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zoom RSS お掃除エアコンの集大成は白くまくんなのか?

<<   作成日時 : 2017/09/07 09:56   >>

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日立のエアコンと言えば、カラッと除湿(再熱除湿)で有名になった白くまくんである。
エアコン市場で同じキャラクターをずっと使っているのは、日立ぐらいだろう。まあ、ダイキン工業が加湿エアコンを出してから、ぴちょんくんというキャラクターを使っているが、日立はそれよりずっと前から、白くまくんである。

ただの白くまだが、ある意味、元祖ゆるキャラ(昔から着ぐるみキャラでCMに出てくるので)みたいな存在である。
そんな日立は、その昔(90年代)は「カラッと除湿の♪白くまくん♪」というCMを流していた。



そして、90年代後半からPAMで省エネNo1を売りにした。まだこの頃には、インバーター2段から3段が多く消費電力が大きかったが、PAMを搭載した日立は、電圧切替制御がより細かくなり、上位機においてヒートポンプの稼働能力切替を他社より大きくすることが出来るようになった。現在では、各社当たり前の制御方式である。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0008/0823.html



この後に、やって来たのがステンレスクリーンシステムの採用だった。2005年から本格的にステンレスを売りにした。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/11/1107.pdf

その間にはなにもなかったのか……実はこの間にも、エアコン業界がこぞって採り入れたものがある。
それは、マイナスイオンである。どのメーカーもプラスイオン(悪役、汚い、危険)とマイナスイオン(綺麗、清潔、安全)を売りにして、肌ケア、衛生、森林浴のような脱臭などを売りにしたが、そのバブルは2002年をピークに2003年から4年頃までに崩壊した。水素水とか、何ちゃら還元水のようなものだ。

また、2002年から富士通ゼネラルがnocriaブランド(その前はシルフィード)で自動お掃除を展開し始めた。ここから、数年掛けて各社に広がっていった。ちなみに、これはフィルタの大きなゴミを清掃できるだけで、お手入れ不要な訳では無かったが、消費者は結構騙されたのである。

まあ、他社の話は置いておき、
あれ(ステンレスクリーン)から、12年経過し、その間にくらしカメラを搭載した白くまくんも登場。これは、三菱など他社が先行していたセンサー機能を3Dで室内全体に変更し、センサーそのものも温度、湿度だけではなく赤外線などを使った人感や床、天上、壁のチェックまで細かく出来るようになった。日立はJohnson Controlsと提携してからこの方面を強化した側面があるため、相乗効果なのかもしれない。


そして、今年の白くまくんX(10月発売)は、年々ステンレス部分が増えていくという路線をもう一歩進め、強制凍結(霜付き)による冷却フィン洗浄機能が搭載されるようだ。スゲえ、これで掃除不要かぁ……と思う人もいるだろうが、そう簡単にいくかどうかはまだ分からない。ただ、この技術は面白い。
http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/release/2017/

現在のエアコンには、あらゆる場所に防汚コートが施されている。しかし、いくら防汚処理がされていても、埃が徐々にくっつき、油が付くと、コートの上に層のように重なるため、防汚の意味がなくなる。これまでは、除湿・冷房時にその汚れを、飽和水蒸気の水で流していたが、暖房では使えず、冷房時でも定常運用(設定温度)に入ると、飽和水蒸気は減るため、結果的に停止前には汚れが張り付いたままになっていた。しかも、それが乾けば堅く固化し、それを繰り返すと、汚れが重なって地層のようになるから、1年も綺麗に使えれば万々歳だった。

そこで、このエアコンでは電源を切る際定期的(フィルターお掃除機能が動くタイミング)に、冷凍庫なみにフィンを冷やしてしまうことにした。そうすると、フィンの周りには満遍なく水蒸気が氷結して霜柱のように氷の柱を作る。それが溶けると水になり、汚れも一緒に洗い流せるという訳だ。


これは、確かに画期的だがどの程度持つかは分からない。
一般的なエアコン保守寿命10年〜15年綺麗なままというのは難しいだろう。また、ステンレスのシロッコファンを使っているとは言え、フィンより奥の汚れやカビを完全に防げる可能性は低い。だから、過度な期待は出来ないだろうが、少なくとも2017年のお掃除エアコンとしては今のところNo1の製品になるだろう。
http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/release/2017/

<実は、一番嬉しいのは自動化よりも……>

しかしこの次はどうなるのだろうか?個人的には、これ以上は自動化の道より逆に進んだ方が売れるのではないかと思ってしまう。

本当に掃除不要を売りにするなら、もう本体に洗浄タンクを積載したり、水道と繋いで、定期的に内部を自動洗浄するシステムを組み込まないと難しいレベルに達しつつあり、それを求める人もいそうだ。ただ、これで消費者が、元が取れるような商品を作るのは難しいだろう。


個人的な意見として、今後のエアコンに望むのは、自動化より分解掃除のしやすさではないかと思っている。正直、フィルタ掃除ロボットもいらない。限界が既に見えたからだ。

シロッコファンをフィルターのように簡単に取り外しできて洗える仕組みと、冷却フィンとユニット基盤の間が、止水防水分離され、エアコン洗浄のスプレー剤や、高圧洗浄が容易に出来る仕組みを備えたエアコンである。

お手入れが少ないエアコンも大事だが、フィルターお手入れ不要のエアコン、1年使ってフィルターを見ると、必ず埃が残っている。さらに、洗えば水は茶色く濁るものだ。そもそも、フィルター自動お手入れの機種は、エアコン掃除代行サービスにクリーニングを頼むと、金額が倍以上に跳ね上がるケースが多い。
メカニカル部品がユニット表面にあるため、それを分解し外すまでに時間が掛かる分、高く付く……。一体自動化の結果何がお得になったのかは、分からない。

だから、まあ今回のような本当にエアコン本来の機能だけで、洗浄できるアイデアならまあ、悪くはない。ただ、これでもシロッコファンは綺麗にならない。そこを普通の人でも簡単に清掃できる手段をメーカーは用意して欲しいものだ。

この製品の次を考えると、メンテフリーならもう徹底的にやるしかない。それは、エアコンの中で完結することだけではなく、さらなる施工が必要でも、掃除は要らないぐらい製品を作るということだ。

またはいっそ部品としてはクリーンを重視するが、フィルター掃除機能などはなくても、年何度かの掃除は、自分でやってください、外す手順も手順書があり、出来ますから……というものが欲しいところだ。
これに、センサー監視して掃除をした方がよい時期を通知しますよぐらいの方が、もしかすると売れるかもしれない。


来年以降はそういう製品が、出てくるとウレシイナ。

ちなみに、10月登場時点の予価は4.5〜6畳の2.2Kwでも20万を超える見通しである。まあ、この時期に発売されるエアコンの最上位ならば翌年の夏に凡そ2/3〜1/2程度の価格になるので、その流れで行けば来年の夏が買い時である。
調子が悪くて買い換えようかなと思っている人は、この機能によほど期待を持っている人を除いて、今出ている機種から選んで買った方がお得である。







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