Windows10 アップグレードをする場合の注意点(まとめ)

今週登場のWindows10記事もそろそろ最終のまとめである。
重要な情報だけをまとめたい。

2015年7月28日付けで「Windows10を入手する」が表示されない場合の対応を追加しました→詳しくはこちらをクリックしてください。

まずは対応環境の情報である。基本的には、Windowsを入手するで以下の表示が出るならハード的には対応している。ただし、全ての機能が動くことを保証しているわけではない。あくまでWindows10をインストールすることは出来るという意味である。
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<確実にサポートや実績(不具合情報)のあるアップグレードがお好みなら、11月~12月が良い>

基本的に、意味がよく分からない。どうしようか迷っている人は、8月を起点に最低でも1~3ヶ月遅らせた後で、もう一度検討されるのが好ましい。理由も明確に書いておくと、今出ている全てのサポート情報を総括すると、全てのハードウェアの対応情報が出るのは、今年の冬(12月1日頃にはほぼ出尽くしている)と思われる。

早く対応できる物で、即日もあるが、それらは7月29日時点で生産が行われている機種が基本となっているので、一月遅らせると、3割~5割がサポートツールの提供予定日を明確にし、不具合情報も出るだろう。2ヶ月遅らせると7割5分、3ヶ月で9割、4ヶ月で95%ぐらいの情報が出るはずだ。そのため、アップグレードをする人でも今年いっぱいのどこかぐらいで見るのが良い。

では、実際にアップグレードまでの流れを説明する。

①Webサービスの対応状況を確認する(特に金融決済系サービスは必ず確認)

7月29日時点でアップグレードを検討している場合は、以下に気をつけて欲しい。
アップグレードの前にまずは、利用するwebサービス(特に決済に関係するサービス)を利用している場合は、そのサイトがWindows10に対応しているかは確認して欲しい。対応していない場合は、数ヶ月導入を待つことをお薦めする。銀行に関する内容は以下にも記載しています。
http://powerpro.at.webry.info/201507/article_32.html


②Windows7/8.1のリカバリ領域をCD/DVD/BD/USBメモリのいずれかにバックアップする。

最近のPCはリカバリ領域がハードディスク内に内蔵されているが、これらもWindows10導入時に拡張されたWIM Bootベースのリカバリ領域で上書きされる可能性がある。その際に、メーカー製のリカバリ領域は互換性を失う恐れがある。必ず、リカバリ領域をCD/DVD/BD/USBメモリのいずれかにバックアップしてから、作業をすること。たいていメーカー製なら、リカバリディスク作成ソフトが添付されているのでその指示に従えば良い。


これをせずに、アップグレードをした場合、Windows10が嫌になって戻そうと思っても、元の環境には完全に戻せない事がある。その場合でも、メーカーに初期のリカバリディスクを注文すれば、実費<数千円>で購入はできるが、一部機種はメーカー引き取り修理扱いになるので注意して欲しい。

各種リカバリディスクの作成方法は以下でURLで各社のサイトにリンクしている。
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_7.html#disable78

マウスコンピュータなど一部のセカンドブランドメーカーでWindows8.1の場合は、Windows標準の回復ドライブの作成機能で回復用のUSBメモリ(媒体はハードディスクまたはUSBメモリのどちらかのストレージデバイスに限定されるので注意、USBメモリは空っぽのUSBメモリーでシステムに指定された容量が必要。極大の環境でも32GBあれば足りるはず。)を作成できる。以下図を参照して欲しい。
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③Windows10を入手するでアップグレード予約を行う。アップグレードまでに互換性のチェック。

これを行うと、7月29日以降に順次アップグレードが行われる。更新開始日付は決まっておらず、順次であることを忘れないで欲しい。アップグレードの優先順位は、記事を書いている私のようにInsider Previewに登録しているユーザーが優先される。これは、信頼性の問題などが伴うと大変だからというのがあるだろう。そのため、7月29日にすぐに更新される訳では無いので、気を長くして待って欲しい。
Windowsを入手するの中に互換性チェックの機能がある。ここで、互換性が足りないソフトやハードの情報が表示されるので、必ずチェックして欲しい。
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_3.html


もし、使いたいソフトやハードが互換性の問題を持っている場合は、導入を遅らせて対応が確認されるまで待つか、対応した代替製品の導入を強く推奨する。
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_23.html




④各種準備をする。

・Windows7ユーザーでOne Driveなどを導入していない場合は、導入までにMicrosoft Account登録と確認を行っておくとスムーズに準備ができるだろう。Windows8.1ユーザーやWindows7のOne Driveで既にアカウントログインを使っているなら、その必要はない。Windows10ではMicrosoft Accountがなければ新機能や添付アプリの一部機能が使えないので、気をつけて欲しい。これは必須であるが、既にアカウントを持っている人は新たに作る必要はない。
https://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/default.aspx
(マイクロソフトアカウント)


・尚、サードパーティ製のセキュリティソフトには注意すること。一部セキュリティソフトは、Windows10にアップグレードする前に最新のバージョンに無償アップグレードしておかなければ、アップグレード中に削除されることがあります。削除された場合は、Windows Defenderが自動的に有効になります。セキュリティソフトを入れ直すと、自動的にDefenderは無効になります。
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_39.html
(Windows Defender比較)

一応念のために、インストール済みアプリケーションの一覧を作っておくと良いかも・・・
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_9.html
(入れたら危ないソフト)
http://powerpro.at.webry.info/201502/article_10.html
(アプリの互換性テスト9926時なので参考にならないかも・・・)

・削除される機能があることを忘れない。Windows7からは、Windows Media Center、DVD再生機能など一部機能が削除されます。一部は有料オプションになると思われるのでご注意ください。
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_10.html
(Windows7/8.1/10比較表)


⑤新機能のおさらいをしておくこと。

Windows8.1ユーザーはそれほど戸惑うことはないでしょう。しかし、Windows7ユーザーは戸惑う部分が多いはずです。例えばシャットダウンは、スタートボタンを右クリック(ショートカットキーは[Win]+[X])してから「シャットダウンまたはサインアウト」から行った方が楽です。これは、サインアウトとシャットダウンがスタートメニュー上では分かれているためで、右クリックメニューを覚えた方が操作が楽になるためです。

後は、スタートメニューのカスタマイズは必ず行うこと。スタートメニューの右側にランチャーとして表示されるタイルメニューは自由に好きなアプリを配置できます。操作そのものは簡単ですが、頭の中でイメージしておくことをお薦めします。
http://powerpro.at.webry.info/201506/article_14.html


コントロールパネルで設定していたOS関連機能は、大半が設定アプリに移っていることを理解しておいてください。設定アプリはスタートメニューからも、アクションセンターからも起動できます。
http://powerpro.at.webry.info/201505/article_1.html
(設定アプリについて、10074の頃の記事です。時計機能の設定は3つ登録可能になりました。)

新アプリには期待しないこともお忘れなく、Windows Media Player並に使えるわけでもないミュージックアプリなど・・・あります。メールアプリは、Office OutlookやLive Mail、Thunderbirdの方が高機能でしょう。あくまで、補助的なものとして暖かい目で見て上げてください。
http://powerpro.at.webry.info/201507/article_21.html
(TH1_10240のレビュー)
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-live/essentials-other#essentials=overviewother
(Windows Essentials-Live!Mailなどはこれに含まれる。One Driveは入れないでください。)
http://www.mozilla.jp/thunderbird/
(Mozilla Thunderbird)


Microsoft Edgeは、確かに高速ですが、操作性はIEほど良くないかもしれません。
http://powerpro.at.webry.info/201505/article_38.html
(上記よりは良くなっていますが・・・)


⑥アップグレード後は、もう一度前から入っていたアプリケーションソフトが動くか、削除されていないかどうかを必ず確認しましょう。もし、必要なソフトが動かない場合には、すぐにロールバック(前の環境に戻)した方が、不具合はほとんど発生せずに戻せる可能性が高いです。逆にWindowsアップデートをいくつか掛けると、戻せなくなるリスクが上がります。(そのためにリカバリ領域のバックアップを取るのですが、データの保護や最設定の煩雑さも含めるとロールバックの方が楽ですから。躊躇せずこれはダメだと思った時点で前のバージョンに戻した方が良いです)

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