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zoom RSS トランプ米大統領、エルサレムを首都に認定……争いの種を蒔く大統領。

<<   作成日時 : 2017/12/06 13:50   >>

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速報で、トランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムと認めるというニュースが入っていた。
現在、イスラエル政府は、エルサレムを首都としているが、ここはパレスチナ自治政府との紛争地でもあり、国連ではテルアビブを首都としている。

これを、米国の国家元首が崩すということは、長年続いたパレスチナとイスラエルの戦いが、さらに泥沼化し、テロが増える恐れもある。

<パレスチナとイスラエル>

元々、パレスチナとイスラエルの関係は、ユダヤ人(ユダヤ教)の整地と、イスラム教の聖地、さらにはキリスト教の聖地としての意味合いまである。イスラエル政府は、主にユダヤ系の人が多く、彼等は大戦前後まで多くの迫害を受けてきた。まあ、よく知られているのは、ナチスドイツのghetto(ゲットー)と強制収容であろう。

あれ以前から、聖地周辺では、映画「アラビアのロレンス」のような話もあるほど(このロレンスは主役として描かれるが……)、いろいろあったのだ。

まあ、そういう過去がいろいろあり、1930年代頃から40年頃までは少し関係も改善していたにもかかわらず、第二次大戦前後から諸外国に出ていたユダヤ人が沢山帰国しはじめ、その当たり関係が悪化、パレスチナとイスラエルに分けることで同意した矢先に、中東戦争が勃発……聖地エルサレムは東西に分裂した。

しかも、その問題があるにも関わらず、しかも、イスラエル政府は中東戦争で西エルサレムを戦争によって占領し、首都をエルサレムに移したことで、泥沼化してしまった。という酷い歴史があるが、これを米国が認めるとなると……。

この先の中東はさらに拙いことになりそうだ。


<話題性と混沌>

これは、悪い流れだろう。この歴史的背景をトランプ氏が理解しているかも怪しい。しかも、これを容認すると言うことは、逆に言えば竹島などの韓国が実効支配している場所、北方領土などの問題も、トランプ氏からすれば、実効支配している国のものとなる恐れがある。

米国には、確かにユダヤ人の著名な人物が多い国だが、米国はこれに関して一貫して棄権の(どちらとも言わない)立場を貫いてきた。ここに発言するということは、締め出しをしてまでテロ排除を望む大統領の考えとは裏腹に、テロリストが、米国を敵視する可能性もある。

ただのお爺ちゃんが、家族に言うなら別に構わないし、会社の社長が社内だけのオフレコで、一部の社員に言うなら別だが、大統領が言うこととしては、今後、悪い意味で影響するリスクがある。

まあ、トランプ氏はこういう決断を話題性にしているのは間違いない。


<一部の支持層を意識しているのは確か……>

これに関してはトランプ氏も意識的にやっており、それが支持層に評価される。ただ、やっていることは政治としてみると継続するような線で結ばれたものではなく、降って湧くような点の事象が多い。要は、あれは問題、これは問題、だからここで私はこう発言して終止符を打つというまるで強い人のように見せる。それが決断力があるように、一部には見える。

しかし、その点で始まったことが、そこから線を引いて行くということを考えると、その線をたぐっていった先には、地獄絵図があるかもしれない。要は、寝た子を起こすような状況を彼は作り出しつつある。

それでも、三割ほど支持しているのは、支持層も点で考える人が多いからだろう。


<何もかもが場当たり的で混沌が加速する>

これで、まだ一年目である。この先も同じやり方を続けるとしたら、この後にはどんなことが起きるのか?もう読めない。とにかく、この大統領期間中に景気が後退しないことを祈りたいものだ。もし、景気後退になると……日本相手でも、ろくな交渉をしかけて来ない可能性が高い。

正直、欧州やカナダ、オセアニア、中米(メキシコなど)も米国からは少し距離を置きつつある。財界や金融関連の市場も、最近は大統領の発言に一喜一憂はしなくなった。それぐらい、この大統領の信用は国際的には低い。

それでも、あと3年以上あるこの人の任期……まともに、今までの政治を踏襲しつつも、トランプらしさを少し滲ませ、お口にチャックを付けさせられる側近はいないのだろうか?

ちなみに、その前にトランプ氏は弾劾される可能性も否定できない。現在、その調査もトランプ氏関連企業の融資関係にまで目が向き始めているのだから……。こういう点では日本の政治官僚問題は、第三者調査もせず国会で、答弁して終わりだが、米国は白黒をはっきり調査する辺り、見習って欲しいところだ。

ということで、これから中東には、ISIS/ISILを乗り越えた後の、次の大きな波(波乱)がやってくるかもしれない。カタールでもいろいろあったが……あの大統領は、中東に対する発言が軽すぎる。
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