Windows10 TPは新ビルド10532へ更新 Cortana日本語版がαテスト開始

※これは製品ビルドの情報ではありません。今後製品に反映される予定のプレビュー情報です。

Windows10 Technical Previewは新ステージ10525/TH2になって一週間ほどで10532へとビルドアップした。

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今回からこれまでに追加された機能も記載する。

<これまでのTH2バージョンで追加された機能/ビルド番号をクリックするとページにジャンプします>

-Build 10525- Fast Ring Only
・スタートメニューやアクションセンターの色を好みの色に変更できる機能。
・メモリマネージャーの改善によるメモリ圧縮(予約・占有済み未使用ページの圧縮機能)

<既知の不具合>

尚、既知の不具合は次のようになる。

Windows Helloサインオンは一部デバイスでは動作しない。デバイスは、指紋、ピンコード、パスワードなど他の機能でロックを解除できます。(即ち、対応していないデバイスでは、他の方法で解除してくださいということと思われる)

10525でもプレビューユーザーから報告があるように、Google Chromeの64bit版はこのビルド(及び10525)では、クラッシュします。Chrome Canary Build(開発者ビルド※)や、32bit版のGoogle Chrome(大半のユーザーはこれを使っているはずです)は動作します。

※定期更新のβ版(テスタービルド)ではなく開発者が利用しているαビルドに相当するものです。以下のURLでダウンロード可能。ただし、カナリア版はテストフィックス前なので、サイトによっては、Chrome側に表示や認証などの不具合がある場合も・・・ご注意ください。
https://www.google.co.jp/chrome/browser/canary.html

β版は以下となります。これも8月28日現在ではクラッシュ対象と思われます。
https://www.google.co.jp/chrome/browser/beta.html

10525で提示した不具合が改善されているようだ。このビルドは今の段階ではFastリングのみに10525と同様対応する。

<今回追加された機能>

今回はコンテキストメニュー(右クリックメニュー等)の改善が図られた。

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また、WindowsフィードバックをTwitterやFacebookと共有する機能が追加された。大した機能ではないので割愛する

そして、Windows10.0.10532の日本語版ではCortanaのサービス(αテスターと思われる)が開始された。

あとはフィードバックよろしく・・・とのこと。まあ、凄い数の要望と不具合情報が上がっているので、フィードバックしても、すぐに次のビルドでその改善が施されるとは限らないが・・・。
http://blogs.windows.com/bloggingwindows/2015/08/27/windows-10-insider-preview-build-10532-for-pc/
(上記はWindows Blogの当該記事-英文-)

<実働レビュー編>

最近思うのは、そろそろアプリの設定をしていますが邪魔くさい。まあ、ビルドアップである以上仕方ないのかも知れないが、ユーザーを新規で追加する場合を除けば、インストール時間を少し掛けても、先に設定しておくことは出来ないのだろうかと、考えてしまう。
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ちなみに、現在私のPCは花柄でいろいろな色に変化するようになっている。これはメインのWindows8.1が利用している花のテーマを同期しているためで、その色によってスタートなどの基調カラーが変化するようにしているためだ。尚、10525ではそのスタートなどのアクセントカラーを任意で選択できるようになっているが、個人的にはあまり必要性を感じない。

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まあ、正直ここが変わったというインターフェースは先に挙げたので、ないのだ。だから、日本語版Cortanaが始まってくれて良かった。

<ついに日本語版Cortanaがビルド10532でが解禁されたが・・・語彙が少ない>

まず、現時点での不具合から書いておくと、最初に登録した名前を後から変更できない。名前変更をクリックすると、画面が表示されず閉じるので、まあ後ほど治るだろうが、しばらくは初期設定した名前を使い続けることになる。気をつけて欲しい。Cortanaの名前はPCのログイン名とは別に設定する。Cortanaがクライアントユーザーの質問に答える時に使う名前である。好きな設定が出来るが、今は後から名前などを変更するときに不具合があることは覚えておいて欲しい。

それから、クラウド側の処理が遅いのか、頻繁に沈黙になったり、動作が停止する点も注意が必要である。


-動作条件-

Cortanaは位置情報取得が有効になっていないと動作しないので注意して欲しい。
設定は、設定アプリのプライバシー→「位置情報」で行う。
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・クライアント完結のローカルビルトインアカウントでは、Cortanaは使えない。必ずマイクロソフトアカウントでユーザーアカウントを作成する必要がある。
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・音声操作や音声検索にはヘッドセットマイクまたはそれに相当するマイク機器が必要になるので注意する。
ノイズの載りにくいUSBヘッドセットマイクなどが好ましいだろう。

・適正な音声認識をする場合は、マイクのセットアップを行うことをお薦めする。手順は以下である。
尚、コンピュータをトレーニングする機能は、マイクが常に一定の距離になければ※、うまく認識しない確率が高いので、ヘッドセットマイクを持っていなければ、やっても効果がないか、うまく認識しない(しなくなる)ことがあります。

※呼吸音<ブレス>が入らない程度で音量が一定に保てる距離

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<初期設定と各種設定手順>

これは、スタートメニューのすべてアプリにあるCortanaでも同じ設定になるが、左下の検索ボックスをクリックしてから、以下の画像の手順を行う。尚、先に書いたようにローカルビルトインアカウントでは、使えない(最後にマイクロソフトアカウントへの統合を求められる)ので注意して欲しい。

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各種設定は左上の三(のようなボタン)の部分から行う。
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設定では、コルタナの呼び出し設定などを有効に出来る(デフォルトでは無効)、呼び出しは「コルタナさん」。後述するが、彼女が振り向いてくれないからとめげてはいけない。
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-実際の動作性能-

天気予報や天気はまだ、天気アプリと連携していないなど、使えるのはデフォルトブラウザを用いたオンライン検索だけに見える。

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完成度はまだきわめて低い。語彙はほとんどなく、日本語認識もメールといってビニールと検索、ゲームが分からないと言われ・・・、「すみませんが聞き取れませんでしたと」、合成音声の女性の声が響く・・・。自分の日本語の滑舌が悪いのか・・・と凹むほど。まあ、ヘッドセットマイクではなく、ピンマイクを使っているので、その影響もあるのだろうと思いつつ、自分を慰めなければ・・・。これが、日本語版だけを試していて、英語版の事情を知らなければ、きっとショックだが、英語版も実は今でこそ、かなり良くなっているが似たり寄ったりだった。これから皆が使ってクラウドのデータベースが更新されれば、ある程度冗談なども言えるようになるはずだ。

ちなみに、コルタナさんと読んでも無視されるのは、英語版のHey!Cortanaでも米国の多くの人が被害にあったことなので、これで凹む豆腐メンタルの人は、使わない方が良い。というか、ヘッドセットでも、たぶん検索ミスは多いだろう。まだ、十分には使えないレベルのはずで、いろいろ試した限り、どうも一部の言葉は高い認識性能を持っているが、登録されていると思われる一部の言葉を除いて、後は分からないようだ。

知っている語彙のレベルがまだ赤ちゃんレベルなの(とにかく少ない)だろう。

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尚、デフォルト表示(Cortanaのホーム画面)での株価、天気、リマインダーなどの機能は問題なく動作するので、音声認識より、この機能の方が嬉しい機能になるだろう。音声認識はこれから、進化するのを待つことになる。

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直接入力(キーボード入力)で確認できた操作ー(今日の予定以外)

「なにか」と入力すると、今日の予定が表示されるのが面白い。普通に今日の予定と入力するより、手っ取り早いので、ものぐさな人に便利なショートカット入力である。やはり、手入力語彙は英語版より圧倒的に少ない。これから充実してくるのだろうが、Siriは既に存在するという点で、ライバルを意識していると言うことだろうか?

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尚、音声入力では、他にもいろいろあるが、実際に操作して試して見た方が良いだろう。ただ、現状では、既に記載しているように、あまり認識性能も良くないし、語彙の数は多くない。これは、まだAlpha(α)版として、語彙を集める段階にあるからと言うことになるだろう。

今後、英語版がWindows10 TH1(10240)で正規版になるまでに、1年以上を掛けたように、日本語版も利用者の利用度が上がるにつれて進化し、1年後にぐらいに英語版並の正規版になっていることを祈る。日本では、siriやGoogle Nowなどもあまり使われていないだけに心配だが、AndroidやiPhoneの日本語音声認識は、トレーニングしなくともかなり高い精度で、処理できるだけに、このお茶目な、パーソナルアシスタントには頑張って貰いたいと思う。


全体的に言えば、完成度などはそれほど評価するものではない。いくつか文字化けや不具合はあるが、10240と大差はないだろう。今回は、Cortanaが日本語版の柱になっている。これがなければ、これほどの記事にはならなかったことを考えると、Cortanaのお陰であるとともに、ビルドアップといってももうほとんどやり尽くしているということになる。昔で言えばサービスパックに相当するか、サービスリリースに相当する更新のテストになるだろうか・・・。
Cortanaがテスト版とはいえリリースしたことで、ほとんどの積み残しは、これで一巡したと言える。後は、Edgeの機能がもう少し洗練されることと、Windows7ユーザーからでている恐ろしい数の要望のうちどれを組み込むかぐらいだろうか・・・。まあ、一部は先祖返りになるので、難しい要望もあるだろうが・・・。


<ここからは本当に蛇足です。Windowsレビューとは関係ありません>

蛇足になるが、同様の技術エモパーを持つシャープが液晶ばかりに身を注ぎすぎて、将来性のあるこの手のアーキテクチャを蔑ろ(シャープにはそのつもりはないのだろうが)にしたのは、残念だというところだろう。過去にも書いたが、Cortanaを使うと、特にそういう感情がわいてくる。
この会社(SHARP)のダメなところは、自社で囲い込む姿勢から離れられなかったことと、腐った柱が回復する夢にしがみついたことだろう。今更遅いかどうかは分からないが・・・。3割しか稼がない液晶など考えず、こういうソフトウェアAPIを、もっと本気で売り込む方が、ハードウェアよりまだ将来性はあるかも知れない。そういった決断が出来ないトップが上にいることは会社としては、とても不幸だと思う。

今まで利益が出ていた物が利益を再び生み出すのを待っていてはいけない。今は利益がなくとも明日利益が出るものを探すことまたはそれを指摘することが、経営者や役員、投資家の仕事なのである。
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