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zoom RSS スパコン基板丸ごと水没、安価な冷却技術実証へ・・・面白実験

<<   作成日時 : 2017/04/15 17:10   >>

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読売新聞が面白い記事を載せていた。国立情報学研究所が樹脂塗装した特殊なマザーを、直接水に浸けて運用するという実験である。成功すれば、冷却コストが大幅に下がるかも?しれないというものだ。

想定通りに行くかどうか・・・興味深い実験ではある。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170415-OYT1T50072.html?from=ytop_top

<現実の水冷は結構管理が大変>

Pentium4時代には結構水冷モデルが流行ったが、実際の水冷(液冷却)は管理が結構大変だ。ヒートパイプの中に液体を流し、中央冷却ファンのある場所に、熱を移す方法をとるため、コストが高くなる上に、いくら密閉済みとはいっても、徐々に液は抜けていく。5年〜10年で安定運用可能な液量以下になるケースも多い。だから、ハイエンドで頻繁に買替えが発生する製品や、管理者常に常駐しているサーバーなどでなければ、運用されなくなった。

また、ただの水を使った冷却の場合は、水の追加が出来るがこの場合は今度は、密閉度が悪いと水が腐る(雑菌が繁殖する)という欠点がある。水の温度が25度〜40度(高くても60度)ぐらいで循環するため、生き物(細菌)が生息するにはうってつけなのだ。

そのため、実は水に浸けて運用するというのは、いろいろ運用管理での問題が多く、簡単ではない。むしろ、空冷の方が維持管理コストは安く衛生面(掃除のしやすさ)でも、アドバンテージがある。そういう部分があるため、結果的に空冷に落ち着くのだ。何せ、何年か使ったときの最終コスト(故障、メンテナンスなど保守)が、液冷却は今のところ高いからだ。

まあ、そこをこの研究でどこまで改善できるかなども、重要な部分だろう。まあ、きっとこの実験では工業用の超純水と専用ケースを使うのだと思う。


日本は、こういう研究で世の中の常識を変えてきた国である。やるからには2年ではなく3年〜5年ぐらいは持つようなレベルで作り上げて欲しいが、最近はこういう実験をしても、結局いろいろ問題だけが見つかって製品化に至れないという結論になることもあるので、そういう無駄金にならないように、最後まで改善を続けて、安価な製品の達成を成功させてほしいものだ。







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