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zoom RSS デパート(百貨店)や総合スーパーで何を買う?

<<   作成日時 : 2017/01/27 11:55   >>

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東洋経済オンラインの記事である。今日は東洋dayになるかもしれない。
百貨店は「ユニクロ」「ニトリ」入居で甦るのかという記事だ。
http://toyokeizai.net/articles/-/155273?utm_source=Twitter&utm_medium=social&utm_campaign=auto


個人的に読んでいて思ったのは、百貨店と総合スーパーは今何が違うのかと言われて、何と明確に言えるのだろうかと考えてしまった。

価格が高いブランドを扱うのが百貨店である。昔は何でも揃うから百貨だったのだが、いつしかその座は総合スーパーになった。安い大衆商品を大量に扱うのが、総合スーパーで、百貨店はブランドを中心に扱うブルジョアからセレブのお店だった。そして、その総合スーパーも実は、ディスカウントストアや専門店に押されている。さらに、それらも・・・後述する。

その2つの店舗形態が今弱っている訳だが・・・実は米国では、ショッピングセンターも恐ろしく苦労しはじめているようだ。地方で唯一のショッピングセンターやスーパーセンター(ディスカウントストア)の閉店が相次ぎ、買い物難民とゴーストタウン一歩手前現象が急増しているというのだ。日本では、国土が狭いので、まだ北海道など一部を除いて、その兆候は少ないが・・・。

これは、インターネットの普及によって、既に百貨店や総合スーパーの役割そのものがスマートフォンやパソコンの中にあり、いつでも手に入る時代になったからである。人口が多い地域では、それでもまだお店に寄る人は多いが、少ない地域では、若い世代ほどネットで購入するわけで、店は儲からなくなる。

その流れがこれである。


個人的には、当該の記事を読んで、東京の人は楽観的で良いなと思ってしまったのは、ここだけの話だ。
そもそも、百貨店など私が住む町にはない。人口12万ぐらいでは、百貨店など維持できないということだ。ショッピングセンターはいくつかあるが、最近増えているのはディスカウントドラッグストアである。
東京の方面ではないだろうが、ドラッグストアモリ(ドラモリ)と、コスモス薬品はドミナント出店で増えている。

とにかく、薬局とは思えないぐらい安い商品もあるので、確かに出来るのは分かるが・・・。


何が言いたいかというと、今や多くの人は、高いブランドものを企業が左団扇で儲かるほど高く買おうとは思っていないということだ。もっと言えば、賃金がいくら増えても、将来が不安な中で、金など沢山使おうなど思わないというのもある。さらに、無謀に使うような若者が少子化で減っている。これにたいして、アプローチするのは、何でもある程度揃うディスカウントストアである。

総合スーパーほどの品揃えはないが、売れ筋の品揃えがあり、安く販売される。そこで多くの人は購入する。
そこで足りないものは、総合スーパーで買う。それでも、もっと良いものをと思った時にやっと、百貨店に行くのだ。これまでは・・・。

実際にそうならないのは、そこにインターネットがあり、安く良い品が手に入る環境が揃ったからだ。
百貨店などウィンドウショッピングには行っても、わざわざ足を向ける場所になることは少ない。せいぜい、北海道物産展とか、そういう催し物の時に興味が湧いたときに足を運ぶ程度だ。それを、ショッピングセンターと取り合っていると、近くのショッピングセンターの方に足が向くだろう。百貨店の未来はどんどん暗くなる。


東京などで書かれる記事を見て思うのは、いつか見た地方の景色を、東京は今からやるのかなという印象である。はっきり言って、その地の地場にあった最後の百貨店は、お客様のために、当該記事に書かれたようなことを、やってみたりした事業者も多い。しかし、惹き付けに失敗して廃業したところもある。また、大手の百貨店チェーンは、地方で似たような苦労をしている。それでも、上手くいかないなら撤退し、都市部を死守しようと奮闘しているわけだ。

それでも、一番客が来るのは、何かテナントを入れた時より、たいていは恒例で人気の催事が行われるときである。それ以外は、最初こそ人がやってくるが、徐々に減っていく。これは、既にSCと総合スーパーでも起きている問題でもある。
高価格帯の百貨店が、それに対して何か出来るとは言い難い。


<最善策は時代の変化にのって縮小しても得意分野を作ること>

では、百貨店は滅びるのかというと・・・今のままなら百貨店は滅びるだろう。
そもそも、百貨店は元々、他の専門商店だったケースが多い。呉服屋、卸問屋、家具屋、八百屋など何らかの商いをしていた店が、徐々に顧客の要望などを受けて、手を広げた結果、百貨と言われるほど商品を扱うようになったのだ。総合スーパーも同じことをしていて、インターネットでも同じような販売がある以上、既に百貨店を百貨店という形態で分けること自体が、百貨店事業者の首を自分たちで絞めていることになる。

一番良いのは先人が別の業態から変わってきたことを踏まえて、今度は逆に得意分野だけに事業を縮小することを選ぶのが一番妥当な手段である。例えば、名前は大丸百貨店でも良いが、扱うものは衣服だけに特化して、店も今の大店舗では無く、SCの一角にある衣服店でも良いのだ。とにかく特色があり人が買い物に来たい。この商品を買いたいと思うような店に変わっていくしかない。


今や固定観念が強く、百貨店は百貨店のまま生き残るべしみたいな流れがあるが、百貨店のまま生き残って潰れたら、その社員は路頭に迷う。役割が他に徐々に移っているなら、それに合わせて、そのノウハウが活用できる別の事業形態を模索するのが一番手っ取り早いことだ。

ちなみに、地方によっては70年だから80年代に百貨店からは撤退しているが、別の事業で何とか生き残る会社もあるにはあるようだ。

会社は潰れないように生き残っていれば、業態がどうであれ先につなげることが出来る。
もし、潰れてしまえば、もう先はない。さらに言えば、業態が違っても生き残っていれば、もし再びリアル百貨店時代が来た時に、そこに再参入するチャンスもあるかも知れない。


ネット社会という流れは、我々が予想している以上に、流通や商業の流れを大きく変えつつある。○○をすれば業績が戻るとか、投資をペイして人が集まる可能性が高いとか、そういうレベルの話ではない。既にそれは世界中で見られはじめている現象である。もっと言えば、日本には高齢化や少子化、年金問題など将来に対する不安もプラスされている訳で、人は百貨店で目に付いたものをわざわざその場で買おうとも思っていない。

だから、百貨店などはインバウンドを求めたはずなのだ。
それを、しっかり伝えないと、百貨店も総合スーパーも不必要なレベルで倒産や破綻が起きるかもしれない。これは、暗い話ではない。今なら、まだ別の道もいくらでも模索でき、その道で成功すれば、世界的にもこれは面白い流れとして、評価されるはずだ。


<はっきり言って、百貨店を語る人はお高く考えすぎ・・・>

まあ、この記事のような話で良いなら、私が思うに、人を集めるなら、総合スーパー、百貨店、ディスカウントストアを一つのショッピングセンターに出店されるのが、一番手っ取り早い集客になるだろうと思っている。売れて利益が出るかどうか別の話であるという前提だ。
そうすれば、とりあえずリアル店舗で買いたい全ての年齢層がここに来れば買えるとやってくるはずだ。食品売り場も3店舗隣同士、基本的にはワンフロアにするのが良いだろう。食品、衣服、雑貨も全てライバルと同じ階に置き、レジも共通にする。売れた商品をどの会社が買い付けかで、売り上げの分配をするとパーフェクトだが、出来ないなら隣同士に店舗を置くのが妥当だろう。

客は総合スーパーの品揃えと、百貨店の品揃え、ディスカウントストアの品揃えを見て、どう違うかを実感し、吟味して買うだろう。

二核で百貨店と総合スーパーが核のSCは世の中にいくつもあるが、各店舗が隣同士という店舗やフロア内が共通に繋がっている店舗はないだろう。もっと言えば、ディスカウントストアと百貨店、総合スーパーの3店が競合するなど、目指すモノが違うじゃ無いかと誰もが思う。


しかし、その違いどこにある?と消費者に聞いて安さ、品質ですと、消費者も店も答える。ディスカウントストアの商品を何故買うかというと、安くてその割に品質が良いからと普段使いになどと答えるのが一般的だ。それが示すのは、百貨店など無くてもそもそも庶民は困らないということを意味する。
百貨店と総合スーパーが消えて、ディスカウントストアだけになったとしても、もし高級品ブランドが売れると分かれば、ディスカウントストアもそこに手を出すだろう。

じゃあ、百貨店は業態と目指すものが違うから、上にいて差別化しますで良いのかということだ。


消費者から、どう思われているか、まずそこを知ることが大事だ。
そして、何より百貨は昔はいろいろな種類のものが扱われている。何でもあるだった。
今は、高いものがあると思われている。本当の意味で、百貨を扱うならそれこそ、総合スーパー、ディスカウントストアと同じフロアに入って、それを学び、お得品から、大衆品、高級品まで揃う、我が社こそ百貨だと胸を張るぐらいで無ければいけない。要は、百貨といっているのに、消費者から見て、入って何かを買いたいと思うほどの品が、ないから、こうなるのではないかと、私は思っている。



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