小さくなったiPhoneSEにサプライズはない、iPad Proは補完

スペックを見る限り・・・買い替え需要などを除けば、ほぼ新しい売り文句もない。価格が安くなったといっても、5万円台である。ばっさり切ってしまうが、スマートフォンとしてはすでに高い部類である。まあ、買い替え需要として売れるだろうが・・・バッテリーの容量も少なく、一部情報が事実ならRAM容量が1GB+αと少ない。iPhoneだから素晴らしいという人もいるが、今回のモデルは、基本性能、特にRAM部分の容量がもし事実なら・・・とても残念なスペックである。

これからのテクノロジーを支えていくにはちょっと心許ない。そそろ、Appleも潮目を迎えているように見える。世界シェア(といっても日本がもっともお得意さん)が大きいため売れはするが新しい市場を大きく開拓するほどではないと思われる。

iOSをどれだけ高く評価するかだけが、Appleの最後の砦になりつつあるのが、悲しいところだ。スティーブ・ジョブズが生きていれば、きっと嘆くだろう。

開発元ブランド Apple iPhoneSE iPhone6S比
モデル種別 A1662/A1723  
OS種別
バージョン
iOS
9.3
同等
SoC APL0898 同等
CPU Arc ARMv8Ac 同等
CPUコア数 Twister Dual 同等
クロック周波数 1.84GHz 同等
CPU総コア数 2 同等
RAM 1GB+?
LPDDR4
ダウン(2GB)
ROM
Storage
16GB
64GB
128GBモデルがない
GPU PowerVR GT7600 同一
Unit Num 6 同一
API_OGL 3.3(4.3) 同一
API_OGLES 3.1+ 同一
API_OCL 1.2(FP) 同一
API_DX3D 10.0 同一
API_DX3DFL 10.0(11.2) 同一
ディスプレイ
サイズ
解像度
DPI/PPI
タッチスクリーン
強化パネル
コントラスト比
その他
IPS Retina HD
4.0インチ
1136×640
326ppi
マルチタッチか?
傷防止コーティング
800:1
指紋油膜防止
500cd/㎡
sRGB
同一ブランド
5.5または4.7インチ
ダウン(最大1920×1080)
同一またはダウン(401ppi)
3Dタッチ
同等
1300:1
同等
同等
メインカメラ
画素数
センサー種別
F値
手ぶれ補正
Exmor RS
12MP
IMX315
F/2.2
デジタル
同等
同等
同等
同等
ダウン(光学/デジタル)
自撮カメラ
画素数
BSI CMOS
1.2MP
大幅ダウン(4.92MP)
4.92MP
DSP Apple M9 同一
LTE Unknown たぶん同等か?
Wireless LAN
(Wi-Fi)
IEEE802.11
a/b/g/n/ac
同一
Bluetooth 4.2 同一
NFC/FeliCa ○/× 同一
ラジオ/ワンセグ/テレビ ×/×/× 同一
高度認証機能 指紋認証 同一
方位位置センサー A-GPS/GLONASS
Digital Compass
同一
環境センサー 5機能対応
光、加速度、圧力、ジャイロ、近接
同一
防水/防塵 公式上はない 同一
USB端子 USB2.0
Lightning Connector
同一
ヘッドフォン端子 ○(ST Mini) 同一
バッテリ容量
通話時間
待受時間
通信時間
1642mAh
減少(1715/2750mAh)
同等
同等
同等
サイズ 123.8×58.6×7.6 小さくなった
重さ
113g 軽くなった
色選択 4色
Gray
Silver
Gold
Rose gold
ほぼ同一

上を見れば分かるが、メモリの減少、自分撮りカメラ機能の画素大幅ダウン。サイズ変更に伴う液晶の仕様変更。サイズ変更に伴うバッテリ容量減少などが、行われている。ただ、通話や通信時間については、仕様上のダウンはないようだ。重量は軽い。

これを、5~6万で購入するかというと・・・性能を求めるなら、iPhone6S Plusや6Sの方が良い。コンパクトを求めるなら確かに指紋認証もあり、高性能と言えるだろうが・・・ちょっとメモリ容量が少ない。6Sは、メモリの増量による評価もかなりプラスに働いていたため、今更1GB台のメモリというのはちょっと辛い物があるだろう。

問題は、Android系は、iPhoneとの差別化を大画面に求めた結果、4インチで高性能なものがないということだ。この程度でも売れるとしたら・・・AndroidはiPhoneが大画面化したタイミングから、4インチ前後を照準にそこそこ性能があるモデルを出せば、iPhone不在の間にシェアを取り戻せたかも知れない・・・。まあ、これは一部で以前から言われていたことだが・・・。

来年SE2が出るのかどうかは分からないが、もし出るならRAM2GB化は、次の世代で行われるのだろう。個人的には、SEに期待をしていたなら、RAM2GBの製品を待った方が良いのではないかと思う。

<Apple熱は低下傾向・・・イナゴのような動きで荒らす>

日本では、携帯大手3キャリアの値段問題が勃発しており、Apple熱は低下傾向にある。販売奨励金もAppleには湯水のように使われていたことが分かり、半分iPhoneを売る契約をするD社など凄い販売合戦が行われていた。それが、終わり今後適正な競争に戻ると思われる。

そのときに、これが売れるかというと、使い慣れた人は買い続けるだろうが、積極的に選ぶほど魅力的かどうかはよく分からない。日本では、結果的に広告として売れる販促記事が多く出回っているため、それ次第だろう。

私なら、今買うなら同じ外資を選ぶと仮定すれば、AppleよりASUSやZTE、Samsungなどの方が良いと思うが・・・。結局、海外では評価の高いSamsungは日本では嫌われている。ソニーを選ぶという人もいるが、そもそもソニーの新モデルXは、去年のVAIO臭がするにも関わらず、必死にメディアは良い部分を探す。これは何なのだろう。(ちなみに、最新モデルではなく、もし買うならXperia Z5 Compactかな・・・Galaxyの最新モデルは大きすぎるので・・・)

日本における家電業界の悪い点があるとすれば、こういう商品広告やレビューが余りにも、スポンサーに偏っていることかもしれない。ドコモがツートップ戦略をしていた頃まで、Samsungはべた褒めだったし、Appleは昨年の発表会までは、各社がトップで取り上げた。今ではそれもない。それは即ち、伸び率低下が確かなこと、販売奨励金が機能しないことを知っているということだ。

これは、まるでメディアというイナゴの大群が飛び去っていくようなものだ。日本人は、画一性が強いのだと改めて感じるが・・・果たして、iPhoneSEはどこまで売れるのか?

今の流れだと、きっと安価なSIMフリーAndroidスマホが成長し、iPhone(のSIMフリー版)はよほどのインパクトを与えられないと、徐々に減っていくのかもしれない。

 

ちなみに、iPad Proの最新版も登場したが、iOSなので興味が無い。AppleもSurface Bookのように、MacOS X版のiBookでもサプライズで(誰にも噂が漏れず悟られずに)登場させれば、確実に熱狂的な支持がやってくるだろうに・・・。SEにしても先行して出てくる情報が多すぎて、登場前に燃え尽きている雰囲気が大きいのが、昔の発表会に比べて哀愁を感じさせる。

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