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zoom RSS 日産、無資格者が検査=国内全工場・車種で不正……置き土産か?

<<   作成日時 : 2017/09/30 17:32   >>

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三菱自動車の燃費不正や、スズキの燃費計算不正などが昨年から続いてきたが、これらは自動車の燃費基準に対する不正であり、車両の安全性や動作信頼性の不正ではなかった。要は、減税目当ての不正だったり、基準に対する考えの甘さが招いたものだった。これはこれで、問題だったが、この不正には及ばない。

今回の日産の不正は、残念ながら車両の完成検査という最も重要なところでの不正である。
これは、安全、信頼、信用の3点を失墜させるに十分な状況と言える。

基本的に完成検査を行うには、自動車整備士の資格だけでは足りない。自動車検査員と呼ばれる者でなければならない。ちなみに、これは一般的なテストだけ受ければ通れる資格ではなく、一定の実務経験や管理経験を持たないとなることは出来ない。いわゆる最終管理向けの施設縛りのある認定員であるが、これを持たないものが、最終チェックをして完成車の車検を通していたということになる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092901118&g=soc

自動車業界は一体どうなっているのか?と疑問に思うことが最近は多いが、全工場でこれをやったとなると、悪質で済む問題ではない。知らなかったとか、そういう話では済まないだろう。
http://www.sankei.com/affairs/news/170930/afr1709300002-n1.html


<影響は……>

個人的に思うのは、ここで影響がもし出てくるとすれば、日産の販売台数が下がることが1点あるが、それとは別に、さらに、他社でも同じようなことが起きるのではないかという不安がある。

完成検査における検査員は、施設毎に縛りがある。そのため、転属によって他の事業所からこっちの事業所に転属してきた場合、そこの運輸局に申請して……となるわけだ。しかも、これは、運輸局に委託されて検査している扱いとなる。工場間の移動や配置転換が多い自動車会社、または自動車工場を新設した会社などは、もしかするとこういうパターンが結構ある恐れも否定できない。

これを、国交省は早急に調べる必要があるとともに、今後抜き打ち検査を頻回にやる必要が出てきそうだ。


<車両保有者には嫌な話>

正直、補助員が検査しているものもあるが安全と言われても、規則を守らない会社の言い分など信用する人がどれほどいるのか?という話になるのは、当然だろう。これは、国内での新型リーフ販売に影響を与えるのは必至だ。

日本は何でも技術があるというが、技術の日産というフレーズがいくらあっても、信頼や安心が不十分なら、選ばなくなる。これは、重く受け止めなければならないだろう。まあ、大変なのは、必死に売っていた。営業さんだろうが……。たぶん、暫くは売れなくなる。

昨年も三菱の燃費不正問題で、エクストレイルなど新型は結構苦しんでいた。
今年は、リーフのシーズンにこれである。今回は内的要因なので、お祓いとか、そういう話ではなく、社内体制を見直すしかないわけだが、長引かせたくなければ、これがいつ始まったのかを早急に調査することだろう。もう一度ちゃんと説明するのが、世間の信頼を取り戻すには近道になると思われる。


−この状況は下手をすれば……−

まあ、大方ゴーン体制になった頃から、徐々に広がったのだと思うのだが……現在は、イオンモールむさし村山(オープン時はダイヤモンドシティ・ミュー)になっている国内最大工場の閉鎖など、ゴーン体制では多くの改革を行っている。その際に、コストカットもかなりしたはずだ。その過程で、いくつかの管理者手順が抜けていった可能性は高い。

何故か?簡単に言えば、ゴーン氏は日本の製造体制などを知っていたわけではない。そして、彼はコストカッターである一方で、多くの工場や現場を回り、会社の建て直しのために、社員との関係性向上も進めたが、それが逆に作用する面も、きっとゼロではなかったことが予想される。

事業のリストラではある部門で優秀な人材が、抜けてしまったり、別の配置に転換されることはある。
その過程で、一部の現場ルールが廃れ、バレなければ良いという流れになったり、給料の割に労働が、という状況になることもある。また、上からすれば、自分の仕事を減らしたいから、下の人材に任せようとし、下(資格のないもの)からすれば、これを布石にして最終的な検査員にという流れになった可能性は多いにある訳だ。
しかも、トップは効率化を謳っているため、教える側、覚える側も徐々に効率というものを重視するようになる。そうすると、皆でやってバレなければ良くなる。というより、バレるバレないの前に、その手のルールを知らないものが、管理者になる可能性もある。

分からないといった流れがある場合は、最初のきっかけは、指導目的の中で、一台か2台検査させて、後で確認するスタイルだったはずだ。しかし、コストカットが進む中で、それが即戦力として現場で使われるようになったのだろう。上も、それが問題だと理解できていなければ、慢性化してもおかしくはない。本来は、検査員が資格を持っているのだから、それを指摘しないといけないのだが……。恒常的になれば、それも麻痺していく。


これに加えて、工場閉鎖に伴って工場移動などが起きた時に、検査員の資格を変わった工場に転籍(もしくは再取得かもしれない)させなかったことだ。全工場でという事態を引き起こしたとするとこれが、ありそうな流れだ。この場合は、たぶんいつからと明確に分かっている人はいない可能性も高い。きっと、何となく始まって何となく広まったのだ。

そして、ここまで広がった最初の発端から15年以上(武蔵村山工場が閉鎖された時ぐらいまで)経過しているかもしれない。

まあ、これほど大規模な自動車の最終組立ライン閉鎖は、近年では日産以外ないはずだ。だから、他社はこういう問題はないと思うが……。もしこれが他社でも出てくるようだと、業界の体質と官公庁の体制にも問題があるのだろう。これ以上、自動車産業で、こういう不正が生まれないことを願う。

これで自動運転など、認可できるのか?心配になる。







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