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zoom RSS ネット上の謎棋士「マスター」、正体はアルファ碁進化版・・・凄いと思わなくなった

<<   作成日時 : 2017/01/05 09:48   >>

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IT Mediaや朝日新聞がネット上に「プロ棋士も負かせるほど強い棋士が現れた」というニュースを流していたが、その正体はGoogle DeepMindのAlphaGOを強化したバージョンだったようだ。巷では、大ヒットした漫画・アニメーションに登場するsaiではないかという話も出ていたらしい。まあ、想像はついていたがディープラーニングによるプログラムだった。正直、開発する側は楽しいのだろうが、一般から見て楽しいのか?というと、人が負けていく様を見るとまたかという印象しかない。システムが拮抗している頃は、面白いがシステムが今後は上回っていくだろうことが見えている中で、人では無いというのは、最初からシステムですと発表した方がよいのでは無いかと思ってしまう。

最近は、そういうケースが増えてきてつまらないと思うのは、技術者が見せる凄いシステムと、人が見たいと思う現実のエンターテイメントに対する想いのギャップが、ソフトウェアシステム側にも出始めているからかもしれない。技術者にとってHDRで美しいテレビでも、多くの人にとって、4Kテレビは見るものもないし要らないというのと同じである。
http://www.asahi.com/articles/ASK151P83K15UCLV002.html?iref=comtop_8_01
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/03/news011.html


2010年代に入ってシステム開発は、高速なネットワークと広大なクラウドリソース環境をWeb上に構築する手段を確立したことで、人との対話を学習させる方向へと変わった。厳密にはBig Dataと呼ばれる大量のデータを蓄積し、そのパターンに規則性を見いだすことで、人の思考のような振る舞いをより強化してきたのだ。
その結果、日本語環境はまだ弱いものの英語圏の自然言語認識などの能力は、たった7年8年で飛躍的に進歩した。

そんな中で、娯楽向けにおいて本格的なディープラーニングを実践したのはDeep Blue(IBMのスーパーコンピュータ)だった。チェスの棋譜パターンを徹底的に追求し、世界王者にコンピュータが挑む様は、多くのニュースになった。この辺りから、商業目的のイベントとして世界最強のコンピュータソフトウェアと、プロや世界王者が頭脳で戦うというゲームが始まり、それが技術者のすごさとして示されるようになった。

そして、昨年は日本のプロ将棋界でも「将棋ソフトから手を流用したのではないか」といった疑惑(後にえん罪と判明)が向けられるような話も起きるようになり、システムが人を凌駕する時代へと突入し始めたと言える。

この手のシステムは、弱い相手とずっと戦っていれば、統計上の勝利パターンが弱い方に下がることがあり、弱くなることもあるが、そうでなければビッグデータの考慮不足を如何について行くかという駆け引きである。システムサイドから見るそれは、負ければその考慮をどう組み込み、他の考慮とのバランスを取るかだけになる。


まあ、私個人として思うのは、広大なリソース(サーバー資源)を使ったディープラーニングはそろそろ終わりにして、もう一度原点に戻ったリソース制約のあるシステム開発で、実力の違いを示した方が面白いのでは無いかと思えてならない。例えば、512MBのディスク容量で、メモリリソースは最大256MBまでしか使えないという条件にすれば、そのシステムの強さは、本当に思考エンジンとリソース枠でのデータベースパターンの最適化が良く出来ているということになる。その方が、技術者としては素晴らしいだろう。

こういうシステムで例えば、プロや素人の苦手な攻防だけを、データベース入れ替えだけで、実現できれば実際に苦手な人を相手に戦っているようなイメージも出来るかもしれない。こういうシステムだと、人のために使えるシステムになるだろうし、開発者もリソースを意識した研究が出来る。そういうものは面白い。


<凄さの本質>

人が快楽を感じる凄いと興奮できるものは、1/fの揺らぎのように、再現が難しい強弱があるものである。人なら、人臭さを好む。例えば、完璧に何でもこなすと思っていた人が、何かで失敗した時に意気投合するようなものだ。人は「人にとって明らかに有用で役立つ技術、進化が続けば豊かになる」というぐらいの予測できるものは、凄いと思う一方で、確かに凄いが、使いどころがないようなものは嫌う。

また、スポーツや音楽などで人類の成長成果を喜ぶ一方で、それが不正な手段や、共通の土台から外れた道具や器具などによって、達成されている場合に興ざめするといった特性もある。

ネット上の棋士は、イメージが人だったら凄いという話もあったため、凄さの本質からは、ちょっと外れてしまっている。しかも、役に立つのかもよく分からない。Google関連のディープラーニング手法は基本的に非公開であるため、Googleにとっては、進化でも社会にとってはよく分からないものなのだ。


<スペックがないシステムは面白くない>

ネット上では、昨年からAI関連の記事が増えたが、それに伴って実はアフィリエイト広告も増えた。その理由は、PVが稼げなくなりつつあるからだろう。一昨年はまだスマートフォンやWindows10などのネタに事欠かなかったが、昨年はAIやクラウド関連の方が主力になった。しかも、それらの大半はブラックボックス化され、スペックもどんな情報を収集して処理しているのかも分からない。

即ち、読んでも明確な違いが分からず、好きな人で無ければ???のマークが並ぶだけなのだ。
だから、謎棋士に漫画(アニメ)のような凄い棋士を想像した人が多かったのかもしれない。


世の中はこの先こういう製品のネタばかりになるのだろうか?だとしたら、ハイテク&ソフトウェア業界は面白みに欠ける。やはり技術というのは、同様の他の製品と仕様の違いが見えてこそ、面白いと思う。自動車でも、テレビでも、パソコンでも、ソフトウェアでもそうだ。

その昔は、画像編集ソフトやはがき作成ソフトなども、メーカー毎にこの機能が「ある」「ない」と比較されていたが、今ではスマートフォンでさえも、長々とこんな機能が付いている。あんなことが出来ると書かないと、説明が出来ないほど小さな仕様の差別化になった。

そして、Masterのような、隠れディープラーニングウェアの存在、昔は確かに珍しく仕様が公開されていなくても、人に勝ったり負けたり切磋琢磨している様が、面白かったが、徐々に危なげない強さを際立たせてくると、途端に面白くなくなる。むしろ、恐ろしくも感じる。これが、世の中で広がっていくとしたら、面白いことは、徐々に減っていくのかもしれない。










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