なんとなく綴ってみた

アクセスカウンタ

zoom RSS モンテ・パスキ公的救済不可避に、増資の実現困難=関係筋

<<   作成日時 : 2016/12/22 11:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

来年(2017年)日経225種平均は2万円超えをしてさらに上がる予想も多く出回っているが、今年はデタラメな予想だらけに終わった。昨年(2015年)の夏から下げが始まり、年初は暴落が続き、その後急騰と暴落を繰り返し、イギリスのEU離脱問題で、下がる下がる詐欺が発生し、さらにはトランプ大統領勝利で下がる下がる詐欺が、翌日から暴騰へと変わった。

年を通して見れば、大事な局面で専門家の予想は大はずれとなった。まあ、既に日本ではリアルタイムで投資する投資家の半分近くが海外からの投資であるため、下落も上昇も海外任せなのだろうが・・・酷い有様である。


そんな中で、今度はBanca Monte dei Paschi di Siena S.p.A.(モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ/通称モンテパスキ)の経営危機が以前から伝えられていたが、本当に不味い状態に近づいているようだ。厳密には、公的資金注入によって救済されるため、市場が動揺するかどうかは分からないが・・・。公的資金で再建できるかも現状では分からない。下手をすれば、相当程度の債務の処理(税金によって穴埋めし、無かったことにする措置)でもしないと難しいだろう。イタリアは政府そのものの財政状況も良いとは言えないため、再び欧州経済にとって苦しい時期がやってくる可能性はある。
http://jp.reuters.com/article/it-ban-public-money-idJPKBN14A25R


ちなみに、このモンテパスキは世界で最も古い銀行になる。当時はイタリアではなく、 シエナ共和国(その後トスカーナに統治される)だった。しかも、ぶっちぎりで長い歴史があるのだ。創業は1472年であり、2位のJoh. Berenberg, Gossler & Co. KG(ドイツ、ベレンベルク銀行)が1590年であるため、歴史は2位より100年以上長いのだ。しかし、544年のその歴史が途切れるとしたら、金融はいろいろな意味で、大きな転換点を迎えつつあると言えそうだ。既に、過去のデータで計るものでもなくなりつつあるのだろう。


しかし、何百年と持つ組織がこうなっていくというのは、後継者不足でも無い限りは、あまりない。たいていは、一定の長さを越えると、信頼と実績、地域への貢献などがあり、むしろ盤石になるからだ。

銀行の場合は、この30年ほどで世界はグローバルに傾き、欧州はECからEUへと経済圏を広げ、規制緩和を進めた。これに加えて、オンライン取引も増え、世界が電子情報で繋がる時代となったことで、その地域の地盤というのが逆に、脆さに繋がったのだろう。国が弱ってしまうと、国の中にある金融組織はなかなか厳しい。

これは、日本にも言えることだが・・・。


公的資金注入なら、少なくとも業績成果が出るまで数ヶ月から数年の猶予が与えられる。しかし、公的資金注入は税金でもあり、その後の貸し渋り、貸し剥がしも横行しやすい。地域経済は悪くなることもあるのだ。欧州はマイナス金利化で銀行がとなると・・・利回りの良いビジネスがないことを示しており、再建は難しい。

スペインでも金融機関の不良債権問題は過去にあった。アイルランドもそうだ。いずれも危機は脱したというが、イタリアがこの状況だと、今後も数年おきに何らかの債務問題がEU諸国では続きそうだ。







テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
モンテ・パスキ公的救済不可避に、増資の実現困難=関係筋 なんとなく綴ってみた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる