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zoom RSS 都議選で大敗した自民、微減の民新、地盤の強い公明、微増の共産

<<   作成日時 : 2017/07/03 09:45   >>

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昨夜の選挙結果を見て、まあ私的には都民ファーストが予想以上に伸びたとは思ったが、全体的には予想した流れだった。これが良い流れかというと、何とも言えない。これから、小池キッズが数年でどこまで育つかが重要だが、失敗すれば民主党や今の自民党や民進党と同じ流れになるだろう。

今回の都議会は、民新と自民党は評価されなかったのは明確だ。国政と都政は関係ないと言われるが、現実には、都政が変わると次の国政選挙も、流れが変わると言われるのは、実際にその傾向があるからだろう。
そして、自民が落ちたことに国政の影響があったのは否めない。一方で民新は2議席減らしたが、その影響も結局は、受け皿になれるほどの人材がいないことと、国政では明らかに力量不足が見られるからだ。蓮舫体制のままでは、もう民新は長く持たない可能性がある。
http://www.yomiuri.co.jp/matome/20170530-OYT8T50074.html

面白いのは、コバンザメのように、強い政党に鞍替えをする公明党の票は全員当選を続けるだけの地盤を、未だに持っているということだ。創価学会票の強さを感じると共に、一方で本来政教分離が日本国憲法第20条の中で働くが、選挙後に創価学会の方々に御礼と言う辺りはどうなのかなと思う。別に、宗教団体地盤の政治家が悪いという法律はないが、「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」という点を言えば、本来創価学会の人に直接説的なお礼をメディア上で言う行動は慎むべきことであろう。あくまで、支持者と言うべきだ。


微増の共産は、既成政党の中で受け皿になっている唯一の政党である。民新の票の一部がこちらに流れているのは予想がつくが、これが与党になるのは難しいだろう。既に、言っていることは共産主義とはほど遠いのだから、名前を変えたら、もう少し評価があるかもしれない。


<既成政党に対する失望>

都議会で小池新党が成長するというのは、ある程度予想されていたが、自民党がここまで落ちることは、メディアも予想していなかったようだ。自民支持率もそれなりに高いとしていたメディアもあり、自民党支持層も3割近くいたはずだが、都議会での自民の不甲斐なさ、国政の何か隠している感、さらに強硬な採決などもあり、支持を減らしたのはほぼ確定であろう。都政は国との繋がりも強いため、嫌気されると国政の影響がもろに出るのも特徴である。

一方で、野党の第一党たる民進党がその票を拾ったかというと、元々都議会で民進党直結の人間が少なかったこともあり、減少というレベルで済んだが、現実はこちらも大敗だった。7議席が5議席というのは、一見健闘に見えるが、立候補の数が23人でたった五人しか通らなかったことが実は最悪なのだ。

民進党の党幹部がこれを、悪くないと濁せば、この政党の支持率はさらに落ちるかもしれない。本当は、進退問題なってもおかしくないレベルである。

これは、自民党の立候補当選率38.3%から見ても、圧倒的に低い21.7%というレベルであり、こちらも惨敗である。共産は51%、公明は100%、都民ファーストは98%となる。維新は25%(4人中一人当選)である。社民と諸派は0%(誰も当選しなかった)

当選率は以下の通りだ。スマホ携帯で見る場合、下の表は崩れるので、こちらが画像である。

  立候補当選率 当選者/立候補者 増減(改選前議席) 増減率(出来高)
公明党 100.0% 23/23 +1(22) 1.05(1.05)
都民ファースト 98.0% 49/50 +43(6) 8.17(8.01)
共産党 51.3% 19/37 +2(17) 1.12(0.57)
自民党 38.3% 23/60 -34(57) 0.40(0.153)
維新の会 25.0% 1/4 ±0(1) 1.00(0.25)
東京生活者 25.0% 1/4 -2(3) 0.33(0.08)
民進党 21.7% 5/23 -2(7) 0.71(0.154)
社民党 0.0% 0/1 ±0(0) 0.00(下限以下)
諸派 0.0% 0/17 ±0(0) 0.00(下限以下)
無所属 0.15% 6/40 -7(13) 0.46(0.07)
出来高は、当選率×増減率。増減率は1.00が前回と変わらず。8.17は8.1倍。


これらを見れば分かるが、結果的に風を読んでいたのは公明党、都民ファースト、維新の会、共産党である。一般に出来高は0.5を越えれば、勝利ラインである。立候補当選率が5割を越えているか、または改選前議席に対して改選後議席が増えていることを意味するため、勢力が伸びているか、選挙を管理する党委員会の采配が良いことを意味する。要は身の丈にあった、人数を分配し、過半数近くを当選されているか、議会人数を増やしているということだ。それ以外は、供託金没収が多い割に、当選できていないという流れであり、負けである。


ここでも、興味深いのは自民党と民主党の現実だろう。端的に言えば出来高はどっこいどっこいである。自民党は0.153で民進党は0.154という値になり、私が民進党も惨敗という根拠はここにある。全くもって正しい流れだと思う。この2つの政党は一緒にお前が悪い、いやお前の方が昔こんなことをしたと言い合っているだけだった。

その上、民進党は政策論争も満足に出来ない。はんた〜い、はいあ〜んしかないようでは、どうにもならない。

共産党も時より民進党に加わっていたが、ちゃんと票を伸ばすのは民進党とは違って、議会追求時にしっかりした資料を出すことが民進党よりはあったからだ。また、地盤が揺るがない点も大きい。民進党は既に役割を終えつつあるというか、野党の足を引っ張っているのが、今や民進党という流れである。

尚、東京生活者は都民ファーストに完全に喰われている。無所属議員は都民ファースト応援が勝ちを拾っているため、ほとんど党利党略に飲まれた格好である。維新の会が1議席を守ったのは、議員として評価されているのだろうが、これも惨敗である。


<国政選挙を今しても、自民が勝つ。>

結論を言えば、所謂、新しい風が吹いているということだ。
その風が、果たして本当に都政や国を良くする風かどうかは分からないが、今まで通りの都政や国政は既に、都民は望んでいないのだろう。だから、新しいものに任せたいのである。

一方で、今もしも安倍政権が解散総選挙をしても、実は国政では自民と公明が勝つ可能性が高い事も示唆している。自民単独過半数は少し減らすかもしれないが、負けはしないだろう。むしろ、今でも数は減らしつつ単独過半数を取れるかもしれない。

その理由は、民進党の出来高が低すぎるのだ。一方で、共産党は票を積み増すだろうが、0.57程度であり、全体で1割も積み増せば万々歳というレベルだろう。即ち、受け皿となる新しい政党を国民は望んでいるわけだ。一番喜ばれるのは、老練な人がバックアップしつつ、新人が次の流れを勉強し成長する政党だろうが、それが出来る前に解散総選挙に打って出れば、自民がまだ勝つだろう。

ただ、勝っても今の疑惑等の流れが続くなら、結局政権運営は徐々に劣化し、硬直することが予想される。
即ち、強引に政策を通し続けるなら別として、政策が今後は通りにくくなるということである。いわゆる、日本の政治末期に起きる現象だ。


<自民党がやるべきこと。>

これから自民党がやるべきは、説明責任や政治家としての議論を真摯に果たすことだろう。現状では、自民党は与党だが、中にいる者は民進党とあまり変わらないものが、与党になっている印象も見え隠れする。議会で自分が通したいものが、多数決で通ればそれでいいという流れにしか見えない。

今回の選挙戦でも、自民党からはあっちの方がもっと悪い的な話が頻繁に話題に上がった上に、政治と金疑惑も出てきたり、応援演説で自衛官に自民党支持を要求したり、呆れるレベルの行動も多い。

それに加えて、安倍自民は以前から話の挿げ替えも多く、それに社会変化をうまく活用してきた。窮地になるといつも、話を挿げ替えて、世間が別の話題に逃げてくれるまで、それを押し通す傾向もある。
私は幼い頃に、「あの子も同じ事していたから…」といった言い訳をしたら、さらに怒られていた。それは、反省していない人が自分は悪くない。皆がやっているから良いんだという言い訳になるからだ。
余所は余所、家は家というのもあるが、人の行動を見て自分も行動を改めるのが人だが、人の悪い行動を見て、あの人もやっているから僕も私もやるというのは、いつか大きな事故になる。赤信号を皆が渡っているから、ちょっと自分も渡ったら、車の下敷きになるかもしれない。そういうことだ。

日本メディアの批判が増えたのは、実はこういう流れが生まれてからだ。要は、議論向きの話が、小手先のあいつが悪い。こいつが悪いという議論とは関係ない視点へと様変わりし、低俗化した。
民進党がやっているから、自民党がやって良いわけではない。しかし、それをやり始めたことで、民進党並みに自民党の評価も今下がり始めている。国民の大半は与党が野党を潰せば、野党が与党を批判すれば、それだけで支持するというものじゃない。
中身があって
それに対して本当に十分な説明や議論がされ
手順が明確な時に
支持するのだ。

それが理解できていない議員が自民党に多いことと、支持している層の発言にも、「あの子も同じ事していたから…」という意見ではぐらかす者が多い。さらに、民進党支持層などにもいえるが、都合が悪くなると「ねつ造だ」と誰もが言う。結果的に双方の支持率が下がるのだ。


国民の大半は右翼でも左翼でもない。右左と言っている人は、自分が右か左だから、他の人が全て左右に分かれて見えるのだろうが、人々の大半は、盲目に一人の出す政策を全面的に支持したりはしない。悪い所は悪いと言うし、良いところは評価するものだ。支持層がほぼ信者で何を言おうが、この人が最高と盲目的な政党は、国民の支持は消極的になる。民主国家の国民は、批判の受け皿にもなり、その批判を聞いてくれ考え直してくれる人を評価する。必ずしも採用するとは限らないが、考え直した結果、ここが問題なのでと説明する人がリーダーとして相応しいと思っている。

今、それが出来なくなっていることに自民の弱さがある。

小池新党はきっと国政にも進出するだろう。それは、安倍自民党を消極的に、「他の内閣より良さそう」で選んでいた人を取り込める可能性があるからだ。民進党は、既に力を失っていることが明確だが、新党はゼロからのイメージが強く、こういう二大政党のはずの政党が、不甲斐ないと成長しやすい。
小池氏が都知事の間にどこまで都政を改革できるかと、これからの国政がどこまでうまく行くかにもよるが、安倍政権が今のままを貫けば、次の国政選挙で惨敗する可能性もある。

自民党は今後の政治舵取りをよくよく考えないといけないだろう。




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