なんとなく綴ってみた

アクセスカウンタ

zoom RSS IntelのクルザニッチCEOが辞職……不倫かそれとも便宜供与かな?日本も見習って欲しい。

<<   作成日時 : 2018/06/22 10:33   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

PC Watchの記事であるが、これはWSJなど経済系の各紙も伝えている。まあ、国内大手の大衆紙は扱っていないか、小さく扱う程度だが……。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1128974.html


<合意による不適切な関係とは何か?>

不適切な関係というのは、一般に考えると不倫や贈賄、買収などによる情報漏洩の手引きである。他に、多国籍企業なら社内便宜供与というのも含まれることが多い。簡単に言えば、本来なら手順を踏んで上に上がってくるべきところを、社長の一存だけで上に上げていく、身内贔屓は不適切な関係となる。日本では結構当然のように行われている慣例も含まれるのが、頭の痛いところかもしれない。

合意によるとあるので、不倫辺りだろう。そして、ハラスメントではないだろう。ハラスメントは合意がないものだ。日本でもこの最近、不倫問題というのがニュースになるが、海外企業の役員クラスがこれをやると解雇といった社則が伴うことはそこそこある。


<何故ダメとしている会社があるのか?>

不適切な関係を築く人間は、そこを弱みとして握られ経営状態を悪化させてしまうことが多々ある。中小では年に何度か、社長が殺されたりとかそういうニュースで出てくる。日本では、2010年代に激増した偽装問題や不正問題を起こす原因でもある。これは、今日本が最も考えなければいけないことなのだが、勧善懲悪という四字熟語のススメにおける原点でもある。

例えば、不倫の場合、一夫多妻制の国なら別として、一夫一妻の国でこれを犯すということは、民法上であれば賠償の対象になり得る。組織より、悪意のある個人にそれが知られるなら、それを利用して取り入ってしまおうという人が出てきてもおかしくない。これは、社会のルールより欲求(性)に対して屈してしまうことを示しているわけで、そういう部分に弱いことを示すからだ。

日本でも少し前に、暴力団幹部に女性警察官が操作データを漏らすという事件があったが、社会的な立場よりも、倫理(必ずしも法や、条例、社則とは限らない)を犯してまで関係性を優先する人は、自分の利と組織の利を考えた際に、自分の利を取り、組織を売る可能性が高くなる。だから、処分するという制度を持っている多国籍大企業は多い。大きな組織ほど、上が腐れば(腐敗すれば)、会社の利益を損ない多くの従業員を路頭に迷わせるというリスクを背負っている上に、多国籍企業だと倫理観が国によって違うことによるこういう問題が起きやすいからだ。


まあ、日本ではそもそも、そういう発想で報道もされず、倫理的にダメぐらいしか報道しないのだが……。上に立つなら自分の情や利ではなく、その組織の利や未来を見て、上に立つまでに問題の関係性があるなら、清算しておくのが大事だということだ。前新潟県の知事などには耳が痛い話だろう。


<問題を起こす人に都合がよい日本>

しかし、こういう記事を読むと日本は本当に、この辺りの倫理観が上に取って都合のよい形になっているケースが多いなと思う。そして、若者ほどそれに流されているなと感じる。その代表例は、チャンスを与えるということだろう。

具体的にどういう意味かというと、責任を取るという言葉の意味にある。問題を起こした人が、その状態を立て直すことが責任の取り方と思っている人が結構多いことだ。外資との圧倒的な違いがそこにある。

アメフトの加害者の子が、もうアメフトには戻らないというのと、アメフト協会などが戻ってきて欲しいというのと、似ている。やらないと宣言した人が、世間の反応をみて戻ってくるなら、幻滅する人がそれなりにいるだろう。逆に、戻ってこないなら、戻ってきて欲しいと願う人がいる一方で戻らない決意をしている彼を皆は高く評価する。世間から見て、彼は本当に誠意のある人と考えることが出来る。しかし、これが社会的に見れば正しい判断なのだ。

次に同じ事件をやらかせば、この前例から戻ってこれない可能性の方が高いのだから……。皆、スポーツマンシップを尊ぶだろう。それでも、世間に戻ってこいと言われて戻ってくるようなら、前例に従って社会的な評価が落ちるからだ。それが、ある意味で事件を起こさないという抑止力に繋がるのである。


しかし、いくつかの組織ではそれがおかしな状態にある。
やった当人が改善すればよいこと、改善してから辞めればよいという発想だ。実は、それは長い目で見たときに、同じ過ちを繰り返しやすい。

そもそも、問題を起こした中核の人物が、自分が起こした問題に対して、組織の改善改革をするなど出来るはずがない。それは、まともな人間なら誰でも分かる事だろう。何故か?例えば、100万円贈賄や汚職をした人が、これが起きない体制を整えたいと訴えたところで、信じる人がどれだけいるのか?ということだ。

真面目な人から見れば、そもそも、お前今まで贈賄していて、何大きな口叩いてんだと思われるのが関の山である。逆にそれを評価する人は、実は似たようなことをした経験がある場合が多く、すり寄って隙間を作るように働き掛ける場合もあるからだ。経験しているからこそ、組織や社会が一丸となるというわけだ。そこからはズブズブに沈んでいく。一度前例を作ると、似たような例では、処分出来なくなり……。それよりちょっと悪いぐらいでは、処分が始まらない。それよりちょっと悪いが重なっても、前のあれの方がなんて話になり……。

そう沈み続けるのだ。

実際に、政治の発言において、飲食店喫煙禁止条例の政治家や官僚自身がアドバイザー(参考人)として招いた人間へのヤジなどは、その政治家が便宜者にすり寄られていて、且つ便宜を図ろうとしたことを示している。まあ、大層な小物だった訳だが、大物だったならもっとしっかり裏で手を回すだろう。

しかし、これを学習したことで、次に同じことをする際に、裏に回られると達が悪い。謝罪の内容から見れば、彼は裏に回る人間だろう。こういう人間は、今や与野党共に政治家の大半に存在する。蓮舫氏もそうだろうし、総理もそうだ。まだ、菅直人などの頃の方が、政策の善し悪しは別として、責任の在り方としては自分の拙さも認めていた。選挙区でも落ちており、分かっているはずだ。歴代に何かを犯しており、表に殆どでない人は、そこがある程度分かっているからだろう。真面目なのだ。


それでも、成り立つのは、政治家を志したいと思う普通の人が、年々減っているからだろう。政治屋になりたいと思う人は増えているが、政治家として地域の声を拾って政治をしようとする人はもういない。昔は、地元に戻って知人や近所を回って声を拾ってという人が今はほぼいない。選挙の時だけ、パーティーの時だけ戻って政権の選挙公約を述べれば当選するのだから……。それは、少子高齢化の負の部分である。


まあ何が言いたいかというと、日本にこそIntelのような制度が必要になりつつある訳だが、日本は手遅れになりつつある。何せ、問題を起こす人が、責任を取らない状況がもう永遠続いているからだ。そして、責任を取らない人ほど、大きな発言が出来るポジションにいて、次の人がいないように見せかけている。与野党共に……。

そして、恐ろしいのはそれが日本企業にも広がっている。


<企業統治も少子化で苦しい>

あなたが働く会社には、こんな人は居ないだろうか?とにかく仕事が出来ない、文句ばかり言う人だけど、役職を持っている人。下に働け働けと言う癖に、自分は働かない人。こんな人は、年々企業の中に増加している。その一方で、凄くキレキレに下の仕事まで手伝って働く管理職や中間管理職の人という極端な状況がないだろうか?

実はこれが少子化の典型例である。この中で、問題なのは前者だと思う人が日本には多いが、実は長期的に拙いのは後者である。嘘だろと思う人もいるだろうが、後者なのだ。何故なら、立場は下のフォローを率先して続けることではないからだ。上司として表向き裏向き(見えない部分)の責任を取るということと、仕事の肩代わりをすることは別というのも大事なところだ。

下の人間に嫌われても、自分のポジションとしての仕事をすることが最も重要である。自分が例えば課長で、下に平社員、課長代理、係長、主任がいるとしたら、役職のない平までいつも面倒を見ていては、すぐ下が育たなくなる。

本来、課長がやるのは課長代理と共同で仕事を分担し、その最終責任を取ること。主任辺りまでの指揮命令をして、そのしたの判断をそこに任せること、主任に出来ないなら課長代理がそれを示す、それでもダメなら自分が一時的に示して、すぐに主任に任せることである。

何故それが必要かというと、この課長というポジションのスーパーマン(ウーマン)がいなくなった時に、課長代理や主任または他の部署の人間がそこに入る訳だが、スーパーマンでなかった場合に、体制が壊れるからだ。

そして、その前任課長が下手に手を出せるような近い部署に残っていると、ヘルプがまた発生する。その前任課長は自分は凄い人と錯覚し増長してしまう。そうなると、自分の仕事をため込んでまで、下の作業をしてしまい。結果的に、別のところからつけ込まれる隙に繋がる。場合によっては判断力を低下させ不正に手を染めるリスクも高まるのだ。

それが発覚した時、大変とんでもない事が起きる。

もし、圧倒的多数の下から見て変わりが効かない人だとどうなるか?下の絶対多数から見てあの人は少しやらかしたけど、出来る人だから続けさせるべき、処分はやり過ぎだという発言になる。下は、自分により多くの仕事が回ってくるのが怖いから、自分がそのポジションにとは思わない人間が多ければ、そうなりやすい。

そうなると、人事部も動くことが出来ない。
そして、下に助けられると助けてくれた人のためにより行動するようになる。いわゆる利益相反してでも上としての立場を貫くべきところで、貫くのが難しくなる。スーパーマンにも限界はあるため、スーパーマンはやはり上の(自分)仕事を後回しにしたり、今度はバレないように自分に利益が出るような悪事を犯すなんてこともあり得る。それが次に発覚したら、組織や部署は崩壊するだろう。次が結果的に育たない、育てないから状況はどんどん依存に向かい、崩壊する。下がそれに気が付いた時には、もう下が間違っていたと思っても手遅れで、下の利も無くなっている。

よほど、外国人投資家などが多くて、総会でそれを要求するなら別だが、東芝のような組織は仲良し銀行と政府が支えていたこともあり……。政府も同じことをやっているのだから、そんなことが出来るわけもない。

私は、実際にそういう組織を渡り歩いたが、下に居るときに問題だと思っている上司と、上に上がったときに真面な上司は、必ずしも一致する訳では無い。最悪だと思っていた人が、器を持っていたというケースもある。さらに上に上がれば、横に並んだ上司の行動にウワッと思うこともある。日本は組織人事の発想としてスーパーマンを重用する傾向が強いため、不正が横行しやすく、社内改革やマニュアル整備も進まない。どこかのスーパーマンが作った自己流が沢山あるのだ。


だから非効率が続く。そして、そういう組織はきっとこれからもっと悪くなるだろう。スーパーマンは少子化で人口が減るほど減っていくからだ。世間にいる大半の人は、普通の人だからである。

報道などを見ていても分かる。問題の解決のために何が必要かではない。単に問題がある人間を叩けばよいとか、放置した人が問題とか、そういう発想しか見ていない。社会一般のルールと逸脱しているという、よく分からない机上の定規を当てはめて記事や報道にしているケースも多いのだから。


Intelのこの社則は、そういうものを役員になったときに起こさないようにするためのものである。まだ、役員になる前なら、それでも良いのかもしれないが、役員クラスになると下と不適切な関係を結べば、そこからほころびが起き破綻することも重々あり得る。何故なら、労働者層と経営者層(役員/大抵は経営関連の本社会議に出られる人間)では見る視点が違う上に、多国籍企業だと価値観に差が出やすく、そこが穴になることもあるからだ。

Intelは、その処分がくだる前に自ら関係を認めて辞職したのだろう。これが出来る組織は正常だ。ヤバいのは、彼しか変わりは居ないからと、続けて問題を改善することを求める組織や社会であり、それに従う組織のトップだろう。これは、本当に人材がいないか?既に組織として破綻状態にあると言ってよい。


本当は日本にこそ、このIntelの制度があらゆる現場に必要になっている。これから、少子高齢化が進むわけで、上の規律はとても大事になるからだ。一見正常に見えて実は成長には悪いため、その前に芽を摘むというのは、農業などでも行われていることだが、日本では、その制度を今の問題のある場所に対して作るのは、まあ無理だろう。


日本は、この辞職さえも、どういう意味かをしっかり受け止められていない上に、責任を取ること=法律違反ぐらいにしか思っていない人が増えているのだから。

犯罪処罰という責任は正直、トップや管理者としての器云々の前の問題である。本来は底辺や社会的にどう見ても悪者が起こすのがこれなのだ。経営者や組織の役職者が持つべき責任は、社会や組織に対して道義的(人の行う正しい道)なものである。

社則で経営トップが処分される状況も本来はよいことではないが、社則がないことを理由に、道義的問題がある人間が組織のトップを続けることほど、怖いことはない。


まあ、W杯のシーズンにはW杯しか報道しない国に、それを求めるのは酷なのだろう。たぶん10年〜15年後のスパンで考えると、国や国内専業企業の内情は予想以上に疲弊していそうな気がする。






そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
早川書房
アガサ・クリスティー

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




そして誰もいなくなった【電子書籍】[ アガサ クリスティー ]
楽天Kobo電子書籍ストア
<p>その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが


楽天市場 by そして誰もいなくなった【電子書籍】[ アガサ クリスティー ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
IntelのクルザニッチCEOが辞職……不倫かそれとも便宜供与かな?日本も見習って欲しい。 なんとなく綴ってみた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる