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zoom RSS 24時間テレビと対角にあるバリバラと……24時間で1億2902万958円しか集めない番組だからこそ。

<<   作成日時 : 2017/08/28 11:14   >>

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今年、久々に24時間テレビを合計で1時間15分ぐらい見ただろうか?何を見たかというと、笑点を途中から、朝のニュース、それから、はじめてのおつかいを数分程度。HMDを使って子供が見えるというシーンを少し見た。感動はしなかったが、大変だなとは思った程度だ。

そして、24時間テレビが終わる頃に30分番組でやっているバリバラも途中から少しだけ見た。こちらは、感動より笑いがテーマなので、障害者の扱いは全く正反対である。
http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=239

まあ、どちらもプロデューサーが面白くするために、障害者を利用する番組である。もちろん、これは制作側と出演者の同意の下で制作されており、どっちが悪いとか、良いとか言うものではないが、見て思ったのは障害者も我々と一緒だということだ。お笑いが好きな人もいれば、うじうじする人もいる。行動的な人もいたり、内向的な人もいたりと様々だ。24時間テレビとバリバラは対極なのだと感じた。どちらを好むかは人それぞれだが、どちらも障害者であり、良くも悪くも人なのだ。それだけである。

ただ、24時間テレビは今年も批判がある程度あったようだ。バリバラは特にないように見える。
まあ、24時間の方は番組は今の制作指針でチャリティーを掲げている間はずっと批判が絶えないだろう。それを掲げずに募金活動は募金活動としてやるなら、もっと見る人が増えそうだが……。それでも、感動に振りすぎな面が一部の人に、嫌気されるのは、バリバラのような番組が出来て、障害者や一般の人にも多様な人がいることを伝え始めたからだろう。


そしてもう一つ言えるのは、あれだけの番組規模で24時間放送し、累計1億2902万円しか募金が集まらないことである。普通は、企業寄付なども集めてやるものだが……。募金額は時間で換算すると537万5873円25銭である。一分に直すと8万9597円88銭7.5厘の寄付額である。決して大きな額ではない。一体制作費いくら掛け、スポンサー収入をいくら得て、これを得ているのか気になる。例えば、日テレの収入が12億であれば、1/10の成果しかない。100億だったら、1/100の成果である。

大きな実を得るのにチャリティと称して募金箱を並べ、自分たちは一銭もチャリティに寄付しないなら、祭りの端っこにある募金箱に過ぎない。一般にチャリティというのは、それを掲げた人も、収入からチャリティに回してこそチャリティイベントである。

そして、これはチャリティーと掲げなくても、募金はそこそこ集まると言うことだ。
募金箱が置いてあるコンビニをチャリティコンビニとは言わないのだ。イベントにしろ事業にしろ、チャリティを掲げるなら、チャリティで得た収入も定額で、チャリティ活動に寄付することが前提である。まあ、詳しくは後述する。


<チャリティー募金の規模>

ちなみに、日本で最大級のチャリティー等という人もいるが、日本で最大のチャリティー募金を行っているのは、社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根共同募金)である。その額は、凡そ200億目標で180億円前後となっている。企業組織にも積極的に食い込むため、寄付額は多い。まあ、半強制の組織もあるようだが、払わない人や組織は払わないので、実はその限りではない。
http://www.akaihane.or.jp/about/history/history02.html

次に規模が大きいのは、緑の募金である。現在は20億前後で推移しているようだ。これは国主導の公益社団法人国土緑化推進機構の寄付金集めであるが、まあ災害支援などにもお金は回っている。
http://www.green.or.jp/bokin/first/know/by-the-numbers

世界で活動している組織は赤十字だろう。ここは、募金だけではなく、災害ボランティアも行っており、金銭はもちろん人的なチャリティ活動も行われる世界でも数少ない団体の一つである。
http://www.jrc.or.jp/


他には寄付金が集まるのは、あしなが育英会がある。これも24時間テレビより収支は大きく、ぶれが少ない。その理由は、法人支援も多いからだ。
http://www.ashinaga.org/


24時間チャリティ委員会は24時間放送して、1億2900万円である。広告費は一体いくら掛けたのか?ギャラはいくらなのか考えると、労力の割にと思うのは、私が、こういうのを知っているからだろうか?そして、寄付金の使い道とその申請も微妙だ。
http://www.24hourtv.or.jp/index.html


例えば赤い羽根の場合は、助成を受ける側のプロセスもルールとして明記されており、緊急支援を受ける場合にも、このプロセスに乗っ取ることになる。だから、形としての透明性は保たれる。(中の職員がちゃんとやっているかは別の話だが、ルールがあると言うことは、ないよりまともである)
http://www.akaihane.or.jp/howtouse/josei/josei01.html

それに対して、24時間チャリティー委員会は福祉車両のモデルは確かに沢山あるが、人に対する支援は行っていないように見える。即ち、後ろで気がついたら多くの人を助けたというよりは、表でニュースなるように、テレビ局が追っかけて、こんなことをしましたと言うのが目的なのだろう。
http://www.24hourtv.or.jp/welfare/detail.html
http://www.24hourtv.or.jp/environment/index.html
http://www.24hourtv.or.jp/disaster/index.html

ある意味、逐一報道され透明だがある意味では、透明な利用目的に使われているかは分からないと言える。
何故なら、提供先のほとんどは企業(社会福祉法人)になるからだ。


<バリバラと対角にあるただのお祭りが24時間テレビ>

昨年も書いたが、24時間テレビを見て思うのは、愛が地球を救うとかチャリティーだと言うなら、少なくともその立ち位置は明確にすべきだろう。

完璧なチャリティーなら、主にギャラなしでも働くよという芸能人や著名人を可能な限り集めて、規模を小さくしてでも出来ることをやってもよい。歌合戦でも何でも良いのだ。もちろん、テレビ局のスタッフも、あくまでチャリティーとして出られる人を中心に沿えて、どうしても足りない部分だけに、お金を出しそれを運営費として計上するのがベストだ。ギャラを全くなしにしろとは言わない。ただ、ギャラも募金するぐらいの人が出たら、賞賛するぐらいは必要だろうし、放送局も利益をチャリティーに寄付しないといけない。それをやれば、ギャランティーがある程度スタッフに発生しても、多くの人は納得するだろう。

そして、余ったスポンサー料などをある程度チャリティー委員会に寄付すれば、額は数倍になる。スポンサーもチャリティーのために出したという名目が付く。


それが嫌で、FNS27時間テレビのようにお祭りがしたいそこで視聴率を稼ぎたいだけなら、チャリティーの看板は下ろした方がよい。あくまで、募金箱を置いて24時間テレビチャリティー委員会にそのお金は回るが、番組は日テレのお祭りですよ。楽しかったら寄付も欲しいなというのがよいだろう。

何故そうすべきかというと、バリバラとただ対角にあるだけの番組だからだ。本当に真反対である。

バリバラは毎週30分番組で40〜42週ぐらいあるのだろう。ただ、障害者が楽しみ、視聴者としては障害者を楽しむ番組だ。規模は小さい。接する人が沢山いるわけでもない。何より総時間で言えば、20時間〜25時間である。即ち、累計で24時間テレビと同じ時間になるわけだ。

一方で24時間テレビは、ひたすら有名人と多くの人を全国のネット局を使って集め、感動を呼ぶ何かを皆で作るような番組である。そこに障害者もいれば一般人もいる。それを1日だけやる訳だ。随所に障害者や不幸そうな人がそれを乗り越えて、感動を呼ぶしかけ満載である。バリバラと違うのは、障害者だけではなく全体として感動を呼ぶならそれが全てということだろう。一体感を演出し醸造する訳だ。
それをチャリティと称するが、ギャラはボランティアスタッフを除けばかなり出ているようだ。だから、似非だと言われる。

だからこそ、24時間テレビはお祭りを前提にして、チャリティは後ろに回した方がよいと思うのだ。
それだけで、今後見ようと言う人は増えるかもしれないし、寄付額も増えるかもしれない。

24時間テレビは、これからも続くだろうが、チャリティの看板を掲げ続けなければならないのかは疑問だ。
これを下ろせば、ただの24時間放送される番組であり、何の違和感もない。そこに、募金があってもよい。しかし、チャリティで、ボランティアスタッフと、お金を貰って働いているスタッフが同居するなら、それはちょっとおかしなことになる。もちろん、どうしてもお金を払わないと困る電気ガス水道、下請けぐらいはあるかもしれない。

しかし、日本テレビ本体が金儲けをして、チャリティで1億集まりましたって、一体本体は視聴率と広告費をいくら稼いでいるのか?気になってしまう。それは、チャリティの笠を来たビジネスであり、慈善事業というチャリティとはほど遠い。それでも、国民の多くが許す国は、この国ぐらいだろう。


<チャリティの常識>

世界でチャリティ番組をやるというと、一般に収益の2割〜3割を除いた額の残りを全て寄付する前提となる。これがチャリティを名乗れるラインだ。何故か?チャリティは慈善活動である一方で、チャリティで得られたお金の全てを、寄付するから、全員ボランティアでやってくれなんて言っても、チャリティ活動は成長しない。だから、ある程度利益を追求することも許されているが、最初の項で述べたように、チャリティを名乗るからにはイベント主催者も売上げから、相当程度の寄付をすることが前提だからである。

尚、ボランティアスタッフと一般(お金を貰う)スタッフが混在するのは構わない。
スタッフだって全員ボランティアでやってくれで集まることは少ないだろう。だから、どうしても足りない人はお金を支払ってでも来て貰うことになる。その代わり、ボランティアの人には、相応の違いを示す必要がある。要は、ボランティアスタッフはボランティアスタッフのシャツを着てアピールできるなど、特典を付けるのだ。
それが、有名人なら、好感度に繋がるかもしれない。ただ、赤い羽根のように何かを与えることで、ボランティアはそれに貢献していることを示す。

一方で、主催する企業はチャリティを名乗る以上、過度な利益を追求してはいけない。何故なら、チャリティイベントというのは、人々から見れば、慈善事業をしているという最初から良いイメージがあるからこそ、じゃあ貢献しよう。見るとチャリティになっていると思う人が出てくるからだ。日本の場合は、見ても全くチャリティにはならず、日テレがウハウハになるだけだ。

だからチャリティは、例えば50億売上げがあり、維持費が10億掛かるとしたら、40億の純利益のうち、16億は会社の利益にするが、残りは全部寄付します。これはチャリティーイベントですから。というのが、本来のチャリティだ。
これは、企業主催のチャリティでよく広告の右下などに、書かれていることがある。売上げ(の一部)は○○に寄付されますと。

日テレの場合は、株主にそれを回すイベントがチャリティと称していることになる。だから、24時間テレビをチャリティというには無理があり、それに一部の人々は既に気がつき始めているということでもある。

バリバラがまるで正しく見られるのは、日テレの方がチャリティを名乗っている割に、1億しか寄付を集めないからだ。そして、その集めた額を大きいと思っている人も中にはいることも原因だろう。それだけ日本はチャリティの本質が普及していないのだ。本来なら、あの番組、視聴率も考えると、数十億は稼ぐ。1億などあり得ない額だ。


そして、そんな番組にスポンサーが金を払っているというのも凄いところだ。これは見ている人々が、感動番組を見ることで、チャリティに貢献していると思い込んでいる面もあるのかもしれない。これは、日本人の多くがチャリティという意味を理解していないことにもある。

本来チャリティイベントは、主催者もチャリティに貢献して利益の多く(本来は一部より過半数)を、寄付する側にいることが前提だ。日本テレビ放送網には、来年こそこの体制を変えてちゃんとしたチャリティをやるか、お祭りにするかを決めて欲しいものだ。


<優良なチャリティモデル>

尚、優良なチャリティは、例えば映像を見るだけで寄付されるといった仕組みを持っているケースも多い。
要は、映像にスポンサーを付けてその収入の半分ぐらいを、寄付に回し、残りを維持費に回せば、チャリティが成立する。お金を持っていない人でも、寄付が出来る。その映像に、道徳的なものを加えて、弱者に手をさしのべたいと思わせれば、見た人にも、チャリティスポンサーにも、企画者にもハッピーな内容になる。

24時間テレビはそういうスタイルにすれば、バリバラとは比較され難くなるだろうし、批判者は大きく減るだろう。しかし、それをやらないのは、ビジネスモデルとして美味しいからに過ぎない。美味しくなくなるほど、日本社会がチャリティの本質を知らないため、この偽物のチャリティが成立するのだ。

日本では、比較的格差も少ないため、これまでこれでもOKだったとも言えるが、今後はそうも行かなくなるだろう。
このモデルは、庶民が貯めたお金を回すだけで、最大手の放送局は、会社の利益を得るためにそれを蓑にする。だから、放送している内容はとても感動的だが、やっていることはチャリティビジネスではなく、ただのビジネスに募金箱やイベントグッズ(の一部を寄付する形)を置くものでしかない。
チャリティ番組(全放送を通して得た利益の一定割合を寄付する)ではなく、普通の番組の中にチャリティグッズと、募金箱があるというものなのだ。


チャリティビジネスは、先に書いたモデルであり、運営側も利益から負担を回すものだ。そういう発想を日テレには持って欲しいし、国民も日テレそういう方向に向かうように、指摘すべきだろう。



正直、これだけの変化でスポンサーも視聴率も急速に増える可能性だってある。
チャリティーは結構社会貢献からすれば大きい。1年2年はもしかすると評価が下がるかもしれないが、ちゃんと寄付をする番組であると分かれば、日本人は道徳教育が行き届いており、共感するものだ。そうじゃなくても、今見る人が多いのだから……。日本テレビはちゃんとそこを考えるだけの話なのだが、きっと変化(収入が減ること)が怖いのだろう。


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