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zoom RSS Centriq 2400は、x86の牙城を崩せるのか?スペック表をIntelと比較。

<<   作成日時 : 2017/11/10 11:43   >>

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Intelはプロセスノードで遅れを取っていることが、はっきりしてきているのは間違いない。
それを示したのが、Qualcommが行ったCentriq 2400の発表会だろう。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1711/09/news076.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1090628.html

Intelにとっては相当厳しい時代が到来しているのは間違いない。早く、CannonlakeやIcelakeをリリースしなければならない領域に来ているが、これらがリリースされるのは、2018年〜2019年であり、抜本的な技術革新が起きるのは、最短でも2018年の終わりに出荷されると思われるIcelakeからである。これも遅ければ、2019年になる。
サーバー向けはもっと後だろう。

Cannonlakeはあくまで、Skylakeファミリー(Kabylakeを含む)のAVX-512(一般パフォーマンス向けのみ停止)を有効にして10nmに置き換えた製品である。厳密にはAVX-512で実装される命令セットリビジョンが上がるが、それで大きな性能アップを果たすとは言えない。しかも、AVX-512は電力面では大食らいであることが知られており、これはCannonlakeでも継続される。

Qualcommは良いところを攻めてきていることになる。

今回の製品はデータセンターを中心としたサーバー向けの製品であり、PC向けではないが、相当なインパクトがあるのは確かだろう。クラウドサーバーやデータセンターの消費電力は、これまで膨大だった。冷却にエアコンを使い冷やしながら、サーバーの電力も24時間365日必要とする。いわゆる熱対策の電力と、サーバーの運用電力がダブルで掛かるため、一般的な家庭向けコンピュータとは比べものにならないほど電気を食っていたわけだ。

まあ、サーバー室を見たことがなければ、そんな想像など付かないだろうが、たいていのサーバールームは冷却に相当な電力を使う。

これを大きく変える可能性があるのが、Centriqプロセッサだということになるのかな?。Linux/Unix系のサーバーを使う場合は、これが市場を奪うかもしれない。実際に、これまでXeonだったサーバーは多いが、LinuxやUnixを使うサーバーで用途がある程度限定されているなら、何らかのシステム入れ替えを伴う前提であれば、省電力を売りにした入れ替えはしやすい。果たして売り込みが成功するかどうか、Qualcommの営業能力次第になる。

スペック表は以下である。(画像のみ)

画像



公称の通りなら、コア辺りの性能は、Folker Cluster(2Core) が、Intelの1コアと同じ程度の性能と言うことになる。即ち1つのコアではIntelに敵わないが、2つを1つとして融合すれば、勝てるという数の利を解いてきたわけだ。これは、スマホで長年培った技術が生きているようだ。
一方で、IntelやAMDが拡張を続けている命令セットという面では多少弱いかもしれない。ただ、平均的な総合性能ではSPECを利用した評価であるため、1割程度上回ることが出来るのだろう。

まあ、実際にはミドルウェアやOSの最適化がどこまで進むかという問題もあるので、絶対に上回る保証はない。ただ、差が最大10%前後だとすれば、最適化が弱くても既存のIntelプラットフォームと遜色ない程度のパフォーマンスを、消費電力面でそこそこ削減して実現できる可能性が高い。

後はお値段の問題と、信頼性がどの程度獲得できるかだろう。


<プロセスの差は大きい>

しかし、Intelが先行して投入した14nmはBroadwellで躓き、Skylakeも後れた。その凡そ1年の躓きが、1年以上の回収期間を作ったのは間違いない。製造ラインを遊ばせる期間が長いと、歩留まり改善に掛かるコストと製造ラインの維持コストが重くのしかかる。それを回収するまでの期間が上乗せされるため、次のプロセスノードに移れなくなる。

そこに、AMDやARMが成長するという状況が重なると、それが既存製品販売における価格抑制効果と、販売抑制に響く。だから、余計に次が後れかねない。そうこうしている間に、予定した技術では古くなるため、さらに次世代に改良を加えたはずだ。下手をするとIcelake辺りは当初のTigerlake並に改良されているかもしれない。

それぐらい、他社の猛攻が続き、Intelは今劣勢に立たされつつあると言える。

一方、裏を返せば10nmでやっと14nmのIntel製品と勝負できる程度しか性能がないARMの現実も見えてくる。Intelが10nmでこのクラスを出すと、同等かそれ以上になるかもしれない。問題は、Intelが次を出すのはまだ暫く先だと言うことだろう。その期間の間にどれだけ顧客を取るか、そして7nmを急ぎ、Intelと差を広げることが出来るか?そこが勝負の分かれ道になる。

ただ、元の方向に戻せば、7nm〜5nm(4.5nm)を超えるプロセス技術は物理的に突破が困難だ。微細化限界が近い訳だ。Intelが表向きで急がず焦らないのは、それもあるからだろう。
それらを考えると、継続して同じプラットフォームを使っているメーカーには、乗り換えるかどうか悩ましい状況が生まれる。下手をすれば、今回はQualcommでもIntelが圧倒する製品を来年以降キャッチアップするかもしれないからだ。(IntelはAMD相手でもあれほど無茶をするほど、金と余力がある)


暫く競争がなくなっていたため、こういうワクワクする事態は久々だが、来年以降Intelが、コスト性能(対AMD)やコスト電力面(対ARM)でどう戦っていくか、その辺りが楽しみではある。ただ、これでAMDとの競争時のように畳みかける戦略を取らないなら、IntelはARMはそもそも敵にもならないと見ている可能性もある。

私の予想ではARM相手でそれが脅威になると分かったなら、IntelもARM製品群をサーバーからモバイルまで出してくると予想している。アルテラ(Altera)以外の分野であるサーバーで、IntelがARMを引っ張り出すことが出来るかどうかはとても重要だ。

これが出来たとき、Qualcommの戦略は大成功になる。Qualcommのこの製品が成功するかどうかと、WindowsのARM版が売れるかどうかは同社にとって重要な盤面転換である。まあ、ARM版のWindowsは、RTの呪いがあるので、それを知っている人はきっと当分買わないだろうが……(ARM版のRTは3年間販売され終了した。サポートは2017年に標準が終了、2023年に延長フェーズが終わる。だから4年続いて、且つ売れているなら、やっと購入解禁かな?)
そういう一面があるため、ARM版のWindowsより、Centriq 2400の方が、Qualcommにとって今後同社が成長するかどうか、比較的早く判明する鍵になるだろう。これに失敗すると、Qualcommに限らずARMの成長にも影響を与えるかもしれない。






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