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zoom RSS 米スプリント、CATV大手チャーターに合併提案……スプリントはお荷物か?

<<   作成日時 : 2017/07/31 08:52   >>

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これは、金曜日に書くつもりだったニュースである。業績が孫正義氏の思い描いたようにはいかないスプリントネクステルについて、ソフトバンクグループは出来れば早く、経営権を委譲させたいのかもしれない。または、経営基盤を強めるために、他の事業主と統合して自社グループ傘下に入れたいのだろう。

これは、イーモバイル事業の買収でソフトバンクが行った手法と似ている。その結果、日本は携帯市場が閉塞した。米国は当時それを見て、ソフトバンクがスプリントとTモバイルを統合するという提案を阻止した。携帯市場の硬直に向かうと見たからだろう。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-27/OTRT1R6KLVR401
http://jp.reuters.com/article/charter-commns-m-a-sprint-corp-idJPKBN1AF0X0


トランプ政権は、それに対して寛容に出ると当初思われていたが、たぶんそうそう上手く行っていないのだろう。だから、ソフトバンクグループはスプリントネクステルとの統合を複数の事業者に働きかけているようだ。まあ、そもそも連邦政府がそれを許可するかは分からない。


<参入した時点で抜け出すのは難しい米国市場>

米国で所謂インフラに相当する事業に参入する場合、継続性(財務基盤の強さ)と競争性(カルテルなどがないこと)が必ず問われる。さらに、連邦政府や州政府、国に関する情報の搾取などをする事業者は絶対に許さないのも、米国の姿勢である。その代わり、ある程度自由にそれらの参入障壁を越えれば、魅力的な市場を勝ち取れる場合も多い。

ただ、事業買収の場合はそうもいかない。
スプリントネクステルは、当初から財務にかなり問題があり、ネットワークもEDGEベースの2G強化と、Clearwire(現在はスプリントに統合)のWiMAX(日本ではUQがサービスしている事業)という特殊な回線網が徒となっていた。今となっては、LTEにほぼ置き換えられているが、これに掛けたコストは大きい。

その一方で、既に市場が成熟済みでさらなる市場を取るには、他社から勝ち取るしかない。その他社から勝ち取るというのが、Tモバイルの新キャンペーンによって、うまく行かない状況が続く。値下げ競争もあり、携帯事業は日本より苦しい状況が続いている。

即ち、当初予定したほどの成功は収められていないのだ。
だから、一気にどこかを買収して見かけのパイとインフラを大きくし、重なる部分を効率化して利益を上げようというのが、ソフトバンクの戦略である。これは、ソフトバンクの十八番でもある。

が、そこに最初の障壁が立ちはだかる。競争性という点で苦しく、継続性を得るには今のスプリントネクステルは魅力に欠けるのだ。凄い成長をしているならまだしも、成長も鈍いからだ。


<ソフトバンクの描いたM&Aとしては失敗>

当初から、この事業はかなり厳しいと言われていたが、現状で言えば、ソフトバンク自身もこの事業が成功しているとは思っていないように見える。即ち、失敗と見るのが妥当だ。一般に、この手の事業者は業績的に黒なら成功というわけではないため、そろそろ手を引きたいのだろう。

そして、手を引かないと目指しているIoT事業などに本腰を入れることが出来ないのかもしれない。
孫正義氏はスプリントの総指揮を行って立て直しを図ったが、未だにそれに手を焼いているとされる。もし、これが離れれば、ファンド事業などももっと本腰を入れることが出来るだろう。結局は、有望な事業に投資し(時間を使い)たいのに、それが出来ないことが損失になる。それが、今のスプリントの現実だろう。




















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