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zoom RSS 中国の次世代ステルス機「J-20」、初の一般公開飛行

<<   作成日時 : 2016/11/02 13:05   >>

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殲20(Chengdu J-20)がついに、国際航空宇宙博覧会(軍事商談向けイベント)に登場したようだ。
http://jp.reuters.com/article/airshow-china-j-idJPKBN12X04C

ユーロファイターなどが採用するカナード翼を採用しており、現代の日本では採用されていないデザインなのが特徴的である。格好が良いかどうかは、人それぞれの感性に依存する。

ステルス技術は過去に墜落した米軍のLockheed F-117 Nighthawkを解析したものが流用されているとか、アビオニクスにはF-35の開発情報が漏洩し流用されたという話も米国では過去に何度も出ている疑惑の航空機でもある。
そして脅威の航空機でもある。エンジン性能次第で、Lockheed Martin F-22 Raptorと同等のステルス機になるという話もあるからだ。米国ではもしこれが実戦配備され、中国と緊張が高まり、戦闘になることがあれば、J-20は決して侮れないとみている。

過小評価は危険な軍用機であるが、日本では、未だ中国の兵器は大したことがないと、思っている人も多い。軍人の練度は知らないが、軍が主導する開発部門(航空宇宙工学)は、日本人が思っている以上に侮れないというのは、現実問題として危惧しなければならない領域に達しているわけだ。手に入れる方法が悪い方法でも、その技術を食らって良いものを作っているとすれば、残念ながら最先端技術を取りいれているといえる。高速鉄道技術のように・・・。

ちなみに、第5世代戦闘攻撃機(マルチロール機)として実戦配備されるのは、2018年頃となっている。まだ、一部に機密情報があり、継続飛行距離などのデータで今存在する情報は、正確な情報ではないようだ。また、現在の機体は、運用試験、生産精度試験を兼ねた少量初期生産(Low rate initial production/LRIP)で製造されたものであり、最終仕様は変わる可能性がある。

中国は、今やいけいけ押せ押せである。宇宙開発も中国の人民解放軍配下にあるため、2024年以降の国際宇宙ステーション運用終了なども考えると、中国は今がチャンスである。まあ、10年後に少子高齢化が恐ろしく進んでいるであろう、中国が今のペースを維持できるかは分からないが・・・今のうちにそれを支えるための準備をしているとみれば、わかりやすい。


<日本を取り巻く環境は・・・きわめて難しく、
                 軍事を強化しないといけない状況>


日本は平和国家なので軍事費を極端に増やすのは難しいが、周辺情勢から見た日本の防衛は現状では厳しくなっていると言えるだろう。中国がいつまでこの勢いで軍事費を増やし続けるかによっては、日本も相応の予算が必要になるというきな臭い状況を求められるが・・・増額できるほど回せる金はなく、若い人も減っているという心許ない状況にある。

それに、中国人民解放軍は、日本の領海への侵入などもしているわけだ。日本が何もしていない状況でも、それをやるということは、それは脅威以外の何物でもないのだが、それでも我慢して動かないというのは、ある意味では平和国家だからこそであり、それがあるから戦闘にはならないとも言える。
しかし、だからといって万が一の攻撃を受けたときの準備をしないのは、相手のリーダーがもし変わって、強権的になったときに、国を侵略されるリスクに繋がる。このジレンマが今日本には渦巻いている。


もしJ-20のLRIPの後に、派生機などで強化エンジンなどを利用したRaptor並の機動力を誇る実戦機を投入させたら、F-35Aでは太刀打ちできない恐れもある。安定と平和を願うなら、軍事費を拡大する理由は経済効果などを求める場合を除けばないに等しいのだが・・・こういう未来のリスクがあるなら、軍事増強や法律、憲法改正を求める人が出てくる訳だ。実際には、仮想敵国という関係性が今後も変わらないなら・・・法を改正する前に、中国と同等レベルの兵器を配備しておく方が大事なのだが・・・。そっちは、遅れ気味である。



今では、経済融和などもあり、中国とともに経済協力や軍事協力をという国もある。米国と日本のようにある程度、お互いが信用できる関係になれれば、それもありだが・・・今後も中国とはそういう関係にはならないだろう。流石に中国が日本のイメージに対する教育を変えてくれない限り、変わらない上に、表向きの姿と、裏の姿が一致して見えない現状は、少なくとも日米の今の関係を考える限り、日本も米国も、中国を経済的なメリットを除いて、関係性を構築するのは難しいだろう。

だから、一方が軍事力を強め続ければ、こちらも強めなければならないのである。


J-20の記事を見ていると、いやな流れを想像してしまう。これが、米(Lockheed、Boeing)や欧州(BAeなど)の航空機なら、全く違うイメージになるのだろうが、これが未だいわゆる仮想敵国であるということなのだろう。ちなみに、私自身の中では、ロシア(Tupolev、Sukhoi Companyなど)は、以前ほど意識しなくなっている。
最近は、米ロ関係が中東情勢などを理由に悪化しているが、それでも対話と緊張程度で終わりそうだからだ。北方領土の問題はあるが、彼らはもう領土や領海を強く侵すつもりはないだろう。たまに、挑戦はしてくるだろうが・・・。本気になる理由は今はないからだ。

中国は、未だに領土領海の拡大に対する固執が強いだけに、暴発はあり得る。その違いはとても大きい。これは北朝鮮のミサイル発射にも言える。攻撃をされる可能性があるものは、やはり仮想敵国として見ざる終えない。

いつか、J-20を他の航空機のように格好が良いとか、悪いとかそういう目線だけで見られる日が来れば良いが・・・そういう優しい世の中が夢ではなく、現実になり、博物館にしか戦闘機がない世の中というのが、来るならそれに越したことはないのだろう。



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