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zoom RSS トランプ氏は未来予測が難しいが、中身は単純

<<   作成日時 : 2017/02/03 11:52   >>

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トランプ大統領に関する記事は、日本の新聞社やテレビ局のWebサイトでの閲覧上位に食い込んでいるようだ。どこも、かしこも、1日に数本はトランプ氏の記事が書かれている。特に海外系と時事通信はトランプネタが多い。

ネタ記事としてトランプバブルに踊っている感じに見える。流石に日本では、トップ5辺りに入るのは国内のネタが多いが・・・それでも、トランプ記事は海外記事の半数を超えている。世界はトランプ発言に連動して動いていると言っても過言ではない。そんなに、皆トランプが大好きなのだろう。私は、トランプはどっちでも良い。結果的に世界情勢が悪化しないならそれで良いのだ。米国から見て外国人がトランプ批判をしたところで、それが国民の過半数に伝わっていないとしたら、どうにもならない話である。

今後、各国は自国を守るか、米国抜きでどのように世界との関係を作るかを、模索するのが一番手っ取り早い。まあ、日本は決まっており、どんなときも米国に付くだろう。

それが、吉と出るか凶と出るかは、正直、私には分からない。情報が多すぎて処理が追いつかない。


<トランプネタは旬が短い>

トランプネタは何度かここで書いてきたが、調べれば調べるほど書きにくい。勢いでその時の発言などを一つだけ引っ張り書かないと、明日には違う問題を引っ張り出し、その一方で良い評価も別の場所から出てくるからだ。トランプ記事には、いわゆる二面、三面の異なる性質が合わさっており、嫌いになる人は、間違いなく大嫌いなタイプになり、好きになる人は大好きになるタイプだろう。その一方で、冷静に可能な限りの情報を集めてと思っている人は、ついて行けないほど、流れが速く、判断を下す前に、次に進む。

経営者とか、実業家として見ると、そうだなと思うが・・・政治家として見ると、とても危うい面が見え隠れする。それが、よく機能すれば政治革命を起こすかもしれないが、悪く機能すれば独裁や破滅(崩壊)を起こしそうだと本当に思うのが、トランプ氏だ。

しかし、この旬の短さを見て思うのは、彼はほぼ直感と感情に左右されて動いているということと、軽い流れで関係が構築されていくのでは無いかという点は感じる。

要は、トランプさんは最高だと言えば、トランプ氏は評価してくれるだろう。仲良くも出来るはずだ。しかし、ここは最高だけどあそこはちょっとというような発言をしたときに、トランプ氏が悪いと言われた部分に、なみなみならぬ思い入れがあると、SNSで強く叩かれるかもしれない。これは、逆のケースもあり得ることで、トランプ氏は最低だけど、この政策は支持するという一言で、トランプ氏は喜ぶ可能性もあるわけだ。


彼は、政治家ではなく、面白い実業家のおじさん(孫もいるので、おじいさんでもあるか?)といえる。


彼を政治家として見た時に、これはとても難しい話になる。
トランプ氏は、国民に選ばれた政治家だが、元々政治家ではない人だ。だから、政治家として馬鹿にされても、政治屋として政治をしている人は違い、人に何を言われようが、支持など気にしない。逆に言えば、罵声を浴びようが、浴びせた人に、浴びせ返せば良いぐらいの感覚だろう。同様に、自分が罵声を浴びていてもあまり苦に感じないわけで、他の国で選ばれた国家元首について罵声を浴びせても、悪いとは思わない。

これは、選挙で勝ち進んだ流れを考えると、よく分かる。批判して支持を取り、罵声を浴びせて勝ち進む。
互いに敬意を表して対応し、大人の関係を考えるより、常に裏表無く自然に動くことで、勝った彼が、他の国とこれまでの政治家と同じような政治をして、文句を言うなと言われてもどだい無理な話である。何故なら、それをしなくても勝てたのだから・・・。

だから、彼は一見子供のような行動をしても、それを悪いとは思わないだろうし、国民もそういう彼を半数近くが受け入れた結果が、今の大統領という地位に押し上げたといえる。

-企業人センスと政治センスの違いが極端にある-

とても難しいという最大の理由は、ここだ。結局、彼は政治家ではなく自分の中で定めた損得だけで動くのだ。その損得を経済(企業)的にみると、例えば100の事業があるとして、そのうち90が失敗しても10の事業が成功し、90の事業の赤字より、10が出す黒字の方が大きければ、成功という発想が企業の発想だ。

しかし、公共サービスにおいて、例えば100の事業のうち判断基準が不採算かどうかは別だが、そうだと仮定して、10が伸びている、残りの90は予算削減だと言われたら、それを削減した瞬間は良くやったという人もいるかもしれないが、結果的に公共サービスの品質が下がり、後々経済や社会の情勢が悪化するかも知れない。

結構日本でも企業人のトップが政治家になることは多いが、トランプ氏のように極端な人はあまり、政治で一番上にまで上り詰めることがない。それは、結局のところ、企業人のトップは、独裁でも利益が出れば良い人なのだ。しかし、政治は共産主義や社会主義の国家でも無い限りは、民衆のバランスが政治の安定に繋がり、短期より中長期的に見た時に利益が大きくなるという部分があるからだ。

それがトランプ氏の場合のリスクであり、逆にこういう政治家が、長い目で見たときに、政治革命を誘発し、新しい産業や社会構造を作るステップになることもある。トランプ氏がどちに属するかは分からない。少なくとも、既成概念で考えると、否定的になる。革新概念だと対立軸がメディアvsトランプ、SNS vs 新聞コラムのようになっており、面白いが・・・笑ってみていられないのも心配なところである。

何せ、国の世論は間違いなく分離しているからだ。


<リベラルを失う米国に・・・読めない未来を書き立てる社会>

トランプ氏は既存の情報や社会、政治から脱却するという発想で、物事を見ている。

これは、George Washingtonの言葉である。government of the people, by the people, for the people(合衆国民による政治統治を示す。人民の人民による人民のための政治と言われる)の理念から考えると、実は崩れる部分もあるからだ。例えば、トランプ氏が司法長官代行を自分の意に沿わないとして解任したが、これは人民による人民のための政治という点では、異例だ。稀にこういう解任はあるとしても、本来は、国民に説明し、どういう経緯と理由で解任するのか?国民に合意(納得するかは別として)を求める必要があり、一度召還するなどして事実関係を確認するのが一般的だ。

これをやらないことは、互いが国のために行動しているという合意形成からほど遠く、むしろ自分のためだけに動いているように見える訳だ。これを見ると、本来なら批判的に動く人が増えるが、少なくともロイターなどの入国停止関連の調査を見る限りは、あまりその影響を受けているようには見えない。

ただ、完全に水と油の状態になっていることだけが分かる。


この2週間の流れを見ると、これはトランプ氏が考えてそうしたというより、そうなっただけのようだが・・・これが、どう動くかは本当に分からない。日本のように突き抜けてしまうと、もうどの政治家がやっても、手は無いという状況に陥らない限り硬直だけだが・・・。


これは、自由に立ち回るリベラル層が失われていることを意味しており、結果的に流動性はないということだ。端的に言えば、Aという政策の問題点を指摘して、A'にすることはない。A+にもならないのだ。あるとすれば、Aという政策とぶつけるBという対案である。そして、どちらか勝った方が、制度として使われる。実はこの1年2年で陥った日本の政治における罠でもある。

トランプ氏は、大統領に選出されたことで、そもそも実行力が議会の承認無くまず示せるという有利な部分がある。その後、議会で議論され、承認されなければ議会批判が出来るだろう。承認されれば、私は公約を実行したといえるだろう。

トランプ氏にマイナスはない。少なくとも当該政策支持者からはマイナスには見えない。
ただし、その政策がすぐに、経済や政治的な悪い結果を出す場合は、支持率が下がるだろう。それがなければ、トランプ氏は今後リーダーとして相応しいという話になり、今の形のまま、メディアを敵に見立て、統治を続けることになる。この場合は、トランプ氏の勝利であり、メディアの敗北になる。場合によってはSNSも評価されるだろう。

後は、トランプを支持しない層が、どういう手に出るかだけだ。強硬手段に打って出る場合、または国や官公庁の中からの反発者が多いと、国の社会情勢が悪い方向に割れる可能性もある。要は、クーデターや内線、テロの増加という状況もゼロではない。これの懸念を示すのがメディアである。


お話として極端に書くなら、現実はそれだけの話だ。しかし、他にも沢山の道筋があるだろう。



<未来の断定と現実の背景と未来への恐怖>

考えてみると、あなたの明日が人生の転換点になります。あした死ぬか、生きるかが決まり生き残れば、億万長者になります。しかし、死ぬかもしれません。それを避けてください。と言われたら、必死に明日は、気をつけるだろう。
先が見えているか、可能性が高いとした場合、人はそれを目指して頑張るものだ。

しかし、例えばこの宝くじを買うと、当選金が100億です。当たったら一生楽しく暮らせますよと言われて、あなたは買うだろうか?この言い回しが、例えば必ず100億当たる宝くじですと言われたら、信用して買う人はいるだろう。
断定、断言されると人は、それが嘘だと感じない限りは信用するものだ。それが、支持率が高い人だと余計にそうなる。

じゃあ、何故人は信じるのかというと、人は一人で生きることを恐れること。さらに、ある程度評価されている人を頼ることで、コミュニティーが大きくなることを、安心だと思うからだ。逆に言えば、例え未来を語っていたとしても、それが殆どの人から支持されていないなら、見えない怖い未来と思うこともある。

政治、経済、社会というものを運営する上に立つ人間は、まず未来の社会目標を如何に信用させるか?で評価されるのだが、面白いのは、今の情報が氾濫する世の中では、1-10まで書き立てて、善し悪しを全部理論で汲むと、殆どの人は読まないという現実がある。

いくら、詳しく分析されていても、興味が無ければダメなのだ。じゃあ、何が評価されるかというと、結果的に何をするのか?したいと言っているかである。それを、やったから実は自分の暮らしが良くなるわけでもないが、実行力がありそうな人と、多くの人がこれをやって欲しいと思っている事柄は、評価される。この人なら、何か変えてくれるかも知れない。少なくとも、先の未来はこうなるっぽいぞと思わせることが出来る。

後は、それを如何に多くの人に浸透させるかだけだ。


それを、ちょっと過激な形で体現しているのが、トランプ氏だろう。既に実行力は満点であるが、何より凄いのは、行動が型破りであるため、一挙手一投足が記事になる。記事にならない、ものを探すのが難しいほどに・・・。そして、言葉は過激だが、とても分かり易い。彼からみて嫌いな人は、叩き、彼から見て米国に貢献している人は、よろこんで付き合う人である。だから、支持する人は結構単純に考えているはずだ。

しかし、メディアやインテリ層から見れば、それは異質でしかない。政策は矛盾しているし、感情のぶれが大きい。今日怒った相手に、明日には再協議が決定したりする。まるで、計算されているようにも見えるし、そうでないようにも見える。現実に言えば、たぶんトランプ氏は、何か難しく考えていたりはしないだろう。インスピレーションで全てが動いているはずだ。強いて言えば、側近に信頼できるアドバイザーがいれば、それが取り持っている面もあるかもしれない。


<米国の未来は明るいか、暗いか?>

これは、冒頭に戻る話だが、私はトランプの一挙手一投足に関する記事で、Blogに書こうとしたことが、先月から数回あるが、投稿は出来なかった。その理由は、表裏を見た時に、中身が変わるからだ。支持層と不支持層で見ているものが、違っており、支持層は熱狂的なら、とにかく行動力と発言だけを見て支持する。一般支持層は、国内でこれまでタブーだった問題を一挙に解決しそうな雰囲気に、評価をしている。いわゆる民主党の事業仕分け的なあれだ。もし、それが数年後に成果として出てくれば、トランプ氏の支持は盤石になる。


一方で、不支持層は言動や行動の妥当性、手順性も総合的に評価している。
government of the people, by the people, for the peopleの発想から見ても、異色な部分もあり、それが既に理念として沿わないという見方もあるわけだ。また、単純に政策を批判する人もいる。これに加えて、既得権益の流れという形も見え隠れする。これにメディアの支援が加わって大きくなっているのが、不支持層だ。


この先を握るのはトランプ氏以外の何者でもない。もし、不支持層を取り込むつもりがあるなら、トランプ氏は、言動だけでも改めれば、支持率は上がる可能性も高い。しかし、改めないなら、ずっと割れるだろう。上手くいく確率は少しばかり下がるだろう。ただ、上手くいけば革命的な結果をもたらすかも知れないが、確率は低く、たいていはきっとあまり良い結果にはならないだろう。

そのぐらいの話になる。
トランプ氏は、今の傾向を見る限り、特別な何かを考えて行動しているようには見えない。本当に、単純に動いているだけであろう。コラムなどでトランプ氏はこんな人と書くところもあるが、見る限り熟慮より好き嫌いと直感で動いている人に見える。それに加えて、結果的に複数行う政治政策の中で、どれが一番利益をもたらすかという、評価がプラスされているぐらいだろう。今の政治家的な何かを持っていると思ってはいけないし、今の政治家が持たなければいけない物を求めても、それがトランプ氏という人物を見る上でのミスリードに繋がるのだ。

そう考えると、彼の一挙手一投足が沢山記事になり、その都度、感情論や客観論が世間で語られる状況は、実は好ましい状況ではない。とりあえず、要らない解説などは極力減らし、彼が何をしたかだけの動静を端的に流せば良い気がする。それの善し悪しを判断するのは、結果的に国民や、交渉相手国の人々なのだから。






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