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zoom RSS 「スマート水槽」がハッカーの侵入口、孫正義氏「世界で1兆回線」 IoT構想を語るという光と影

<<   作成日時 : 2017/07/20 15:44   >>

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モノのインターネットというIoTは何でも、ネットワークを介して自動化したり、監視したりしてくれる便利な機能だが、CNNの記事では、自動えさやり水槽が、情報漏洩の原因になり、外部にデータを持ち逃げしようとする踏み台プログラムの温床になっていたことが判明したというのが、CNNの記事である。

何でも、IoTは怖いということを示している。
https://www.cnn.co.jp/tech/35104512.html?tag=top;mainStory

一方で、孫正義氏は法人顧客向けイベントで、世界で1兆回線のIoTデバイスを自社のファンドを介した投資で実現したいと述べたそうな。IoTは将来性があるという明るい話である。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20HBN_Q7A720C1000000/?dg=1&nf=1

まるで、全く違う分野の話に見えるが、どちらも見ている市場は同じものである。前者が現在のIoTの現実。後者は、投資家や企業家として見た時の将来のビジョンだ。


今日は、この手の話題に関係する話として、以前からWindows Creators Updateを適用すると、画面の表示がおかしくなる不具合を持っていた、Atom Z2000世代の保守がついにCreators Updateでは終了することになったようだ。開発パートナーであるインテルやOEMメーカーと協力して対応していくとしていたが、Intelは乗ってくれなかったようだ。

まあ、Z2000シリーズは、PowerVR 5(SGX)を使っていたため、今のIntelGPUとは異なっていた。それも影響していると言えるが、GPU以外でもサポートが終わりつつある製品は結構あるため、今後特定の機能は使えないけど、OSを動かすだけなら動くという製品は増えていきそうだ。何というか、もうPCというよりスマートフォンのなり損ない(スマホならアップグレード保守が終わっても、大手キャリアならキャリアサポートの対象にはなるので、安心感は残っている)になりつつある。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1071527.html



こういう流れを見ると、IoTデバイスは本当に信頼出来るほど普及するものなのか?考えてしまう。
OSの保守サポートで有名なマイクロソフトでも、ハードウェアドライバの出来でこんな状況になるというのに、内部のパーツに何が使われているかも定かでは無いIoTデバイスがもし、攻撃されたなら、そのデバイスが攻撃されたと分かるのか?また、攻撃で崩されないようにアップデートが提供されるのか?

そういう懸念がどうしても残るのである。


<未来を気持ちよく語るのは易し、それを安心安全のまま保つのは難し>

IoTを売り込む上で将来的に苦しいのは、今語っているよい面に対して、現実にこれから直面するセキュリティ攻撃やセキュリティ対策の難しさ、アップデートの提供コストなどから出て行く出費が、どこまで担保されるかという、継続的コストの問題をどのように安定して長年供給できるのかというのが、難しい点であろう。

例えば、1000円のIoTデバイスを一時期沢山売っても、保守が悪く、サポートが悪い。攻撃に使われたじゃ無いかと批判を受ければ、そのメーカー品は売れなくなる。じゃあ、保守を付けて5万円5年保証見たいなサービスにすれば、売れるかというと、今度は高すぎて売れないかもしれない。

そもそも、IoTデバイスで出来ることは、携帯やスマホで出来ることを、専用品にしたものに過ぎない。
先の記事にも書いたが、個人だとそれを欲する人は少なく、どちらかと言えば、ビジネス企業向けのサービスとしてのIoTの方が売れるだろう。

家の鍵までスマート化したいと言う人は少ないというのと似た発想だ。最初はスマホ認証や、指紋認証を鳴り物入りで入れても、結局鍵を使う人や、故障したら高いから鍵に戻すというケースもある。テクノロジーが一定の水準に達した現在は、いろいろとままならないものである。


<影を突破するには継続的保守を安価で行うことだが…IoTはそれが難しい。>

もし、この影となる問題を改善するとしたら、保守をなるべく易く、そして長期間行える体制を整えることだが、実はパーソナルコンピュータのWindows市場は、これが徐々に失速しつつある。Windows8での失敗後、10で一度盛り返すかに見られたが、アップデートサイクルが短すぎて、ドライバやソフトウェア互換の確保が追いつかなくなりつつある。それでも、業務用の一部製品やシェアが高く売れているソフトウェアを除いて、ソフトウェアやハードウェアの売上げは成長していない。

それなのに、アップデートサイクルが短くてトラブルに対する保守コストは上がっているから、開発人気に陰りが見え始めているわけだ。マ社は、それを自社ハードやサービスの囲い込みで利益になると見ている節があるので、今はよいが未来は分からない。

一方で、AmazonやGoogleのOSサービスは保守水準が徐々に向上している。

これは、保守コストを下げるには、一定の成長をしなければいけないという事を意味している。
問題は、IoTデバイスは、同じパーツで沢山の製品を捌くのが難しいという点がある。
AmazonのDASH Buttonのように数が大量に出るなら、保守コストも安く、しかもそれを押して商品を買ってくれれば、そのマージンからDASH Buttonの維持費が出てくる。

しかし、例えば監視カメラならどうだろうか?
これが、警備会社の提供するモノなら、月額契約料金という利益だろうが、個人で設置するIoT型の監視カメラなら、自宅警備に欲しいけど、警備会社の月額制では要らないなという人のための製品になる。そういう製品は、需要はある程度あるが、沢山売れることは無い。

そして、一定数売れたら故障買替えがこない限り、売れなくなる。そうなると、保守が短期間で打ち切られるかもしれない。IoT製品がソリューション向け(法人や事業者向け)というのは、そういうことでもある。

まずは、ソフトウェアのサポートサイクルを延ばすには、一定のユーザー成長が必要であり、さらに特定の目的を満たすハードウェアに限定するなら、その商品を持ってくれること自体が、直接的または間接的に開発元の利益に繋がるものでなければいけないのだ。


そう考えると簡単にはIoTは個人相手には売れない。結構、考案されても消えて行くものが多いのはそういうことだ。



<投資家や専門家を惹き付ける魅力があるIoTだが、実はポストスマホ探しの仮名称>

IoTは、最近よく使われるが現実に魅力的な商品ファミリーかというと、違う。ハッキリ言えば、スマートフォンの次が見つからないから、次に出てくるかもしれないスマートデバイスを総称してIoTデバイスと言っているに過ぎない。もし、ある特定のデバイスが売れれば、当初はIoTと呼ばれるファミリーだが、そのうち独立していく。

逆に、IoT止まりのものは一部でしか評価されないインターネットデバイスなのだ。

もし、このIoTをその名称のまま成長させるなら、最も普及するのはやはり法人向けのデバイスと、DASH Buttonのような販売チャンネルデバイス、後は定額サービスデバイスを拡充させることになる。
一方で、絶対にやってはいけないのは、何でもIoTにすれば売れると思うことと、大量の種類や数量を出せばIoTが爆発的に浸透すると思うことである。

これは、下手をすればIoTという言葉を、セキュリティも甘く保守も杜撰な危険なデバイスの代名詞に知らしめる恐れもある。





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