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zoom RSS 米トイザラス 破産検討?……衰退の約20年。

<<   作成日時 : 2017/09/07 11:42   >>

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トイザらスといえば、80年代〜90年代初頭の貿易摩擦時代に大店舗法を変え、専門店の大型化グローバル化を象徴するフランチャイズチェーンとして有名になった企業である。

これで、チヨダ系のおもちゃのハローマックや、マルトミ系のおもちゃのBANBANは消えた。まあ、少子化やバブル崩壊の煽りもあったわけだが、トイザらスの大規模専門店戦略は、低価格と大量仕入れという常識を、専門店にも与えるほど、凄いものだったのは確かだ。
https://mainichi.jp/articles/20170907/k00/00e/020/187000c


今、おもちゃ屋さんの代名詞は、トイザらスだけになった。厳密には、おもちゃ屋さんは今でも、各地に根強く中小のお店が残っている。その大半は、ひな人形や五月人形など伝統的な飾り物を中心に扱う人形屋さんに、玩具も扱うお店が多い。これが、基本的に専門店となる。

では、他のおもちゃ屋さんはないのかというと、
西松屋や赤ちゃん本舗のようにベビー子供用品を扱うお店が、一部のおもちゃも扱うケース。

ビデオゲームやDVD・CDのレンタル販売を行うツタヤや、GEOのようなお店がおもちゃの一部を扱うケース。
家電量販店、総合スーパー、ディスカウントストアなどが玩具を扱うケースがある。

特に、現在多いのは総合量販店系の総合スーパーの中にある玩具コーナーと、家電量販店の中にある玩具コーナーだろう。ブランド事業部をたてる家電店やスーパー、百貨店もある。

そして、日本のトイザらス(日本トイザらス)はその市場で、最も大きな企業へと成長した。まあ、既に日本トイザらスの財務は非公開(2009年の米本社公開買付開始により2010年上場廃止)になっているので、日本事業の成長率がどうなっているかは分からないが、まあ凄く高成長を遂げている業界でないのは、確かだろう。


その日本の玩具小売り業界をほぼ破壊してしまったトイザらスの本体(米親会社)が、苦境に晒されている訳だが、毎日新聞の記事に限らず、日本の記事にはほとんど書かれることがないが、実はトイザらスの状況が反転したのは、米国では1990年台のことだ。業績が悪くなったわけではなく、専門店としてのトイザらスの売上げが、Wallmartなどの総合販売を手がけるディスカウントストアに喰われ始めたのだ。

そして、その頃にAmazonと業務提携(当時はまだ書籍販売のECサイト)しAmazon ECサイトでの玩具販売を行っていた時期もあった。実際には、その契約には、独占的にトイザらスが入荷した商品だけを売るという契約ではなく、トイザらスのオリジナル商品をネットでは独占販売できるものとして、扱っていたようだ。

最終的にそれが訴訟になり、Amazonが、賠償し、トイザらスはAmazon内での販売から撤退し、時前のサービスになっていくわけだ。

そしてついに赤字が……という流れである。


ちなみに、破綻すると日本事業にも相当程度の影響が出る可能性がある。何せ日本事業は、 ティーアールユー・ジャパン・ホールディングス・エルエルシーと ティーアールユー・ジャパン・ホールディングス・エルエルシー 2の持ち株会社が出資元であり、その親は米本社である。本社がどうなるかによっては、債権者次第で、関係が切れることもあり得る。


<リアル店舗の方が安い場合もあるが……>

尚、玩具の場合、実は現実の店舗で買った方が安い品物もそこそこある。特に、在庫限りで在庫がほぼ切れている製品。且つ、ある程度今も人気を保つものは、ネットは値上がりするが、リアル店舗は値下がりしていることも多い。

送料の差などではないのだ。何故かというと、これらの仮想店舗は欲しい人が見て買う傾向があるため、ある程度コンスタントに売れる気配のする値段が予測されている。

しかし、物理店舗で陳列することが中心のお店は、在庫が捌けなければ特価品にしたり、安いことを売りにして人を集めることが多い。玩具の箱は家電製品や生活用品と違って、容積の割に箱が豪華で大きいものも多い上に、水物でシーズンを逃すと、がくんと売れなくなるため、在庫が長く余ると、その保管に金(倉庫費用)が掛かるが、製品の利益率の割に保管コストが高くなるのだ。

だから、リアル店舗は古いものの値がさっさと下がる訳だ。

まあ、子供がいる場合は、お目当ての品だけで終わることは少ないので、リアル店舗は来てくれさえすれば、儲かるが……。それが今は殆ど無い。例え、トイザらスの方がお安くても、大半は総合スーパーの玩具コーナーでも十分だし、ネットでも買えるならそっちの方が無駄な買い物はしないで済むというのもある。


このように考えると、トイザらスが破綻するのも仕方がないが、完全になくなると困る人も結構居るだろう。だから、どこかが不採算店を処分して救済はしてくれそうだ。問題は、日本事業がその中に入るのかどうかだろう。米社が撤退しても、どこかが引き継ぐとは思うが……。


<リアルの衰退を仮想世界が補えるのか?>

しかし、このところリアル市場では衰退する場所が増えている。米国では多くのスーパーセンターやショッピングセンターが消えているし、日本でも空き家となった大型施設は全国に沢山ある。そして、それを補うのが、ネットになりつつあるのが今だろう。

しかし、それが豊かさを生み出しているかというと、徐々に衰退を加速させているようにも見える。
例えば、通信環境を維持するには、通信回線と電気が必要になり、そのサービスに固定費が掛かる。
固定費が増えていけば、自由になるお金が減るため、別の出費を減らすか、または働いて稼ぐしかない。

出費を減らせば、買い物が減るし、働いて稼ごうとすれば場合によっては、人が昼間の町から減っていく。考えて見ると、金の循環が、ネット上に流れていくため、地域には落ちないのだ。そうすれば、さらに廃れる。

何か寂しくなっていく。
そのうち、VR空間で子供も架空の玩具と遊ぶようになるのだろうか?
そこまで来ればもうおもちゃ屋さんも絶滅するのだろう。

指に手袋のようなセンサーを填めて、柔らかいとか、堅いとかも再現する。そんな時代になったら、もう何が楽しいのか分からないが、何となく大人はそういう技術を喜び採り入れたいと思うのだろうなと思ってしまう。願わくば、子供達には大人の好奇心(技術に惑わされて良いと思うもの)に流されず、幼少時代ぐらいは、現実にあるお店で自由に選べる幸せを噛みしめてほしいものだ。そういうお店が残って欲しいと願う。

何せ、大人になったらいくらでも、嫌でも、EC取引は出来るのだから……。










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