JVC、業界初4Kの凄い点、足りない点。
JVCケンウッドが発表した4Kビデオカメラの話である。ビクターの頃からビデオカメラを扱ってきたJVCだが、どちらかというと、ソニーやパナソニックに劣っていた。まあ、ビデオカメラという点で見ると、明らかにソニーが最大手で圧倒的な状況に今もあり、ついでCANONやパナが追うような流れだが、JVCは主にテレビショッピングでよく見られる割と安く、消費者が取っつきやすいカメラという立場でやってきた感がある。今回は、それを進化させたというところだろう。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1099699.html
http://www3.jvckenwood.com/press/2018/gz-ry980.html
たぶんこれまでもこれからもエブリオシリーズの特徴は、ウォータープルーフ(防水)の部分だろう。今回の売りは、衝撃まで確認済みで且つ4Kという点と、BSI CMOSが採用されているので、さらに使えるカメラになっているのは間違いない。
また、USB Type-C端子があるのも良い点だ、USB給電に対応しているため、バッテリ不足になっても、いざという時には(USB給電中は防水ではなくなるが)、スマホ用の外部モバイルバッテリーが使える。
MIL-STD-810F Method 516.5の確認を取っているので、衝撃もお墨付きである。
しかし、4Kカメラとしてみると、物足りない。これなら、ソニーのDRC-RX10M4やパナのDMC-FZH1を買った方がきっと撮影画質面や機能面では満足できるだろう。まあ、筐体の重量や大きさも違うので、比較する対象として間違っているが、少なくとも4Kビデオカメラとして見た場合、微妙なのはQT(Quick Time)を使っていることだろう。
パソコン編集前提でも、何でも考えた場合、使うならXAVCを使うべきだった。また、コンテナだけで考えるなら、MP4ベースでH.264/AVCを使った方がたぶん評価は高くなっただろう。MOVやQT形式は既にAppleがMac以外でのサポートを終えているため、各社サードプラグインを開発して、編集に関する対応をしている規格である。そのため、実は将来的な編集運用性には多少の疑問符が付く。
この部分が、考慮されていれば評価はもう少し高かった。まあ、4Kは基本的に、編集するような用途に、あまり扱わないという場合には良さそうだが……。
また、Wi-Fi(無線LAN)機能が別売りのアダプターというのは少し気になる点だ。次の世代では内蔵してくるのだろうか?
尚、4Kが30P固定なのは、メモリーカードの必要仕様が接続バスはUHS-I、UHS Speed Class 1、Speed Class10だからだと思われる。全体的にこれ以上高速なクラスだと、SDカードを選ばなければならず、初心者から映像が飛ぶとか、苦情が来ても困るからだろう。
<海や山、川に行く家族や友人の旅行には良いが、拘り編集派のカメラではない>
センサーサイズは1/2.3型であり、スマホとさほど変わらないため、スマホより優れたレンズを搭載しズーム機能があり、指向性マイクが付いた上位ぐらいで考えると良いカメラだろう。
特に、海や山などアウトドアで撮影をしたい人には向いている。
一方で、4Kとハイスピード撮影の部分に関しては、QTを採用している点が、微妙である。本当に何故オープンなMP4コンテナにしなかったのか分からない。確かに、MP4コンテナには互換性の問題が生じることはあるが、30pの24bitカラー、LPCMならPCでもスマホでも扱える形式にするのは楽だろう。4Kでこれだけを本格的に採用する製品は、Quick TimeのWindows向けサポートが終わってからは珍しい。
そして、既に殆どのSDカードが対応しているSDカード速度に留めたビットレートというのも、それが拘り派向けではないことを示している。
しかし、それでも4K撮影を水辺に持ち出せるのは、大きな利点だ。これで、次期モデルがMP4を4Kで全面的に採用しはじめたら、もっと売り込める先が広がりそうな気もする。
まあ、4Kは要らない安いカメラをというなら、総画素数は小さいが、過去の機種でも十分なのだろうが……。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1099699.html
http://www3.jvckenwood.com/press/2018/gz-ry980.html
たぶんこれまでもこれからもエブリオシリーズの特徴は、ウォータープルーフ(防水)の部分だろう。今回の売りは、衝撃まで確認済みで且つ4Kという点と、BSI CMOSが採用されているので、さらに使えるカメラになっているのは間違いない。
また、USB Type-C端子があるのも良い点だ、USB給電に対応しているため、バッテリ不足になっても、いざという時には(USB給電中は防水ではなくなるが)、スマホ用の外部モバイルバッテリーが使える。
MIL-STD-810F Method 516.5の確認を取っているので、衝撃もお墨付きである。
しかし、4Kカメラとしてみると、物足りない。これなら、ソニーのDRC-RX10M4やパナのDMC-FZH1を買った方がきっと撮影画質面や機能面では満足できるだろう。まあ、筐体の重量や大きさも違うので、比較する対象として間違っているが、少なくとも4Kビデオカメラとして見た場合、微妙なのはQT(Quick Time)を使っていることだろう。
パソコン編集前提でも、何でも考えた場合、使うならXAVCを使うべきだった。また、コンテナだけで考えるなら、MP4ベースでH.264/AVCを使った方がたぶん評価は高くなっただろう。MOVやQT形式は既にAppleがMac以外でのサポートを終えているため、各社サードプラグインを開発して、編集に関する対応をしている規格である。そのため、実は将来的な編集運用性には多少の疑問符が付く。
この部分が、考慮されていれば評価はもう少し高かった。まあ、4Kは基本的に、編集するような用途に、あまり扱わないという場合には良さそうだが……。
また、Wi-Fi(無線LAN)機能が別売りのアダプターというのは少し気になる点だ。次の世代では内蔵してくるのだろうか?
尚、4Kが30P固定なのは、メモリーカードの必要仕様が接続バスはUHS-I、UHS Speed Class 1、Speed Class10だからだと思われる。全体的にこれ以上高速なクラスだと、SDカードを選ばなければならず、初心者から映像が飛ぶとか、苦情が来ても困るからだろう。
<海や山、川に行く家族や友人の旅行には良いが、拘り編集派のカメラではない>
センサーサイズは1/2.3型であり、スマホとさほど変わらないため、スマホより優れたレンズを搭載しズーム機能があり、指向性マイクが付いた上位ぐらいで考えると良いカメラだろう。
特に、海や山などアウトドアで撮影をしたい人には向いている。
一方で、4Kとハイスピード撮影の部分に関しては、QTを採用している点が、微妙である。本当に何故オープンなMP4コンテナにしなかったのか分からない。確かに、MP4コンテナには互換性の問題が生じることはあるが、30pの24bitカラー、LPCMならPCでもスマホでも扱える形式にするのは楽だろう。4Kでこれだけを本格的に採用する製品は、Quick TimeのWindows向けサポートが終わってからは珍しい。
そして、既に殆どのSDカードが対応しているSDカード速度に留めたビットレートというのも、それが拘り派向けではないことを示している。
しかし、それでも4K撮影を水辺に持ち出せるのは、大きな利点だ。これで、次期モデルがMP4を4Kで全面的に採用しはじめたら、もっと売り込める先が広がりそうな気もする。
まあ、4Kは要らない安いカメラをというなら、総画素数は小さいが、過去の機種でも十分なのだろうが……。
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