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zoom RSS 冬用タイヤのシーズンに・・・高齢者の踏み間違い事故と、統計と、自動車を思う・・・

<<   作成日時 : 2016/11/15 12:09   >>

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既に北海道や東北の日本海側および山間部では雪も降っているようだが、いわゆるエルニーニョ開けの今冬は、西日本でも雪が降りやすくなると予想されているので、真冬時期に、零下になる地域で、乗用車に良く乗る人は、そろそろタイヤ交換をおすすめする。まあ、早すぎるとタイヤにも良くないが、遅くなると交換する人も増えるので、ちょっと早めにという方がよいだろう。

冬用タイヤを使ったことがない運転者は、交換後に必ず運転特性を数キロ〜十数キロ程度しっかり走って確認して欲しい。特に、スタットレスは柔らかく、乾燥道と氷上での転がり性能が低いので、ノーマルのような運転をすると、タイヤを早く痛めたり、事故に繋がることもあるので気をつけて欲しい。

尚、凍結路面ではノーマルタイヤは100%滑る。そこでブレーキでも掛けようものなら・・・スリップ事故に繋がるだろう。冬場に頻繁に運転し、路面付近の温度が零下になるような場所を零下の時に運転する人は、スタットレスを装着することをおすすめする。


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さて、広告はさておき、このところ高齢者の運転操作ミスによる事故報道が、たくさん流れているが・・・これはどうなのかなと思う。2000年代の初頭だっただろうか?当時は、高齢者限定の事故としては報道されず。
ブレーキとアクセルを踏み間違える事故が多発したことがあったのを覚えている。そのときには、高齢者に限らず踏み間違いは起きることが、シミュレーターなどを利用して、ドキュメント報告の番組で流された記憶がある。しかし、今回は、高齢者による即死クラスの死亡事故が続いたことで、一気にピックアップされたようだ。

尚、先に言っておくが、この記事は高齢運転者を擁護するものではない。端的に言えば、高齢者に限らず運転能力や安全の考え方に問題があれば、免許は取り上げられても仕方が無いという話であり、そこに高齢者も若者もないという話である。



まず、交通死亡事故で年間何人が死亡しているかご存じだろうか?
調べれば分かるが、内閣府が公表している交通安全白書(平成28年版、下URL)によれば平成27年度は4117人である。尚、交通死亡事故に該当する事故は、事故後24時間以内に死亡した場合のみであるため、事故が死因となる死亡は、それより遙かに多い。

ということは、少なくとも1日に10人は交通事故で死亡している計算になる。事故そのものは53万件あるため、1年が
525,600分であることを考えると約1分に1件以上の事故が起きている計算である。全国ニュースになるのは、その中でも特徴的な事故のみであり、大半は死亡事故でも全国ニュースにはならないかなっても、小さく終わる。
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h28kou_haku/zenbun/genkyo/feature/feature_01.html

まあ、言ってみればある程度印象操作はあるのだ。何せ、最近は全国ニュースそのものの件数が少ないのだから・・・。


では、踏み間違い事故というのはどれだけあるか?ご存じだろうか?高齢者は現役の何倍事故率が高いか知っているかという話だ。


・・・実は、踏み間違いというだけの統計は、ここにはないようだ。話題になったので、来年辺りは出てくるかも知れないが、運転操作ミス(運転操作不適)という項目はある。それは、若者の場合(原付含む16〜24歳)は11.2%となり、高齢者(65歳以上)が19.5%である。全体の平均は11.8%である。(以下図出典は、内閣府交通安全白書平成28年版より

画像


これを見ると、全体平均の1.6倍だが、高齢者もこの平均には含まれていることを考えると、若者の1.6倍以上というぐらいしか分からない。まあ、1.5倍よりは多いということだ。

即ち、高齢者は運転操作の間違いによる事故が他を圧倒している可能性が高いことを意味する。
ちなみに、若者は無謀運転が多いいわゆる速度超過による事故がきわめて多くなる。一時停止違反や安全義務違反は年齢が上がるほどに疎かになる傾向は知られているが、その傾向もこの図表から確認できるだろう。


まあ、年齢層によって事故をしやすいパターンは違うと言うことだ。若者は、スリルや疾走感を求める傾向がある。一方で、資格取得から時間があまり経っておらず、ルールは守ろうとする傾向がある。だから、速度違反や脇見が多い一方で、操作は若さ故に間違えにくい。
年齢を重ねると、速度こそ落ちてくるが・・・徐々に運転に自己流が生まれ、ルールを無視することも増える。いつも走っている同じ道だと、いつもの通りに走るためそこで、ここは人は出てこないなどと思っていた・・・自己流の運転が事故を引き起こすのだろう。

高齢になると流石に、自分の運転センスが下がり始めていることに気がつき、運転速度はさらに落ちるが、技能が下がる。それに加えて、反応速度や視認速度が視野が低下するため、一時停止が見えなかったり、間違った運転操作をしやすくなるという訳だろう。

これは、年に1度は出ているので読むが、結構参考になる情報だったりする。
こういう傾向で見ると、実は高齢者に限らず操作間違いによる事故はあることが、見えてくる。ただ、高齢者は多くなるという訳だ。


これを、10年以上前にメディアは一度報道したことがあるはずなのだが・・・今回は完全に高齢者だけに寄っているのが印象的だなと思う。尚、これに対する対処法は、何があるだろうというのは、昔から言われているが、実は根本的な解決策は自動車そのものの仕組みを変えないと難しいとその昔は言っていた。結局、ブレーキ操作やアクセル操作は、どうやっても認知能力が低下すれば間違えることがある。もし、アクセルを踏み間違えることが多いなら、その逆もあるわけで・・・本当はアクセルを踏もうと思ったのにブレーキを踏んで追突される事故もあるかもしれない。踏むなら、手で操作するという方向にすると、今度は手元操作の間違えも出てくるだろう。結局、人がやる以上は、何らかのミスが存在し続けるわけで、それをどれだけの人が、分かった上で安全な運転を意識するか・・・そして、もし起こした時に、視野狭窄にならずに、別の対処で対応するかの機転が重要なのである。



ちなみに、若者でも高齢者でもそうだが、レーダーブレーキ、自動ブレーキといった機能があれば、踏み間違えても大丈夫という発想をする人がいて、だから80歳でも90歳でも運転できると思っている人がいるが、病院駐車場出口から暴走したケースのように、障害物が5m〜10m以上ないような場所で、アクセルとブレーキを踏み間違えれば、衝突防止機能は機能しないだろう。ブレーキと思って強く踏み込んでいたらなおのことで、ハイブリッドカーなどは、初速にモーターを使うだけに加速が良く・・・大変なことになる。

高齢者の中に自動運転が出れば、○○があればという発想があるとすれば、それも間違いだ。少なくとも、自動車を運転するという技能は、間違いをしたときに、自分の力でその間違いを回避できるだけの判断能力があるということを前提としなければならない。具体的には、オートマでもギヤを強制的にパーキングに入れて、壊れようが止める。パーキングブレーキを入れて、速度を落とすなど、ブレーキがもしも効かないとしても、出来る対策を取ることが出来てこそ、運転者なのである。

若い人であれば、ある程度出来る可能性はあるが、高齢者になるとそれが難しくなる。そして、そこに自動車メーカーが自動ブレーキとかを売り込んでくるから、余計に免許返納が遅れるようになる。認知症でも運転出来るぐらいに思えるかも知れない。そういう、機械に頼る発想が、若者でも年寄りでもあるなら、免許は返納した方がよい。

それらは、万が一のためにあって便利でも、あれば安全というものではない。あった方がミスが生じたときに、助かる可能性が高いというだけだ。

頼り切ったら、それで運転技能は下がるのだから・・・。あくまで、それは運転補助であり、運転を代行するもの(すべての安全を確認して対応してくれるもの)ではないのだから。


海外の免許制度は国によって違うため、なかなかコスト面で難しい話だが、日本だけで考えるなら、免許証を車の鍵にして、運転中にセーフティ用の自動ブレーキが使われた回数を、保存しそれを免許の更新または自動車の点検(車検等)時に確認させ、それが機能した件数が多いなら、指導やテストを受けてもらうといった仕組みがあるのが好ましいように思う。そもそも、運転者の操作不備をリカバリーする自動ブレーキは事故を防ぐ最後の砦である。それがあれば、運転できるという程度の人が運転されては、歩行者や他の運転者は迷惑でしかないと思うが・・・。


本来なら、ここまで踏み込んで考えた方が技術革新という点でも、良いだろうと私は思っている。技術で事故を減らすことが出来るなら、技術で事故を起こしかねない人を、あぶり出して指導するというのも技術である。


統計などを見ると、高齢運転者の事故だけを語っても、運転操作ミスによる事故は無くならないだろう。確かに、高齢者の運転操作ミスは今の段階では多いことが証明されており、それを改善するには運転講習のあり方と返納基準のあり方は今考える喫緊の問題だが、それとともに、運転者全体の意識向上を目指すことも求められる。











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