なんとなく綴ってみた

アクセスカウンタ

zoom RSS Windows 10 Pro for WorkstationsはWindowsの幅を広げるか?

<<   作成日時 : 2017/08/14 07:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

このクラスでWindowsが望まれるような時代というのは、少し驚きでもある。最近は一部のサーバーやワークステーションでは、Linux系やBSD系のdistributionを使うケースも増えているからだ。Windowsは、頻回なビルドアップデートが徒となる。特にサーバークラスやワークステーションのミッションクリティカル(24時間/365日運用)において向かないからだ。

これは、昔から言われていたことであり、実はWindows7系ではサーバーOSで少しWindowsが食らったが、その後、低調になった。結局は、ワークステーションとして使われるのは2ソケットのPC止まりが多く、それ以上でミッションクリティカルになると、Windowsはアップデート攻撃がクリティカルヒットして、トラブルになることが時々あるので、大規模なサーバーではLinuxやUNIXを使っている組織が結構多いのだ。90年代からWindowsは、メモリーリークが多く使えないと言われていたが、2000年代に入り、NTと9xが統合され、7辺りでOSとして完成した。

しかし、8系〜10系に掛けては構築方向が、MSに偏り微妙になるという残念な成果を残しているわけだ。
だから、この需要を急いで取ることにしたのか?それとも、何年も前から計画されていたのか?それは分からないが、この数ヶ月で突然沸いてきたのが今回のこれだった。

そもそも、WindowsにおけるWS需要は確実にある。結局のところアプリケーションソフトウェアの過半数がWindowsベースだからである。
ここを目的にしたユーザーや研究者、クリエーターはこれを求めるのだ。たった19分の動画エンコードに2〜4時間も掛かるHaswell(4コア/8スレッド)が、最新のXeonの4ソケット(16コア/32スレッド)×4になれば、実質はともかく理論上は1/16〜1/20程度(15分以下)の時間になる。これは、魅力的である。まあ、実際には、ソフトウェアエンコードでも処理のステージによって常に100%に張り付くとは限らないので、そこまでは減らないが……それでも、1時間は掛からなくなるかもしれない。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1708/13/news009.html

って、どんな動画を作っているのかというレベルのエンコード時間だが、映像だけで9トラック〜30トラックを一度に合成し、音声が5〜10トラック、さらに動画に手ぶれ補正や、画質補正を加えていけば、このぐらいにはなる。私の場合は自宅では年に数度(何十本か)しかやらないので、気にはならないが、それが生業の人だと、これを短くしたくなるものだ。

その時に、アプリケーションの互換はWindowsか、macかどちらかになるわけで、WindowsのWorkstationは特に喜ばれる訳だ。この領域に豊富なアプリケーションも備えているOSが、Windowsの強みであるとMicrosoftも認識しているからこその判断だろう。


私としては、Google Chrome OSが、一般的なカジュアルアプリではなく、本格的なソフトウェアパッケージに対応し始めれば、流れが変わるのではないかと思っているが、そうなる可能性は低いと思われる。結局、既に熟れ閉塞したPC市場。Windows市場を食らうのは難しいからだ。これは、Windows Mobileがスマホ市場に食い込めないことと、同じかもしれない。こちらも、既に成熟している。



Windowsファミリーは、XP時代には数十のバリエーションがあった。一般向けもProベースでIA-64/x64を始め、Media Centerシリーズは数種類が販売された。これにOS系譜が異なるCE系や、CEとは異なるNT組み込みベースのEB/EMもあった。ただ、明確なWS製品群はなかった。これらは、ニッチでサーバーファミリーにを使う方がよかったのだ。だから、サーバーベースがやはりバリエーションを広げたのもこのときだった。

それを、クライアントベースでもう少し広げたのが、Vista/7だったが、結局8では多すぎるラインナップを縮小することになった。

そして、ついに4ソケットがPCに下りてくる。これまではサーバーでしか出来なかった領域が、ここまで来るというのは凄い時代である。逆に言えば、それだけCPUの進化が止まっていることを意味している。昔なら、数年後にはコンピュータを同クラスで買い換えれば、数年前のサーバーと同等にはなっているはずが、今では5年経過しても性能向上は、同じ価格帯では4割も向上しない。グラフィックス性能が何とか性能向上の余地を保っている。


ちなみに、Windows NT4.0 Workstationは実質2CPUソケット対応だった。
4CPUサポートはオプション(OEMオプション)となっていた。

もし、これが、市販され4CPUソケットを完全サポートするなら、Windowsクライアントでは初の製品になると思われる。
21年前には、4GBメモリーなんて使いこなせないと言われ、CPU4ソケット(4CPU/4スレッド)など、稀な代物だったが、今では普通のPCやスマホに1ソケットで4個分(4コア)のCPUを搭載している。
サーバーであっても、軽い用途なら1CPUソケットだけで事足りる時代だ。メモリーは8GB〜16GBぐらいがちょうど良い時代。スマホでさえも、4GB搭載モデルが当たり前のようにある。

HDDは510MB〜1GBだったが、今ではスマホでさえも、ストレージ容量が16GBでは足りない領域にある。
思えば、昔のPCは性能面でもっと上を目指すほど足りないものが沢山あったが、今のコンピュータは、全てを与えても、普通に使うだけなら問題もなく、快適に使えるものが多い。


そうなったことで、PCは日用品→無くてもスマホで足りるものへと変わりつつある。
だからこそ、性能面で強く印象づける必要があり、Workstationという名称を付けた製品が生まれたのかもしれない。これがどこまで幅を広げていくかは、個人的には微妙だなと思っている。ファイルシステムのReFSはまだNTFSの利点を全て取り込めていないし、NVDIMM対応は確かに利点だが、ここまでするならサーバーで良いのではと思う面もある。
ただ、需要としては求められている領域であり、欲する人はいる。それが新しい市場を広く開拓するかというと、微妙というだけの話だ。


これは、結局の所RYZEN Threadripperのような新プロセッサが、まだPCの1ソケット製品は成長すると見せたのが大きい。メモリー容量を6TBにして、Proを入れるような用途がどこまであるか?個人的には、4ソケットとか大容量メモリーなら、サーバーライセンスをSA付きで得た方がよいような……いっそ、Enterpriseの上なので、昔のUltimateを復活させて、クライアントでも使えそうな、サーバーの一部機能(Home Serverの要素)も取り込んでしまえば、もっと面白かったかもしれない。











テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Windows 10 Pro for WorkstationsはWindowsの幅を広げるか? なんとなく綴ってみた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる