [AGSW09MPT310WIFI]【返品種別B】 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック