Galaxy S9+/S9 Xperia XZ2/XZ2C/XZ1/XZ1C詳細比較表①…どれが凄い

ここで表示している比較表は情報不足があります。
表に関しては、Xperia XZ2 PremiumのスペックをGalaxy S9シリーズと比較 の表が最新となります。こちらの表を変更する予定はありません。ご了承ください。


昨日の既報通り、昨日、一昨日と発表されたGalaxy S9シリーズとXperia XZ2シリーズの比較スペックを正式に公開しようと思う。まず、Galaxy S9はExynosモデルもあるが、並行輸入を除けば、日本ではたぶん販売されないと思われる。そのため、ここではそれの比較は行っていない。今後も比較予定はない。

まあ、これを意訳するとSoCを調べるのが”面倒くさいという”だけなのだが……気持ちに余裕がないと、調べるのは大変なのだ。

さて、本題である。

表の見方だが、赤字の部分は高性能な部分、または突出して大きい重いといった部分である。
データは大きいので分割しており、注釈は、最後の画像に全て載せている。


<基本性能はSoCの違いだけ……>

まず、寸法、重さ、OS、CPU、主記憶、メモリー、GPUの仕様である。SDM845は実機がまだ、デモ機ぐらいしかないので、一部推測データとなっている。

これを見て分かるのは、似たり寄ったりだということだろう。SoCが更新されたことによる性能アップが全てでしかない。
後は、Galaxy S9+だけはメモリーが多い。Xperia XZ1C(XZ1 Compact、以下XZ1Cとする)はStorage(ストレージ)の容量が32GBと少ない。

Galaxyは256GBストレージモデル(グローバル……国内はキャリアの動向を見ると出ないかも)があるぐらいだ。他は、SoCであるSnapdragonの新旧差のみとなる。SoCの推定性能は、Dhrystone Benchの数値(改良しているCortexの情報)と、メモリー性能から当ブログ独自の算定方法を加味して計算した推定性能であるため、参考程度に見て欲しい。製品発表の段階から変わっていないが、今あるテスト版の情報を見る限り、製品版でも大方数字の変更は無さそうだ。

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この表を見て、ドット辺りの演算能力(1ピクセルの描画に最大いくつの浮動小数点演算性能が割り当てられるか)という数字がある。この数字が高い製品は、3Dゲームでのフレーム生成能力が上がる。これ、一番下の右端を見ると他をぶっちぎっているのが、XZ1Cである。

このドットに与えることが出来る演算能力は、メモリーバンドの差がかなり大きいので、純粋比較は出来ないと断った上で言えば、デスクトップPC向けのGeforce GTX750~750TiでフルHDのディスプレイにおいて、処理する際のドット辺りの演算能力に匹敵する。

<解像度が高いこと=性能が高いとは限らない>

ここでは過去にも書いているが、なぜこれほど数字が高いのかというと、これは下の表で画面解像度を見れば良い。実は逆にこの数字が心なしか低いのがGalaxyである。実際にはEdgeスクリーンの領域が僅かに非表示領域として使われるはずなので(それも22万の高い数字では若干加味して計算しているが正式は数字は分からなかった)、もう少し数字が上がるかもしれないとここでも断っておく。

解像度が高い製品は高解像度動画を見るとか、綺麗な写真を見る場合には細かく描写される。とはいえ、元々印刷物のdpiやppiは150~306ppiであるため、今では凄く凝視すれば分かる場合もあるが、気持ち程度のレベルであり、過剰なレベルというのは、実はオフレコ(記録外)的な話として、「シー」と指を立てられるような……うわっ……何をする……ぎゃぁ~~~。

失礼。端的に言えば解像度が高いほど、GPU(グラフィックスチップ)が1ドット辺りに割り振れるメモリーや演算性能の量が減るわけだ。そんな中で、1280×720ドットのディスプレイを採用したソニーXZ1Cは、最高性能のGPUを採用したことで、突出した性能を発揮しているわけだ。

実はこの概念は、これまでiPhoneでも取り入れられていたことだ。Xは解像度を大幅に上げたが、それまで解像度を控え目にしていた。だから、iPhoneの方がゲームに向いているという話も良く言われていたことだ。まあ、ある意味で、なかなかスマホを買い換えない人且つ、最新ゲームで良く遊ぶ人は、XZ1Cという選択肢が幸せになれる方法かもしれない。

他の項目を見ていこう。

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<ディスプレイはHDR対応へ>

ディスプレイは、全体的にHDR対応が進んでいる。ソニーはHLG10(Hybrid Log-Gamma)に追加対応した。
SamsungはHDR10を本格的に取り入れた。また、ソニーはディスプレイサイズを縦長に変更し解像度を上げている。

この解像度アップがハイエンドのトレンドのようだ。上記した内容があるので、私はあまりこの流れを好んでいないが……どういう使い方をするか、何年使うのかという好き好きの差でもある。

-液晶(LCD)と有機EL(OLED)の違い-

尚、ソニーはひたすらLCD(液晶)を採用している。SamsungはSuperAMOLED(有機EL)である。前者は、とにかく屋外でも強い明るさが再現できるが、黒の沈み込みが浅くなりやすい。また、液晶に何かを表示している状況では、明るさを下げない限り、常に規定の電力を消費し続ける。

後者は、屋外では液晶に比べると若干不利だが色再現性は高い。また、真っ黒や暗いシーンでの消費電力が少ないのも特徴だ。真っ暗ではほぼゼロ電力となる。ただし、劣化が早い。購買層の予測から考えて、買い換えサイクルが比較的早いハイエンド向きと言えば確かにそうだ。Always-OnはこのOLEDの特徴を使って、時計や通知を必要な時に必要なタイミングで表示するか、表示し続ける機能である。使えば便利さが分かるだろう。
また、最近、Windowsでもそうだが、背景を黒にするブラックモードがあるのは、ELディスプレイの寿命(焼き付き防止効果)や電力性能を上げる効果が高いからである。


<カメラはメーカーの芳香性(香り、方向性)が分かる>

カメラ関連はこれまでのこのBlogの記事では最高レベルに細かく書いていると思う。若干不明確な点もあるのだが、あくまで参考程度として欲しい。

これを見て、2カム(光学倍相当の焦点モードセンサー搭載)のGalaxyS9+は凄いと思うのか?
ソニーはやはり完成度が高いと思うのかは、人それぞれだろう。
一般に、スマホではないカメラ好きな人だと、ソニーのバランスの良さに感服だろう。
性能重視のスペック派で、数字の高さなどが全てだと思う人は、これを見るとGalaxyの凄さに感服するだろう。

この2社はカメラメーカー(コニカミノルタの事業を引き継ぐ企業)であり、業務用ビデオカメラで世界トップシェアを持つソニーのスタンスと、ハイテク電子機器メーカーとしてソニーを追ってきて、カメラでも追い越したい民生機器メーカーのSamsungの差が見える。

Samsungは、90年代から2000年代のデジタルスチルカメラのような手法を採っている。これは、Appleなどにも言える。簡単に言えば、カメラの難しい光学技術を数字で示せば、それだけで綺麗とか、凄いとかそういう流れにある。画素競争と同じだ。これはこれで、ある程度まではよいことだ。

2カムのS9+と1カムのS9があるのも、とてもユーザー市場を良く考えて作られており親近感が湧く。
さらに、センサーも最新のIMX345を広角側に使ったことで、絞り値が2段階に切り替わるという仕組みが入ったというのも、強みのようだ。ソニーが使わないソニー製(最先端の売り込み)というのが面白い。

ソニーはその間のF/2.0を続けている。

Samsungは最先端を追っかける存在だ。だから、マグロのようにずっとカメラでも最先端に無ければいけないのだろう。その結果、新しい技術をどんどん取り入れている。素人でも凄いと思わせるには、昔の画素競争のように、ノイジーになって画素辺りの画質が下がろうが、綺麗と売った方が、カタログ値を信じる素人ならば食らいつくという考え方もある。そして、消費の大半は素人だ。

ソニーの発想はF値が大きく変わっていないことに反映される。2カムを出せば変わるかもしれないが、絞りが開放されてF値が低いというのは、明るい撮影が暗い場所でも出来るなんて言うが……その前に隠れている条件を多くの人は知らない。また、その後ろに隠れている条件も知らない。

元々、その条件を知らないと絞りなど何の意味もない。これは、複数のカメラを使っていると分かる話だ。


-絞りは他の性能が一緒で無ければ、明るさの基準にならない-

レンズの明るさは一般に、絞り変更が出来なければ比較のしようがない。なぜか?そもそも、いくらF/1.3のレンズを使っても、センサーの感度が他の製品の1/5しかないなら、F/2.0にも負けるだろう。即ち、明るいといっても比較する絞りモードが複数無ければ、実はあまり意味が無いのだ。組みこまれている機能は、1つしかない時点でいくら明るいのかなど実は、比較出来ないのだ。

他と比較をしても、それはレンズ差によって生じているかなど根拠も出てこない。なぜなら、画像処理エンジンでノイズ処理や、画素混合、HDR処理をしてしまえば、その差は見えにくくなるのだから……。

即ち、絞り固定しかない製品で絞りが開放だというのは、明るいという売りになっているが、あれはあくまで営業テクでしかない。

一方で、絞りが開放だと問題もある。それは、被写界深度が浅くなり狭い焦点を除いて背景や前景がボケるという欠点がある。これは利点でもあるが、欠点でもある。例えば、絞りが極端に開放に寄っていると、前方からこちらへ走ってくる人を撮影する場合、等倍で見るとぼけが目立つなんてことも起きることがある。

F2.4~F/3.xぐらいの値は、そういう点では影響が少ないことが知られるが、スマホはソニーでさえも低い。

-個性的なカメラか好ましいカメラか-

スマホでこれより下が使われるのは、HDRによる連続描写合成や、ステレオカメラ合成が出来るからだ。まあ、演算ごり押しで処理出来るため、誰が見ても綺麗に見えるメリハリのある画像を合成するのが上手くなる。しかし、一方で、カメラの傾向に左右される特徴やミスショットは、デジタル処理によって消えて行くのも面白い点だ。

ソニーも、スマホでその傾向はあるのだが、他社よりその傾倒は浅く、昔ながらのカメラのスタンスを維持する方向で開発していることが分かる。

一方で、Samsungはそういう資産も少ないので、デジタル時代に合わせた傾向を作っている。AppleやASUSなどもそれをやるのは、そういう資産が少ないからこそ、こういう拘りに縛られないという点と、消費者が絞りの意味を明確に理解していなくても、デジタル処理時代なら綺麗に取り繕う処理が出来、それがうまく機能しているからでもある。

まあ、デジタル時代のスマホなので、Samsung等の方が売れるのは仕方がないが、ソニーはソニーらしい特徴を持ったコンセプトの製品を作っていると言える。
表にするとこの差はよく分かる。買う側としてどちらを望むかは、被写体とカメラに対する考え次第だろう。


<カメラは拘りのソニー、ハイテクのサムスン>

昔ながらのカメラの延長線でちょっと撮影にコツがとか、カメラに人が合わせる部分も求めるなら、ソニーが良いかも知れない。
一方で、とにかく見栄えのよい写真を手軽になら、S9+の2カムは2倍光学ズーム相当の機能もあり、デジタルカメラとしても遜色ない使い勝手だと思えるかもしれない。


尚、ソニーは今回ハイスピード撮影に1080p@960fpsが追加され、HLG10撮影も追加された。
サムスンは、絞り2段モードの追加と高感度撮影時のノイズ特性改善をさらに進めたとしているようだ。


スペック表で見ると、もう一つ気になるのはソニーの自撮りカメラ側だろう。
画素数が落ちている。しかし、ピッチサイズは変わっていない。これは、ディスプレイサイズを縦に伸ばす際に、センサーが割を食って小さくなったからだと思われる。最大ISO感度はちょっと怪しい部分もあるのだが、下がっているように見えるのは、多分、混合による高感度モードを使うには画素が足りないからだと思われる。


②へ続く……


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