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zoom RSS Intel、次期CPUにThunderbolt 3コントローラを標準搭載・・・・どう売るか?

<<   作成日時 : 2017/05/25 21:40   >>

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今日は、Thunderbolt 3がロイヤリティーフリーになるというニュースが流れた。

しかし、このThunderbolt3は知らない人の方が多い。MacProを使っている人でも、Thunderbolt3がどういうものかは理解していないだろう。現在、Thuderbolt3に対応するハードウェアは、専用のホストコントローラーをマザーボードに搭載する必要があり、

開発コードAlpine Ridge(アルパインリッジ/Intel DSL6x40/DHL6x40 Host controller)がマザーボードやチップセットに搭載されることで対応する。


一番の特徴は、100W(USB3.1と同じ)までの電源供給が出来ること。
Display Port1.2とHDMI2.0の通信プロトコルをサポートしていること。
PCIe物理層を外に出すような接続になり、スタンダードな製品はPCIe3.0×4(4GB/s・双方向8GB/s)を1つまたは2つのポートでサポートすること。電力消費を2/3に抑えた省電力コントローラーもあり、そちらはPCIeの接続レーン数が半分になる。(外付けのビデオカード、オーディオカード、RAIDカードなどを開発出来る)
USB3.1に準じたType-Cコネクター形状を使うことであり、対応したポートはUSB3.0または3.1と排他で利用できること、速度がUSB3.1より早いこと。

最大100Gbpsまでをサポートする予定があったこと。(今後も高速化するかは分からない)
開発名はLight Peak(ライトピーク)で、最初の製品はAppleと共同開発された。最初のモデルは光ケーブルによる接続を基本に想定していたため、Light Peakと呼ばれていた。最初の発表は2009年のIDFだった。


で、これがロイヤリティーフリーでCPUに内蔵され、さらに仕様も公開されるとどうなるかという話だが、端的に言えばスマートフォンやタブレットでもType-Cコネクターでこれをサポートできるようになる可能性がある。Snapdragonなどにホストが内蔵できる訳だ。もちろん、消費電力の問題がなく、パッケージに収まるならという条件は付く。
また、ケーブル仕様がUSB3.1互換であるため、Thunderbolt3対応のケーブルは、必ず100Wまでの電源供給をサポートしてくれることになり、ケーブル問題は少なくなるかも知れない。


<デメリットは、変換ケーブルが必要、上限台数を混同すると大変>

一方で、ThunderboltデバイスとUSB Type-Cデバイスの違いは付きにくくなる。Thunderboltはその特性上、多くのデバイスを繋ぐのには向かない。USB3.1は120以上のデバイスに対応できるが、6デバイスが限界のThunderboltとUSB3.1が混在すると、どれがどれか分からなくなり、気がついたらThuderboltに繋がる製品が増えすぎて認識できないこともあり得る。

また、Thunderboltはデイジーチェーンで接続され、DP(Display Port)デバイスはデイジーチェーンの最後に繋がないといけないとAppleでは記載しているように、ルールがあるのも特徴だ。これは、デイジーチェーン接続特有の仕様である。デバイスの接続順によっては、機能しないデバイスが生まれることがある。USBのように自由には使えない訳だ。
https://support.apple.com/kb/PH25727?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP

後は、PCなどの小型化が出来ると言うが、端子の数が減ったり、コネクターが一本化されると、変換ケーブルが多量に必要になるため、見栄えが結果として悪くなってしまったり、ノートPCでプレゼンをする人などが、外出先に、多くの変換を持って行かないといけなくなるなどの手間やコスト増もあり得る。
要は、これまではVGAやDPなどのポートがPCに搭載されていたが、Thunderbolt3一つか2つのポートでお茶を濁される訳だ。ちなみに、AlpineRidgeではThunderbolt3の端子はホスト辺り最大2つまでしか、サポートしていない。


後は、よりローレベルな脆弱性攻撃が出来るというのも、Thunderboltの欠点である。
これは、PCIを外部に出しているのと同じ仕様であることが理由である。例えばビデオカードなどには、BIOSに情報を転送するI/O ROMが搭載されている。Thunderboltでは、そういう本来なら内部に接続して厳格管理されるローレベルハードウェアを、簡単に着脱できるのである。そのため、DMA攻撃や、ROMアタックが可能であることが知られている。まあ、この攻撃は攻撃者がその場にいるか、または信頼性の低いデバイスが販売されない限り、行えないが、やられると本当に丸腰と同じ状況になり得ることが指摘されている。


<普及するかどうかは実は微妙だが・・・ロイヤリティフリーなら一本化する可能性は大きい。>

個人的な見解を言えば、Intelが予想したほどThunderboltは上手くいっていないので、公開に踏み切ったのだろう。そもそも、既にUSB3.1でも実用においては十分な速度があり、ハードディスクなどを繋ぐには困ることがない。
一方で、ThuderboltはUSBと同じインターフェースで通信と接続の形態(デイジーチェーン)が異なるという特性上、複数のデバイスを使うには扱い難い。

何より、iPhone7でヘッドホンジャックがなくなっただけでも、批判を浴びるような時代に、インターフェースを一本化しても薄型化を目指す動きが本当に評価されているのかは考え物だ。何でもかんでも無線で繋げられるとか、このインターフェースに変換を噛ませれば繋げられるというよりは、本来は普段使うポートはそこに飛び出していた方が良い場合も多いからだ。家だけで使う場合においても、今は古い製品と混在して使っている人も多い時代だ。
なかなか簡単には置き換えられないだろう。

まあ、それでも市場原理としてインターフェースの一本化はハードを作る上でコスト削減に繋がり、周辺機器の販売増に繋がることは、誰もが知っている。だから、最終的にはUSB3.1と同じType-CポートでThuderboltも使える製品が当たり前になる覚悟と、それによってDPやHDMI端子が消える覚悟はしておかないといけないだろう。

この公開によって、少なくともThunderbolt3が消えることはなくなると思うが……。後はUSBがこの後、4.0や3.2を登場させるかどうかだろう。USB3.xのプロトコルには余裕があり、初代の5Gbit〜最大25Gbit/sまでサポートできるように設計されているという。この最大速度をUSB3.xが持ち込んでくると、デイジーなThunderboltの必要性は、外部GPUなどPCIeを必要とする用途を除けば薄れてくるだろう。
何せ、SuperMHLでも組み込めばわざわざThuderboltでDP対応など必要ないのだ。


私としては、スマホではMHLも使ってきた身だったので、こういう方面を期待していたが、今度はThunderboltなのだろうか?世代交代が早すぎて、もうインターフェースを買うのが億劫になる。Thunderboltは少なくとも、10年ぐらい続く見込みがあるのだろうか?5年後に別のインターフェースに変わったり、結局使われる事なく、廃止されている可能性はないか?昔のケーブルはRCAから、USB1.1、2.0、3.0、Serial、parallel、S/PDIF Optなどいろいろ箱にしまっているが、このサイクルがどんどん短くなって使わないケーブルが増えていくとともに、要らん変換なども増えていく。だから、それ関連の新機器はあまり買わないようにし始めた。
開発、メーカーはもうちょっと古い端子や技術の継承を大事にして欲しいと説に願う。Thunderoboltに至っては、端子形状を1/2世代と3世代で変えているから、心配である。


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