あなたの持つプリンタは本当にWindows10に対応しないのか?

CANONやEPSONはWindows10対応情報としてプリンタの対応情報を提供している。そして、そのプリンタの数は決して多くはない。しかし、実は国外でも販売されているようなメジャープリンタメーカーの製品またはそのOEM品の場合は、ドライバがWindows Updateから供給されることがあるのはご存じだろうか?

ドライバ画面はかなりチープになり、一部用紙設定(封筒やはがきの設定や、専用フォト用紙設定など)を失うが、使うだけなら使えるようになる。今回は、その設定手順について記載しようと思う。

尚、Windows Updateでも供給されないドライバは、かなりマイナーなモデルか、OEMで別の機種名が他社に存在することがある。この場合は、諦めた方がよいだろう。まあ、プリンタを買うときには、大手のメジャーな(よく売れている)モデルを選ぶのが得策である。

尚、Windows Updateによるプリンタドライバ導入は、WindowsVista/7/8/8.1でもほぼ同じ手順で実行できる。覚えておくと便利かもしれない。

-プリンタリストの更新~リファレンスドライバを探す~

プリンタの電源は切った状態で始めること。

手順は、とても簡単である。コントロールパネル→デバイスとプリンタ→プリンタの追加→プリンタが一覧にない場合→ローカルプリンターまたはネットワークプリンタを手動設定で追加する(O)の順で開いていく。

すると、ここでポートの追加画面が表示される。ポートはLPT(プリンタケーブル、ポート、シリアル、ファイル出力(RAW出力)、ローカルポートなどがあるが、とりあえず既存のLPTを選択しておく。ここで、プリンタドライバのインストールという項目が出現する。

「Windows Update(W)」というボタンがあるはずだ。ネットに繋がっていることを確認してからこれをクリックする。
最短で2~3分、遅ければ10分以上待つことになるだろうが、ドライバがリストに表示される。自分が利用しているプリンタメーカー項目にドライバがあるかどうかは必ず確認して欲しい。(図ではキャンセルと書いているが、必ず欲しいドライバがあるか確認すること)

もしあれば、メーカーの電話サポートなどは受けられないが、プリンタは認識し使えることになる。

もしなければ、そのプリンタはWindows10では使えないか、使うには特殊な設定が必要になる。Windows8.1などのドライバで動くなら、それを使うのも手かもしれないが、ビルドアップ時に動作しなくなることがあるのでできる限り早めの買い替えをお勧めする。

確認が取れたら、とりあえずキャンセルを行う。
デバイスを追加しますの画面も閉じる。
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-プラグアンドプレイのUSBプリンタ-

USBケーブルがパソコンにつながっていることを確認して、デバイスを追加します画面を表示し、プリンタの電源を入れると、プリンタを認識するので、その指示に従ってください。

-非プラグアンドプレイデバイス、COM、LPTプリンタの場合-

プリンタが一覧にない場合を開き、ポート項目で接続しているポートを選んでください。(通常はLPTかCOMポートのどちらかでしょう)あとは、ドライバ選択画面でドライバの製造元とプリンタ機種を間違えないように選択して、テストプリントを実行してみましょう。


-ネットワークプリンタの場合-
予めプリンタのオペレーターパネルにてIPアドレスを確認しておく。

たいていはTCP/IPプロトコルを使っているはずなので、プリンタが一覧にない場合→TCP/IPプロトコルまたはホスト名を使って接続するのトグルを選択して次へ、自動検出、プリンタのIPアドレス(ポート名はプリンタ機種+IPアドレス辺りが良い)を入力する→プロトコルがIPP※ならば、プリンタドライバの選択画面が出てくるので、メーカーとドライバを選択して次へ。テストが完了すれば終了。

※一部正常にインストール及び印刷出来ない場合があります。この場合は、各プリンタメーカーから供給されるPort Driverをインストールしてください。(CANONならIJネットワークポートドライバ(BJNP Port)など、富士通ならPrintianavi Network Portドライバなど)もし当該のドライバプロトコルでなければ、ポートドライバの確認が表示されます。ポートドライバの一覧が表示されますので、そこから選択するか、手動で通信ポートと方式(RAW/LPP)設定してください。
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尚、何度も書くがドライバは国際標準の簡易ドライバなので、設定はかなり少なかったり、設定画面の仕様が根本的に異なることがある。国内仕様の用紙や、メーカーの専用紙印刷設定は搭載されていない。本当に印刷は出来るぐらいにしか使えないかもしれないが、ちょっとした印刷には使えるだろう。
また、メーカーサポートに問い合わせても、これに関する疑問や質問には回答してくれないので気をつけて欲しい。


<何故Windows Updateにプリンタドライバがあるのにサポートはしてくれないのか?>

この機能ではNECのPR101シリーズのような骨董品までドライバが存在するが(既に二十数年前の品)、これらの消耗品販売は既に在庫限りでずいぶん前に終了している。ここで提供するドライバは、既にメーカーは保守を終えたドライバを中心にして、簡易ドライバだけマ社が持っているケースがある。
フロッピーディスクやブルートゥースの標準ドライバのようなものだ。そのため、メーカーはここにドライバが存在することも発表はしないケースがほとんどである。(一部、業務ハードウェアはWebで説明されているケースもある)

ここにあることをWebで教えると、特に初心者は、ここにない用紙や設定に対し、ないじゃないかとメーカーに文句を言うからだ。ここにあるドライバはあくまで、動かすための最小限のものであり、サポート時代のものとは違うという認識を忘れないで欲しい。

だから、保守を終えたプリンタドライバの一部はひっそりと、Windows Updateオプション(標準では添付されずWindows Updateを実行したときのみ提供)として提供されているのだ。尚、この機能では次のような機能は使えないことが多い。(中には全機能に近い能力をもつドライバもある)

・メーカー純正用紙の選択
・日本国内にしかない用紙サイズの選択
・プリンタ内蔵のメモリーカードアダプターのPCでの利用
・双方向印刷(インク残量検知など、ネットワークプリンタでは絶望的)
・CD/DVDレーベルプリント
・静音印刷、縁なし印刷、両面印刷
・ノズルチェック、インク拭き取り、クリーニング、強力クリーニング、ヘッドリフレッシングなどメンテナンスプリント
・画像を鮮やかに印刷する
・プリンタトレイ選択(プリンタ側で制御)
・Exif Print/Print Image Machingへの対応
・複合機のスキャニングPC取込制御

上記はPCのドライバ側で制御することが出来なくなることもある。(ドライバ次第)※

日本ではこれから、年賀状シーズンでプリンタを使う人も多いだろう。
年賀状がこのリファレンスドライバで綺麗に印刷できるかは分からないが、Windows10にしたけど、プリンタドライバが入らないと思っている人は、これを試してみると、もしかすると動くかもしれない。年賀状に使えるかは分からないが・・・。


※複合機などパソコンに繋がなくても、コピーが使えていた製品が、このドライバを入れると、このような単体機能を失うことはない。パソコンからの指示出しの一部が使えなくなったり、プリンタからインクが減りましたといったメッセージが届かなくなることがあるため、印刷が停止したときなどに、プリンタ側のランプなどで確認しなければいけない。



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