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zoom RSS 徐々に見えてきたSnapdragon 845と855の姿。

<<   作成日時 : 2017/10/12 12:33   >>

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このBlogの本命が戻ってきた。
この手のデータは情報が集めて、記事に纏めるまでに時間が掛かるが、ある程度詳しい情報が分かってきたので、書くことにした。

そろそろ、QualcommがSnapdragon 84xを発表する季節である。
表ではなく、全て文字列である。まだ、正式な情報ではないので、想像して楽しむ程度にしてほしい。


<GPUは第6世代、Adreno 630……Windows対応は進むか?>

既に、はっきりしているデータは、GPUが第6世代のAdreno 6x0系へと変わる点だろう。これは確定と言ってよいようだ。
第6世代になる最大の理由は、OpenCL2.1以降に対応するためだろうか?
もしかするとOpenVX 1.2なども、本格的にサポートするかもしれない。

一方で、GPU面で気になるのはPC向けだろうか?
第5世代は当初のPC向け(DirectX用)APIサポート(DirectX12/FL12_0以上)は行われない。
DirectX 12/FL11_1)で止まっているようだ。第6世代でそこを補うかどうかはある意味重要になるが、ここは、はっきりしない。Snapdragonな(搭載の)Windowsが出る予定がある訳でちょっと不安な面だ。基本的にGPUの演算性能は電力バランスから見ても、モバイルプロセッサとしては、かなり高いが……それが、購入する際の最大条件とはマッチしないのがパソコンの怖いところである。

要は、いつまで使えるか?ってことだ。PCは流石にスマホと同じ2年〜5年ではい終わりでは困る。特に企業は……。

何だかんだ言っても、Intelのドライバ保守は結構長いが、SnapdragonなWindowsが出たときに、今のQualcommがそこまで出来るのかは気になる。そして、それを示す最初の製品が、835以降のSnapdragon ブランドになるのだが、APIのサポートレベルが目標値から二転三転している傾向があるのは気になるところだ。
これは、スマホではあまり関係ないことだが、Snapdragonを搭載したPC(Windowsパソコン)を検討中の人は、ここに注目する必要はありそうだ。


<CPUはCortex-A75/A55ベースになる?Kryo 380か?>

また、不確定ではあるものの、CPUはCortex-A75とA55の大幅改良版になるという情報が、多々ある。
これだけあるということは、ほぼ確定なのだろう。となると、845からはARMv8.2-Aベースになるのかな?だからといって性能が劇的に上がるかは不明だが……。一応、Kryoの命名で考えるなら、世代が変わると380だろう。これだけで、凄い気がする数字マジック。

ただ、例えARMv8.2-Aになっても、
このアーキテクチャの世代交代が大きな効果を発揮するのは、そのままのCortex系プロセッサを使う、MediaTekやHiSiliconのようなメーカーの方である。この手の技術は、カスタマイズメーカーは一部先取りしているものなので、それより先をどこまで大きく進化させたかが重要だ。逆に言えば、自社改良を加えているメーカーにとっては、さらにもう一歩でも半歩でも技術が進んだかどうかが重要になる。


<第2世代10nm>

もう一つは、半導体プロセスノードだが、10nmのLPP(Low Power Plus)プロセスへと変わる。今(Snapdragon 835)も10nmだったが、あれはLiquid Phase Earlyという。最初のプロセスである。これが第二世代になり、より安定する見込みだ。7nmはSnapdragon 855からの予定である。7nmではメインファウンドリーにTMSCを使うのではという話が出ている。(今はSamsungがメイン。)


<メモリーコントローラーは登場までお預け>

メモリーコントローラはLPDDR4Xのままだが、クロック周波数が2133MHzより高くなると予想される。2200〜2400ぐらいで書かれている記事が多いが、まだ分からない。まあ、このクラスで動かすとなると、メモリーホストも熱対策が結構大変だ。Snapdragon 835の頃にも凄い高クロックの噂はあったが、1866MHz止まりだった。

メモリーの高クロック化はCPUとGPU最大パフォーマンスを上げるが、携帯デバイスにとってはバッテリの消耗と発熱という大敵を孕むため、一気に上げてくるかどうかは分からないのである。実際に、このところあまりメモリークロックを積極的には上げなくなった。だから、発表後のデータシートを見るまでは正確な情報は掴めそうにない。


<RF系はメジャー更新せず、モデムはX20系?メジャー更新は855にお預け。>

モデムとRFはX20 LTE ModemとTruSignal/RF360の組み合わせになるだろう。

X20 LTE Modem
150.8Mbps(Cat.13)/上り速度
2×20MHz(64QAM)/上り符号化・周波数
1174Mbps (Cat.18)/下り速度
5×20MHz(256QAM)/下り符号化・周波数
DSDV/VoLTE Dualという仕様だ。後は、X16を踏襲する。

尚、次のSnapdragon 855(仮称)のX50では、電波のギガバンド周波数帯域(高周波数帯)がいくつも追加されるため、SDR051 mmWave transceiverへと変更され、8×100MHzの帯域、符号化に1KQAM(1024QAM)〜2KQAM(2048QAM)辺りが使われると思われる。(5Gの仕様に基づくと、4K(4096)まではオプションがあったはず。)X50は確か、Ready仕様(先取り、準備の仕様。)なので、どこまで入っているのかは分からない。


<ストレージバス帯域……845が今年発表ならUFS3.0にはならない>

ストレージ用のバス帯域は今年中に製品が発表されるなら、拡大しないだろう。
UFS3.0がまだJEDECから出ておらず製品化に間に合わないからだ。即ち、2.1 Gear3 2Lane(1166MB/s)のままになると思われる。

尚、その次のSnapdragon 855では、設計上で間に合うか間に合わないかギリギリのタイミングになりそうだ。ここが、Qualcommがストレージのバス帯域で後れを取る原因でもある。要は、製品発表や開発サイクルとJEDECの技術仕様公開のタイミングが合いにくいのだ。

ちなみに、UFS3.0が策定されるのは最短で2018年第1四半期以降。第2から第3四半期のようだ。もし、既にReadyで載せていて、これを待つようなら、発表と製品登場が後れる可能性がある。

こういう時にSamsungは、NANDフラッシュ製造で最大手というのもあり、いち早く採用できる。時期もハードとセットで出荷されるので、合わせやすい。Exynosがいつも最新のストレージバスを使えるのはそこにある。Qualcommにとって救いなのは、ExynosがMediaTekのように外販されていないことだろう。他社にも販売されるとQualcommは結構厳しくなりそうだ。まあ、SamsungがGalaxyの売りの一つを失うような真似はしないだろうが……。


<DSP周りは845ではクロックアップのみか?それとも?>

DSPのHexagonはV60シリーズ(Hexagon683または684)のままなのか、一気にV70シリーズ(Hexagon780)になるのかはっきりしないが、私の予想では、クロックアップに留まるのではないかと思っている。もし、CPUとGPU周りに手を入れるなら、ここを大きく刷新するのは厳しいという理由がそこにはある。要は、製造プロセスは2世代目とは言っても10nm世代なのだ。ここまで大きく手を入れるのは、流石にスマホやタブレット向けのモバイルプラットフォームでは厳しいだろう。もちろん、CPUの噂ががせで、2世代目のままなら別だ。

確かな事は、Snapdragon 855までには最低でもV65以上(685)に、大方の予想ではV70シリーズまたは別の名称になっていると思われることだ。場合によってはNPEだけをHexagonから分離するかもしれない。これは、元々DSPは無線用に設計されたものをPG向けに拡張していることと関連している。X50モデムでは大きく機構が変わるため、DSPは刷新されて当然だからである。

それに加えて、Snapdragon835でNPE SDKをこれ向けに公開したことで、この周辺にVRやナチュラルインターフェース向けの機械学習を繋いでいくつもりなのは間違いない。845ではクロックアップなどに留まり、855でDSP強化するという流れは自然だ。

何より855で大幅に強化するらしいという話が多くあるので、そうなる可能性が高いというわけだ。

ただ、一つだけ不確定要素があり、HiSiliconなどが急速に、NPUなどの専用実装に向かっていることで、Qualcommが焦っていれば、ここも手を入れる可能性も十分あると言えばあるが、ないと思う。過去の教訓生きていればきっと。

まあ、微細化効果も期待し、これで転けたのが、Snapdragon 810である。

一応Snapdragon 810のことを書くと、モデム世代がLTE X10世代に上がり、DSPはV50系からモデムに合わせたV56へ更新。エンタテインメントオーディオが強化されImmersive Audioに。Gear2 2Lストレージバス対応、GPUが第3世代から第4世代へCPUは4コア32bitから8コアの64bitになり、カメラISPはDual 14bitに、GNSSの世代がIZAT8Bから8Cに……。28nm→20nm……ここまでやって発熱問題を受け転けた。これは、820に置き換わり、消えるのも早かった。登場前には凄かったというのに。

その後、Android 5.0 Lolipopの初期不具合も運悪く重なり、散々だったのがこのときだ。
だから10nm→10nmでDSPまで弄らないだろうというのが、個人的な考えだ。


<オーディオ周りは……既にSoCだけでは達成できないレベル>

オーディオは標準コーデック(WCD)が変わっても、大きな変化が出る要素ではなさそうだ。130db SNR -109db THD+Nの域をいくら超えても、GRANBEATのように拘らないと差を感じる事は難しいだろう。既にチップじゃなく、ハード全体をそれに合わせて設計してやっと、達成できるレベルだ。
何故かSnapdragon 835は前に見た時より、サンプリングの数字が上がっているし……WCD9341改とかWCD9342でも登場したのかな?。

もう、ここは数字だけ増やしても、凄いねとは言うが、それがハードで実現できるかは別だ。ちなみに、835はApt-X HDをCodecレベルでデコード/エンコードできることと、DSDをサポート(Androidでは仕様上、PCM変換される)しているのが他社との違いだった。もう売りにするとしたら、Dolby Atoms全製品標準サポートでもするか?認証を取るだけなら出来そうだ。値段は上がるけど……。


<カメラISP……これも既に差を示すには微妙な代物>

カメラISPも実はあまり考える要素がない。16bit Over bit演算(48bit Deep color -281兆,4749億7671万656色相当/RGB各色65,536階調)でも搭載するか?まあ、8K/30pとか、4K/60pや4K/120p撮影でもISP本体でサポートするか?やるにしても、もうあまり出来ることはない。
まあ、ISPがサポートしていなくても、CPUやGPU、カメラユニット側(Xperia XZシリーズなどでカメラユニットがサポートするように)で出来る製品があり、しかもCMOSセンサーの出力が30fps〜60fpsしかないものも多いので、ここでの差別化は難しいところだ。

この辺りは、AIやHMDとの連携性を売りにするため、ISP単体を売りにはしなくなりそうな予感がするが、Snapdragon 845で、そうなるかは不明だ。CPUとGPUが845では変わるため、この周辺チップは855で大きく変わる可能性が高い。



まあ、CPUやGPU性能に拘るなら、今の予測通りに発表され、845に熱問題などがなければ、これは最高の買いタイミングになるだろう。個人的には、835でも十分だと思うが、新しい物という点で見れば、845はこれまで通りの汎用性能に力点を置いていると言える。
それに対して、次世代の機械学習などをより意識した物になると、855からが本命になりそうな予感だ。ただ、855はCPUやGPU世代としての進化はさほどないかもしれない。


これらは、あくまで私が調べた範囲の周辺情報と、これまでのSnapdragonの進化状況。噂から導き出した物である。だから、製品では変わるかもしれない。その点には留意して欲しい。




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